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<title>日本の殺人裁判</title>
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<description>日本で発生した殺人事件の情報、裁判傍聴記など by高橋ユキ</description>
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<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-b01d.html">
<title>殺人未遂：山田綾子　自分の人生を大切にする事が…</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-b01d.html</link>
<description>昨日からものすごく傍聴しております！！！！ 盛りだくさんすぎて、時間がかかるとお...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昨日からものすごく傍聴しております！！！！&lt;br /&gt;
盛りだくさんすぎて、時間がかかるとおもいますが、ぼちぼち書かせて頂きます〜&lt;br /&gt;
しかし今日の野崎の判決にはビックリでしたね・・・&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00168467.html&quot;&gt;http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00168467.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
---&lt;br /&gt;
【被告人名】山田綾子&lt;br /&gt;
【日時】2009/12/15　1130～&lt;br /&gt;
【場所】東京地裁&lt;br /&gt;
【罪名】殺人未遂&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/sm-64ca.html&quot;&gt;http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/sm-64ca.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
こちらの事件の判決です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この日被告人は赤いフリースに緑色のジャージとクリスマスを意識したかのような服装で登場しました。&lt;br /&gt;
　主文は懲役４年、未決勾留日数２００日算入、包丁１丁押収、訴訟費用は負担させない、です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「夫である被害者が他の女と親密にしていたことで怒りと絶望から刺し殺そうとした事件。被告人は被害者を殺さずにはいられないという気持ちで、被害者から凶器を取り上げられる事態も予想し、３つの凶器を準備した。相当強固な殺意があった。&lt;br /&gt;
　死亡の危険が高い悪質な犯行態様。ジムを経営していた夫は、犯行により重傷を負い、手術を余儀なくされ、６日間の入院を強いられた。また身体能力は選手の指導をできる程回復できず、ジムは廃業に追い込まれた。夫の経済的、身体的打撃は大きく、また精神的にも苦痛を受けた。夫は今も憤懣を吐露している」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　犯行の経緯は以下です。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「被告人は平成１９年８月、夫と入籍したが、その後も大阪に住み別居状態であった。夫と暮らしたいと、平成２０年１２月２日、大阪の住居を引き払い都内の実家に住みながら新しい部屋を探したり、引越し準備をしたりなどして、もうすぐ夫婦として一緒に暮らせると期待していた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし夫は結婚を考えていたわけではなく、被告人のことを性欲の解消のための女友達としか考えておらず、戯れで婚姻届を出した。軽い気持ちで応じたに過ぎない。&lt;br /&gt;
　にもかかわらず、東京に戻ってきた被告人から同居を求められたりすると、その気もないのにそのような素振りを見せ、被告人が期待を膨らませるような言動を取った。&lt;br /&gt;
　事件の当日、浮気を認めたことで、これからの生活をとても楽しみにしていた被告人は裏切られたとショックを受け絶望した。他の女に取られたくないという気持ちで夫を殺そうと考えたのである。&lt;br /&gt;
　夫は被告人と人生を一緒に送っていく気がないにも関わらず、気を持たせるような態度を取った事は不誠実であり、夫にも相当の落ち度がある」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、夫の言動についても結構述べられていました。&lt;br /&gt;
　で、この辺で、遅れて、そのまさに被害者が傍聴席にやってきたので、傍聴人はチラリチラリと彼の方を見ていました・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　有利な情状としては&lt;br /&gt;
「未遂に終わっている。重い後遺症がない。夫にも相当の落ち度が認められる。損害賠償として３０万円支払っている。出所後は父の経営する飲食店で働く事に決めており、更正の意欲がある」&lt;br /&gt;
　ほか、父が監督を誓っていること、前科もないことなどから主文の刑に決めたとの事でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人は証言台の前でずっと立って言い渡しを聞いていたので、傍聴席から顔は見せませんでしたが、時折メガネをはずし、目元をゴシゴシとこすっていました。泣いていたのかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後に秋葉裁判長は被告人に語りかけていました。&lt;br /&gt;
「自分の命、人生…自分をもっと大切に。そういうものを持って、これから、生きてもらいたいな。&lt;br /&gt;
　少し、そのことを、忘れてしまった、場当たり的に生きているんじゃないかな。&lt;br /&gt;
　自分の人生を大切にする事が、人の人生も大切にするという考え方を持つ土台だと思います。&lt;br /&gt;
　これからそう言う気持ちをもう少し持って、生きてもらいたい」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　秋葉裁判長…！！！！やさしい！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これ、長嶺さんの「裁判官の人情お言葉集」とかに載っちゃうんじゃないの！？　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　関係ない自分まで、もう少し自分を大事にしようと思わされました。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>その他関東の殺人</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-12-16T19:34:09+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-f87f.html">
<title>１月１２日「被告人 前へ後ろへ！傍聴島の血闘〜傍聴人大新年会〜」</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-f87f.html</link>
<description>ずいぶん前から日にちを押さえたり色々やっておりましたが、昨日やっと詳細決定しまし...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ずいぶん前から日にちを押さえたり色々やっておりましたが、昨日やっと詳細決定しました&lt;br /&gt;
傍聴人大忘年会の興奮冷めやらぬまま、来年１月１２日に今井さんとイベントをやります〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下詳細です&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;---&lt;br /&gt;
「被告人 前へ後ろへ！傍聴島の血闘〜傍聴人大新年会〜」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;元・霞っ子クラブで、現在も殺人事件を中心に裁判を追い続ける「さすらいの傍聴人」高橋ユキと、裁判傍聴歴25年を誇る「裁判中毒者」今井亮一による、久々の「裁判傍聴ナイト」が実現!!&lt;br /&gt;
ゲストには、「狭山事件」の真実に迫ったドキュメント本「狭山事件—46年目の現場と証言」の著者、伊吹隼人氏をお迎えし、単行本にも書けなかったエピソード等に迫ります!!&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;【出演】高橋ユキ(さすらいの傍聴人)、今井亮一(法廷のストレンジャー)&lt;br /&gt;
【Guest】伊吹隼人(「狭山事件—46年目の現場と証言」著者)、他&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;１月１２日（火）&lt;br /&gt;
OPEN18:30/START19:30&lt;br /&gt;
前売￥1500/当日￥1800(共に飲食代別)&lt;br /&gt;
※前売券はローソンチケットにて12/18(金)発売【Lコード：33435】&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;《会場・お問い合わせ》Naked Loft&lt;br /&gt;
新宿区百人町1-5-1百人町ビル1階 03-3205-1556&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.loft-prj.co.jp/naked/&quot;&gt;http://www.loft-prj.co.jp/naked/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi?year=2010&amp;month=1&quot;&gt;http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi?year=2010&amp;month=1&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
---&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ゲストは個人的に今年のベストノンフィクション本だった「狭山事件—46年目の現場と証言」著者、伊吹さん！&lt;br /&gt;
ちなみに伊吹さんも傍聴歴30年余の方なので、昔の裁判話などお聞きしたいと思っております&lt;br /&gt;
わたしのほうは、例によって最近行ってきた事件現場の話などもやるかと思います&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://ko-tu-ihan.cocolog-nifty.com/&quot;&gt;今井さん&lt;/a&gt;の肩書きが「法廷のストレンジャー」なのが注目です&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
お客さんが誰も来ないのでは…と毎日心配していますが、よろしくお願いします〜&lt;img class=&quot;emoticon happy01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/happy01.gif&quot; alt=&quot;happy01&quot; /&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>お知らせ</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-12-14T10:53:10+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-ac6d.html">
<title>強盗殺人等：志村裕史　元日大生による強盗殺人事件・控訴審第一回公判</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-ac6d.html</link>
<description>【被告人名】志村裕史 【日時】2009/12/10　1010～ 【場所】東京高裁...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;【被告人名】志村裕史&lt;br /&gt;
【日時】2009/12/10　1010～&lt;br /&gt;
【場所】東京高裁&lt;br /&gt;
【罪名】窃盗未遂、強盗殺人&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;07年に隣家の住民２名を刺殺した、元日大生の裁判です。&lt;br /&gt;
一審は死刑が求刑されながらも無期懲役！&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://shadow9.seesaa.net/article/123541449.html&quot;&gt;http://shadow9.seesaa.net/article/123541449.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こちらの裁判、一審をほとんど傍聴し、霞っ子のブログに詳細を書いておりましたが、今はもうありません。&lt;br /&gt;
　かわりに、と言ってはなんですが（宣伝ですが）拙書「あなたが猟奇殺人犯を裁く日」にわりかしダイジェストな感じで収録されております。&lt;br /&gt;
&lt;iframe src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&amp;bc1=000000&amp;IS2=1&amp;bg1=FFFFFF&amp;fc1=000000&amp;lc1=0000FF&amp;t=kasumikkoclub-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;m=amazon&amp;f=ifr&amp;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&amp;asins=4594059651&quot; style=&quot;width:120px;height:240px;&quot; scrolling=&quot;no&quot; marginwidth=&quot;0&quot; marginheight=&quot;0&quot; frameborder=&quot;0&quot;&gt;&lt;/iframe&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　このときのシマダ検事、本当に輝いていました！若いくせに一筋縄ではいかないこの被告人とのガチンコ勝負、思い出してもドキドキします。&lt;br /&gt;
　あ〜最近ぜんぜん心奪われるやり取りをする検察官がいないよ〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　どんなに傍聴したい裁判でも、10時台のものは見逃してしまう、という根っからの夜型人間、または社会不適応者の自分ですが、この日は目覚ましにくわえ傍聴仲間からのモーニングコールを依頼していたため、無事に起きる事ができました。&lt;br /&gt;
　フゥ〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　気合いを入れて傍聴券交付所へ！（この裁判は傍聴券アリでした）&lt;br /&gt;
　しかし、ものすごい定員割れであっさり傍聴券をゲットできました。&lt;br /&gt;
　電気代を気にするアッパーな傍聴人もおらず、ホントに早起きは三文の得ですね・・・（この後、まさに早起きは三文の得と言った出来事が起こりますが、後述します・・・ってか怖くて書けないかもしれません！）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一審のときは、長過ぎる＆ウェッティすぎる前髪と、その間からのぞく目が非常に不気味だと評判だった被告人ですが・・・&lt;br /&gt;
　この日も相変わらず前髪は長過ぎ（かつてのチェッカーズかと思いました！）、かつウェッティ、と、初心を忘れぬ出で立ちでした。服も一審のときに着ていた黒いジャケットに黒いズボン、中は白いシャツです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　検察官控訴かと思っていたのですが、双方が控訴を申し立てていたようです。&lt;br /&gt;
　検察官の控訴趣意はもちろん量刑不当です。対する弁護人は色々言いたい事があるようで、量刑不当にくわえ事実誤認、また事件当時責任能力がなかった、反省しているなどアレコレ述べておられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　犯行当時は責任能力がなかったけど今は反省してる…って都合がいいなと思うのは自分だけでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また今回、弁護側は時代の新しい流れを利用してきました。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://sad-taikenki.net/2009/05/ssri.html&quot;&gt;http://sad-taikenki.net/2009/05/ssri.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
　SSRI系、SSNI系の抗うつ薬で攻撃性が増す症状が起こる事がある、という厚労省の注意改訂のニュースなどを持ち出し、被告人は犯行以前、医者からこれ系の薬を出してもらっていたから攻撃性が増していたと言うノリの主張をしてきました。&lt;br /&gt;
　でも上記リンクをみたところ、この症状が出るのはごく一部の患者に過ぎないようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　事実取り調べ請求は検察側から「被告人が、偽装工作で捜査をかく乱していたことを示す資料」が出たのですが残念ながら弁護側の不同意により却下されていました。&lt;br /&gt;
　これ採用してほしかったよ〜&lt;br /&gt;
　ご遺族の現在の被害感情を示すための調書などは採用され、要旨の告知が行われます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　弁護側は、一審で2回もやった精神鑑定を性懲りもなくまたやれと請求してきました（やりすぎだよ！）。&lt;br /&gt;
　あとは上記SSRIなどの抗うつ薬についての資料などです。これは立証趣旨を限定され採用になっていました。で、問題の精神鑑定、また被告人質問は留保になっています。裁判長が「抗うつ薬の専門家に意見を聞きたい」的なことを言っていたので、抗うつ薬の影響を真面目に考えるっぽいです。&lt;br /&gt;
　こちら、検察側が専門家に意見書作成を頼んでおり（ぬかりないです！）、出来上がった頃、また公判が開かれる事になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そしてご遺族の調書です。こちらのご遺族、海外に居住していたなど、状況だけでクレバーなニオイが漂ってきますが、調書もすごくロジカルでした。しかし読み上げが早くメモが追いつかなかったため、以下は抜粋みたいな感じです。あのロジカルぶりを再現できないのが残念です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;○被害者・新一郎さんの妻&lt;br /&gt;
「一審は傍聴しておらず、判決だけ傍聴しました。正直、判決は予想外ではありませんでした。犯人がまだ若く、精神的に病んでいたことがあったと聞いていたからです。しかし判決では2つの点で疑問を感じました。&lt;br /&gt;
　1つは、私と息子が犯人の父親からの8000万円を受け取ったことが、犯人を許しているかのように述べられていたこと、そしてもう1つは、犯人が反省していると判断されていた事です。&lt;br /&gt;
　まず8000万円を受け取ったのは、一家の働き手を殺され、生活に困っていたことと、葬式のためにカナダと日本を何度も往復していたためです。人が殺されている家なのですぐに売る事もできませんでした。また私達がお願いしていた弁護士さんにも『遺族がお金を受け取るのは当然のこと』と言われました。&lt;br /&gt;
　反省については、判決で犯人の態度を見ていて、心から反省しているように見えないと感じました。まるで人ごとのようでした。&lt;br /&gt;
　判決で初めて、犯人が『殺すつもりはなかった』と言っていたことを知りました。夜中に人の家に忍び込んで2人を殺そうとした人間が、『殺すつもりがなかった』というのは……（メモとれず）&lt;br /&gt;
　犯人の態度を見て、死刑がふさわしいと思うようになりました。反省していない志村が出所したら、再び同じ事をやるのではないかと思います」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;○新一郎さんの息子さん（なぜか英語の文面だったそうです）&lt;br /&gt;
「判決から時間が経った今もショックです。事件が起きてから、眠りが浅くなりました。&lt;br /&gt;
　判決の日、家族と結果を聞いて動揺しました。あの殺人者が将来、道ばたをうろついていると思うと母が心配です。&lt;br /&gt;
　あんなに簡単な刑で済むのは理解に苦しみます。&lt;br /&gt;
　他人の家に忍び込み、何も関係のない寝ている老婆を殺し、長男も殺し、こんなに軽い刑で済むとは思えません。&lt;br /&gt;
　犯人は反省していないと思います。この裁判で最も悲劇的なのはその部分です。&lt;br /&gt;
　人は誤った事をしたら、反省し、許しを請い、変わらないといけない。&lt;br /&gt;
　金で解決もできないし、私の許しをあなたの父親の金では買えません」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;↑本当にその通りだとおもいます&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;○被害者富恵さんの長女&lt;br /&gt;
「判決を聞いてショックでした。死刑にしてほしい気持ちは叶いませんでした。&lt;br /&gt;
　判決では、犯人が悪いことをしたと長い事述べていたのに、なぜか途中から調子が変わって、反省しているとか挙げていました。犯人から私達に謝罪の手紙を送っている事が反省しているかのように言われていました。しかし、謝罪の手紙は弁護士さんのところに届いたと連絡がありましたが、私も、他の親戚も誰も読んでいません。&lt;br /&gt;
　受け入れていない手紙が、なぜ、罪を軽くする事になるのでしょうか。&lt;br /&gt;
　裁判で犯人が述べた最後の言葉も、裁判長から促されて言ったものでした。&lt;br /&gt;
　また、判決で言い渡しの後、裁判長が犯人に『被害者の冥福を祈るように』と言うと『ハァ？』と、他人事のように返事をしていました。&lt;br /&gt;
　犯人は事件を受け止めてもいないし、反省もしていないのです。&lt;br /&gt;
　裁判長は判決で、犯人が若く、前科がないことを挙げていました。でも、金目当てに2人も殺して、それで許されるなんて許せません。&lt;br /&gt;
　8000万円については、裁判の最初の頃から、賠償金の申し出がありました。親戚はみんな『金で解決しようとする態度だ』と怒っていました。&lt;br /&gt;
　示談を拒否している遺族もいます。その遺族の気持ちを考慮してくれているのか不安です。&lt;br /&gt;
　犯人が、子供達が行きているうちに刑務所から出てくると思うと不安です」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;○新一郎さんの弟さん&lt;br /&gt;
「なぜ判決が無期懲役なのか分かりません。裁判長は犯人が反省している事を挙げていましたが、全然反省していないと思います。&lt;br /&gt;
　裁判では、弔いの気持ちがあるのかと聞かれたとき『死後の世界を信じてないので、2人を弔う気持ちはない』と犯人は述べていました。人をバカにしています。&lt;br /&gt;
　お前のお袋や弟が刺し殺されたときも、弔う事はできないと言ってやりたいです。&lt;br /&gt;
　犯人からの謝罪の手紙は読んでいません。裁判長は判決で、犯人が反省の言葉を述べていたと挙げていましたが、犯人から率先して反省を述べた事はありませんでした。&lt;br /&gt;
　8000万円の件ですが、犯人は事件の前に、犯人の母親の通帳から30万円を勝手に引き出して使おうとしていた事件を起こしています。このとき、家庭内で何らかの対処をしていたら、この犯罪は防げたのではないかと思います。&lt;br /&gt;
　（と、このように犯人の家族もこの事件に関わっているのだというニュアンスの言葉が述べられたあと）なので、犯人の父親が犯人に代わり、賠償金を支払うのは当然だと思っています。&lt;br /&gt;
　しかし、判決で、お金を払った事が減刑の理由として挙げられるのであれば、お金さえ払えば許されてしまうとも思えます。&lt;br /&gt;
　お金を受け取ったのは3家族のうち、1家族だけです。2家族の意向を無視しています。&lt;br /&gt;
　つぎに判決では犯人が若いと、年齢について挙げていましたが、若いのであれば許されるという気がしてしまいます。&lt;br /&gt;
　どうか裁判官がたには、1謝罪の手紙を書いた、2反省を述べた、3初犯である、4犯行当時21歳と若い、5倍賞金を払っている、これらの理由で減刑をすることがないようお願いいたします（ちょっとこの辺あやふやです）。&lt;br /&gt;
　強盗殺人で免罪符を与えられるのはよほどの場合だと思います。&lt;br /&gt;
　遊ぶ金欲しさに隣人を殺害し、何も知らず寝ていた老女も手にかける。初犯とは思えないほどです。&lt;br /&gt;
　遺族の苦しみは延々と続いています」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この事件を一審から傍聴してきた自分の意見としては、、、、（本にも書いてましたが）&lt;br /&gt;
　ご遺族もおっしゃっているように、「２人のために冥福は祈らない」だの「バレなければ犯罪じゃないと思ってた」とか最後の最後に言っていたような被告人ですし、さらに逮捕当時は「取り調べ担当刑事に暴力を振るわれた」などウソと思われる記述を被疑者ノートにしていたり、母親から説得されるまで否認を通していたり（初犯かつ若年とは思えない狡猾ぶり）、鑑定後の被告人質問では「侵入する妄想をした」など精神状態に問題があるかのような白々しい発言を繰り返し、犯行後はヘタな芝居で記者になりすまし捜査状況を把握しようとしたり、挙げ句、殺して奪った金はパチンコに消え・・・&lt;br /&gt;
と、もうホントにどれをとっても、この人ダメだろう、という感じの被告人だったと思っています。&lt;br /&gt;
　なので、死刑じゃなかったときは心底驚きました。&lt;br /&gt;
　で、ご遺族と同じように「あ〜金さえ出せばいいんだ、なるほどな〜」と感じたものです。しかも自分の金じゃなくて親の金でも減刑されるんだ〜みたいな・・・。なんか司法にガッカリっつ〜か、そんな感じでした。でもお金は、被告人のお父さんと家族が苦労をして作った金なのであって、被告人は被害者のために何をしたかというと、手紙を書いただけです。&lt;br /&gt;
　わたしも被告人から反省は感じ取れませんでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういえば、ちなみに、私がこっそり傍聴し続けている仙台の刑事裁判（控訴審）ですが、ご遺族から民事訴訟を起こされ、なんと驚きの2億7000万円の支払いが言い渡されています。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090127/crm0901271904028-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090127/crm0901271904028-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
↑でもこの事件は被害者の男性がちょっと・・・という、イワクつきの事件なのですが。。。&lt;br /&gt;
（次号のマーダーウォッチャーに掲載される予定です）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なので、今回のように、刑事の裁判が進行中のときにお金を受け取るよりも、全て終わってから民事訴訟を起こした方が、被害者やご遺族に取っては有利なのかもしれないと感じました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;----&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;で、冒頭に書いた「早起きは三文の得」の話ですが・・・あまりにも恐ろしいので１月のイベントでお話しします！（と、引っ張る）&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>強盗殺人</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-12-10T20:13:14+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-403d.html">
<title>傍聴人大忘年会に行ってきました〜</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-403d.html</link>
<description>ちゃ〜 きのうは今井さん主宰「傍聴マニア大忘年会」に行って参りました！ どうも2...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ちゃ〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;きのうは今井さん主宰「&lt;a href=&quot;http://ko-tu-ihan.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4186.html&quot;&gt;傍聴マニア大忘年会&lt;/a&gt;」に行って参りました！&lt;br /&gt;
どうも20人以上集まったようでした&lt;br /&gt;
自分は殺人の法廷や簡裁の法廷と、行動範囲が決まっているので、そのせいかお見かけしたことのない方々もおられました（向こうもたぶん私の事を見た事ないんだろうとおもいます）&lt;br /&gt;
あと、ずっと気になっていた傍聴人の素性が分かったりも…&lt;br /&gt;
そういうのも含めて、すごい新鮮でありました&lt;br /&gt;
自己紹介タイムで、傍聴のきっかけや、よく見る裁判などそれぞれ発表しましたが、それも人それぞれでホントに新鮮でした&lt;br /&gt;
民事ばかり見る人もいれば、経済犯を追う方もいて、個性がありました&lt;br /&gt;
あの人やこの人とまたお話ししたいな〜と狙っていましたが、いつの間にか皆様とはぐれてしまい、いつもの友人たちと二次会へ・・・&lt;br /&gt;
レバーが苦手なわたしもレバーを食べれるおいしい焼き鳥やさんでした！&lt;br /&gt;
ちょっと酔っぱらって、二次会ではアレコレ話しすぎてしまったのではないかと心配しております&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;またああいう会あったらいいな〜とおもいます&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;と、そういえば年明けに今井さんとイベントをやるので、それが新年会がわりになればいいなぁ〜ふふふ&lt;br /&gt;
（こちらはまた追ってお知らせいたします）&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>その他</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-12-08T13:01:32+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/sm-64ca.html">
<title>殺人未遂：山田綾子　悲しいSM嬢</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/sm-64ca.html</link>
<description>【被告人名】山田綾子 【日時】2009/12/01　1500～ 【場所】東京地裁...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;【被告人名】山田綾子&lt;br /&gt;
【日時】2009/12/01　1500～&lt;br /&gt;
【場所】東京地裁&lt;br /&gt;
【罪名】殺人未遂&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　日本初の裁判員裁判控訴審を途中で切り上げ、こちらの裁判を見るため法廷の前へ行くと、まだ40分くらい前なのに5〜6人並んでいました。&lt;br /&gt;
　そういえば、アッパーな傍聴人はさっきの法廷で、終始キョロキョロしていてハラハラしましたが、気づくと思いっきり居眠りしておられましたｗ&lt;br /&gt;
　アッパーだから疲れるのかなぁ〜（勝手な想像）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こちらの法廷は開廷前になるとなんだか人気ラーメン店みたいに行列がすごくなっていて、そうこうしているとさっきのアッパーな傍聴人もやってきました。&lt;br /&gt;
　もうチップスター持っていませんでしたが捨てたのでしょうか…&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この事件は発生当時とか結構報道されてました。&lt;br /&gt;
「マヨネーズ、消火器、果物ナイフ…　浮気疑い夫刺す」&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081216/tky0812162221020-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/081216/tky0812162221020-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「夫を包丁で刺した山田綾子容疑者、なんとSM女王様の蝶子だった！ブログ予告まで！」&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1122979/1144839/48511469&quot;&gt;http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1122979/1144839/48511469&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人はSM嬢、夫は格闘技ジム経営と、そそられる要素満点だったからだと思います。が、そんなそそられる事件内容とは裏腹に被告人はものすごく地味な女性でした。しかも顔がブラマヨ吉田もビックリなでこぼこ顔で気の毒です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人質問は既に終わっていますが、この日は、前回きゅうに持ち上がった夫の意見陳述が行われる事になりました。&lt;br /&gt;
　アッパーな傍聴人の隣に座っていたｗ夫が立ち上がり、証言台の前へ向かいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　ジム名の入ったジャケットを着て、格闘家っぽい金髪です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まず結婚の経緯についてですが（最初よく聞き取れなかったのでフワッとした話で恐縮ですが）どうもオカマの友達など交えた場で話していてその場のノリで結婚しちゃうか？みたいな感じで話が決まっちゃったとのことでした。しかも10年来くらいの知り合いだけども、途中連絡を取ってなかった時期もあり、自分としては友人だということを強調していました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「当日彼女が部屋に来ると、右手にナイフを持っており土足で部屋へ上がり込んでくるので、私はいわゆる小手返しの要領でナイフを取り上げ、ベランダへ投げ込みました。しかし振り向くと、今度は彼女は大きな包丁を持って立っていました」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　小手返しとかの用語に被害者の格闘家っぷりを感じます！&lt;br /&gt;
　ちなみに被告人は用意周到で、果物ナイフの他、包丁、そしてアイスピックも購入して事件にのぞんでおります。&lt;br /&gt;
　やる気満々でおそろしいです！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「わたしは恐怖を感じ、部屋にかかっていたハンガーを服ごと取り、彼女の前にかざして身を守りました。このままでは刺されてしまうから、どうしたらいいか考え、椅子の上のケータイを手に取り、110番通報しました。到着まで時間が長く感じました。&lt;br /&gt;
　警察が到着しましたが、彼女から包丁を取り上げなければ、取り押さえもしませんでした。そして彼女がついに襲ってきて、私はとても怖かったです。必死に身を守りましたが、右手の中指横が切れました。&lt;br /&gt;
　その後すぐ彼女は包丁を左右に振り回し水平に切りつけてきました。ハンガーにかけていた服は破れましたが、自分からは手を出しませんでした。彼女は10数回切りつけてきました。&lt;br /&gt;
　証拠に出ているような現行犯人手続にあるようなもみ合いにはなっていません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今度は彼女は私を突き刺してきて包丁が腹部に刺さりました。とても熱かったです。ベランダに寄りかかり倒れました。この時やっと警察が彼女を逮捕しました。&lt;br /&gt;
　私は救急救命士の資格を活かして圧迫止血しながら、死ぬかもと思っていました。&lt;br /&gt;
　しかし警察は『凶器はどこだ』とか『傷口を見せろ』などと言ってきて、なかなか救急車を呼んでくれないので困りました。&lt;br /&gt;
　救命士の勉強をしていてよかったです。その後も警察は現場の写真を撮ったりしていたのですが、私は意識が薄れてきたので、ようやく救急車を呼んでもらえました」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんとケーサツは被害者が刺されるのをジーッと見ていたそうです。&lt;br /&gt;
　そして刺されてからやっと逮捕、それだけでなく、血が出ている被害者を前にして、なかなか救急車を呼ばないとは…。被害者死んじゃうよ！&lt;br /&gt;
　ホント被害者が救急救命士の資格もってて幸いでしたが、こういうとっさのときに資格を活かせるんですね…。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　事件に巻き込まれそうになった時、ケーサツを呼んでも無駄な可能性があるということを知りました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「私はけが人と言うより証拠の１つとして扱われてきました。病院に到着後、検査室へ通され、CT、レントゲンなど撮りましたが、その後は記憶がありません。&lt;br /&gt;
　その後私は奇跡的な回復でICUから一般病棟へ移りました。&lt;br /&gt;
　ジムを開けられない焦り、情けなさがこみ上げてきました。被告人も試合前のアスリートの調節が以下に大事か分かってると思います。しかし彼女から謝罪はありませんでした。&lt;br /&gt;
　入院中、FNSからの取材依頼の電話がかかってきて『外で話を聞きたい』と手術２日後の私に言われました。信じられないと思いました。結局彼らは病室まで来て取材をしていきました」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　FNSの対応も信じられませんが、被害者もこういうときは取材に応じない方がいいのでは…と思ってしまいます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　結局、ジムは退会者が増え閉鎖。被害者もアスリートとして以前のようなパフォーマンスが出なくなった。鬱や薬のせいにしている被告人は責任逃れをしているようで腹が立つ、などなど苦労話を交えた被告人への思いを述べておられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人はうつむいてじっとしていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この日は論告でして、求刑は懲役7年。&lt;br /&gt;
　争点は責任能力だったそうです。弁護側は「被告人は犯行当時鬱病だった」として抗うつ剤の副作用が犯行に影響したのではないかと主張していたそうですが、鑑定の結果、被告人は鬱病ではなく抗うつ剤の副作用もない、と一蹴していました。&lt;br /&gt;
　そして、浮気した夫に強い怒り、嫉妬心、絶望を抱いたとして「理解ができる動機がある」としていました。（浮気の事実は夫も認めているようです）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「夫にも落ち度があるが、刺し殺されるほどの落ち度はない」&lt;br /&gt;
　と検察官は言っていましたが、刺し殺されるに値する落ち度ってどんだけのもんだよ…と思ってしまいます。そんなもの、あるのでしょうか・・・？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　弁論では夫の言動が被告人を期待させるものであったと述べていました。&lt;br /&gt;
「夫は綾子さんの歓迎会をしたり、披露宴をやろうと言ってきたり、新居の間取りを綾子さんが見せると『いいかも』などと期待するような言動をとっていました。しかし歓迎会直後に、浮気相手と会う事にしていることが発覚し、謝る事もなく、別れてほしいとの申し出にも『ムリ』と一言述べるだけでした。鑑定人も『本当にある意味気の毒』と述べています」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　↑そんなこと鑑定人も言ってたんですね〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「被告人は被害者にお詫びの気持ちとして全財産の30万を支払っています。これは被害者との新しい生活のためにキャッシングしたお金、いわば被告人の借金なのです」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　厳しい事を言うようですが、被害者を入院させてしまったからにはやはり支払うのは当然ではないかと私は思います…。&lt;br /&gt;
　しかし、被告人はずいぶん真面目すぎて、被害者はそれとは全く逆な性格だったのではと感じました。被告人はいろいろ空気読めなかったのかもしれないなぁと妄想したりしています。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>その他関東の殺人</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-12-07T14:36:13+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-e483.html">
<title>殺人：藤井勝吉　日本初裁判員裁判の控訴審</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-e483.html</link>
<description>【被告人名】藤井勝吉 【日時】2009/12/01　1330～ 【場所】東京高裁...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;【被告人名】藤井勝吉&lt;br /&gt;
【日時】2009/12/01　1330～&lt;br /&gt;
【場所】東京高裁&lt;br /&gt;
【罪名】殺人&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ご存知、日本初の裁判員裁判の被告人であります。&lt;br /&gt;
一審は懲役15年（求刑・懲役16年）。&lt;br /&gt;
逮捕当時の報道は以下です。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090502/crm0905020034001-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090502/crm0905020034001-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
「ペットボトル倒され激怒、女性刺し殺害　容疑の７１歳男逮捕」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一審のときは、そんなわけで、傍聴人やマスコミがつめかけ、1ミリも傍聴できませんでしたが、いわゆる隣人トラブル殺人です。&lt;br /&gt;
　毎日ワイドショーのゴミ屋敷、ネコ屋敷をはじめとする隣人トラブルネタを録画しまくっている私としては、ホント一審見たかったです。&lt;br /&gt;
　この日は雪辱を果たすため、傍聴券交付所に並びました。アッサリ定員割れです。わ〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんとこの傍聴券交付所に、新顔の傍聴人がいました・・・・&lt;br /&gt;
　コッペパンとチップスターを片手に、裁判所の柱を素手で叩きながら寄声を発しており、なかなかアッパーでありました。職員さんにしきりに「電気代かかった！？電気代かかった！？」と聞きまくっていました。。。。。。。。。。。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　怖すぎです！！！！！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　そんなデンジャラスゾーン・交付所から法廷へ。&lt;br /&gt;
　被告人はおじいさんで、小豆色のカーディガンを着ていました。&lt;br /&gt;
　弁護人は控訴趣意書を要約して述べていましたが、それもさらに省略すると、量刑不当、そして訴訟手続の法令違反ということでの控訴のようです。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　「勝手に敷地内にスクーターを乗り入れペットボトルを倒したりと、長年被害者の不条理な行動に悩まされてきた。事件の時、被告人が生活保護を受給している事を持ち出しバカにした」などとわりかし被害者のこと、色々いってました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　色々手続ありましたが、被告人質問が採用され（なんか量刑不当で控訴した被告人の、情状以外での被告人質問をちゃんとするなんて珍しいです。やはり裁判員裁判で注目されている事件だからでしょうか）、ジー様被告人は証言台の前へ座りました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あなた事件の前に競馬に行って負けたって言ってたけど、いくらぐらい？」&lt;br /&gt;
「１万くらいです」&lt;br /&gt;
「あなた、平日はよく競馬に行くんですよね。勝ち負けはどう？黒字ですか？」&lt;br /&gt;
「なんとか、そういうことっすかね。過去は250万とか、300万とかありますけどね。暮れには50万勝って、いろんなモン、買い替えたり、ブルーレイとかね、買い替えたりして」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんか競馬で生活してるかのような口ぶりですがホントでしょうか・・・！？250万とかウソくせぇ〜。。。&lt;br /&gt;
　しかしそれより、生活保護もらって競馬って・・・ｗって笑い事じゃないですね&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「その日は、家出たらペットボトルが倒されてたんで、ペットボトル直しといてくれと言いました。そうしたら、〝自分で倒しといて人のせいにするんじゃないよ！〟と。声大きいですねあの人は。いつでも、ガンガンすごいですから。私の出入りするところへ、バイク、出入りできないように置くわけです。ですからその事についても、なぜ、こんなところにバイク置くのか、と・・・・」&lt;br /&gt;
「（さえぎって）ですから事件の日の事について聞いてるんです」&lt;br /&gt;
「その日は、なぜここに置くんだと言ったわけです。ここは私道で、被害者は土地の金も払ってない。なのに〝そんなことは関係ねえ！土地買ってるんだ！〟と言われました」&lt;br /&gt;
「その他になにか？」&lt;br /&gt;
「國から金もらってナマイキ言ってんじゃないよ！と言われました。カーッときましたね。親の代から生活保護うけてないから」&lt;br /&gt;
「そういう、被害者からの一言はあなたにとってどうでしたか？」&lt;br /&gt;
「一生のうちで一番、恥なこと言われました」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういうわけで被告人は家に戻って刃物を持ち出し、それで脅すも被害者はひるまず、事件に・・・ということのようです。でもどうして刃物まで持ち出すことになったのか、ということは語られませんでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「刃物見せて『分からないのか。いつも威張ってて、なんで分からないのか』というと『何だやるのか。やるならやってみろ、オラ』と言われてアゴをもたれました。それで結局、しょうがなくなっちゃった」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　話によれば被害者もけっこうアツい方だったようですが、被告人はまだまだ怒りが収まってないような印象をうけました。被害者からされたことを話す時、テンション上がっちゃって止まらなくなってる場面がけっこうあったので・・・。長年の確執を感じます。しかし逆に反省具合が足りないようにも見えてしまいます。&lt;br /&gt;
　今回の事については「亡くなってしまった・・・取り返しつかない事をしてしまって申し訳ない」とありがちな謝罪を述べておられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　で一審で出なかった話としては、この日の公判で着ている服は、別れた妻が差し入れてくれたものであり、実は別れた後も交流があったということです。情状証人として出てもらう事もできましたが&lt;br /&gt;
「一審で元妻の話はしないでくれと弁護士さんに言いました。理由としては、彼女に新しい男がいて、その人に知れる事が負担になる。&lt;br /&gt;
　ましてや、日本で最初の裁判員裁判で、毎日テレビでやってる。報道されると困るから、って、情状証人として呼ぶの諦めました」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんという裁判員制度の弊害でしょうか・・・・・呼べば少しは刑が軽くなったかもしれません。っていうか一審判決はわたしも重いと思います。&lt;br /&gt;
　と、行方が気になりましたが、このあと、もっと見たい裁判があり、席を立ちました・・・。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ジーさん</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-12-03T20:25:26+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-be3c.html">
<title>殺人等：小川和弘　試写室キャッツなんば放火事件論告弁論最終陳述</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-be3c.html</link>
<description>短く、と書いた舌の根も乾かないうちから、けっこう長文です。スンマセン！ 【被告人...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;短く、と書いた舌の根も乾かないうちから、けっこう長文です。スンマセン！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;【被告人名】小川和弘&lt;br /&gt;
【日時】2009/10/15　1000～&lt;br /&gt;
【場所】大阪地裁&lt;br /&gt;
【罪名】現住建造物等放火、殺人、殺人未遂&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ご存知昨年発生した大事件、大阪なんばの個室ビデオ店放火の裁判です。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081002/crm0810021409017-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081002/crm0810021409017-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;初公判で「放火はしておりません」と宣言した小川ですが&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090914/trl0909141205003-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090914/trl0909141205003-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
どんなもんだったんでしょう。&lt;br /&gt;
論告で全部分かるかなと淡い期待を込めて傍聴です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まずご遺族の意見陳述が行われました。&lt;br /&gt;
「今でも息子から電話がかかってくるような気がする…」&lt;br /&gt;
「あの日から時計は止まったまま…」&lt;br /&gt;
「言い逃れしようとしても真実からは逃れられない」&lt;br /&gt;
　と、ややお決まりの陳述もあれば&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「死にたければ１人で死んでくれればよかったのに…許せない。どうしてこんな人間がのさばって…」&lt;br /&gt;
「こんなバカなやつのために兄が死んだ…」&lt;br /&gt;
　あけっぴろげにこき下ろし。大阪はアツいです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「向かって右の裁判官が長男と似ていて思い出してしまう…」&lt;br /&gt;
　と、左陪席がモジモジしてしまうような陳述もありましたが、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「息子があのような店に行ったのは、次の日早朝勤務だったから、私達を起こしてはいけないと気を使ったのでしょう」&lt;br /&gt;
「離婚して私が育てられなかったのが原因で、息子はあのような店に…」&lt;br /&gt;
　と、個室ビデオ店にいたことを恥じるような陳述も多かったです。が、個人的には欲望に従って合法的に性欲解消しようとしてるのだから全然恥ずかしい事でもないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　陳述が終わり、いよいよ論告です。&lt;br /&gt;
　なんと11時から14時くらいまですっごい長く続いてしまったんですが、これも色々報道されてるので概要だけ。。。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　争点は４つ。&lt;br /&gt;
・被告人が放火をしたのか&lt;br /&gt;
・故意に火をつけたのか＆殺意はあったのか&lt;br /&gt;
・捜査段階の自白の任意性、信用性&lt;br /&gt;
・責任能力&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　否認事件ってかんじです！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まず最初の争点について、火元が明らかになれば誰が放火をしたのか分かる、という流れに基づいて、火元は被告人のいた18号室だったと証明していました。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　度重なる実験から得られた結論、科捜研の人たち（火の燃え方のエキスパート）の証言などからどうも明らかっぽいです。&lt;br /&gt;
　また、最も焼けている9号室が火元ではないのかという検証も行っていますが、これによると9号室はドアが開いていたから火が入り込んだのだろうとの結論でした。&lt;br /&gt;
　火元は18号室、しかも下の方は燃えていないことから、ある程度の高さのところだったのだろうと結論付けておりました。&lt;br /&gt;
　ある客と、店員の証言も18号室が火元だという説を補強しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・客の証言（けっこう怖いです）&lt;br /&gt;
「ジュースを買おうと部屋を出たところ18号室からトランクスとタンクトップ姿の男が出てきた。『テレビが…』とブツブツ言っていた。そのうち焦げ臭くなり、男の出てきた部屋が赤くチカチカ光っているので見てみると18号室の中にあったキャリーバッグの上から30センチくらいの火が出ていた。&lt;br /&gt;
　消そうとして店員に『水ちょうだい』と言ったが店員は飲み水と勘違いしているようなので『燃えてるから』と言った。男はカウンターにいて何か喋っていた。そのうち電気が消えたので危ないと思い、壁つたいに外へ出た」&lt;br /&gt;
　この証言を弁護側は、リンリンハウスの放火事件を引き合いに出し「9号室の人間とこの客が何らかの関わりを持っている。ライバル店の嫌がらせ」と主張していたそうですが、荒唐無稽だと一蹴されていました。&lt;br /&gt;
　この客、実は当初、この店にいなかったことにしてくれと友人達と口裏を合わせてウソをついていたことが明らかになっています。理由は「こんなとこにいたのが知れることが恥ずかしい」からだったそうで、意見陳述のときのように、個室ビデオ店にいた事の後ろめたさがこんなところにまで影響しております。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・店員の証言&lt;br /&gt;
「受付で仕事をしていると被告人がスーツにキャリーバッグを持って入ってきた。店でキャリーバッグは預かれないので被告人は18号室へひいていった。3時頃、被告人が部屋から出てきた。鼻水やよだれを流していてブツブツ言っていた。質問に答えていると後ろから『兄ちゃん、水ないん』と客に言われた。『ちゃうねん、火ぃ出てんねん』と言われ、見に行ったところ、18号室のドアが全開になっておりそこから炎があがっていた。中を見るとキャリーバッグが縦におかれ、上から80センチくらいの炎があがっていた。『うわ、何やこれ』と言って消化器を取りにいく時、別のバイトが客に『急いで出て下さい』と呼びかけていたが、このときボーンと音がして電気が消えた。&lt;br /&gt;
　命からがら出てきて消火活動をしたが、中からは客が壁をドンドンと叩く音が聞こえてきた」←恐ろしすぎです&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これらのことから被告人は18号室から出てきた事が明らか、また被告人の顔がすすけていたことなどから、出火直後に一定時間ケムリを浴びて、部屋から出てきたことが分かるとのことでした。&lt;br /&gt;
　ちなみに上記客によれば「被告人以外、外ですれ違っていない」とのことであり、上記店員に「アイツが犯人やから、おさえとかんとアカンで」とアドバイスもしているようです。&lt;br /&gt;
　また、店から出てきた上記店員が外にいる被告人を捕まえたときのやり取りは以下のようなものだったらしく、このことからも、被告人が出火直前まで18号室にいてその後出てきた（出火当時18号室にいた）ことが明らかだとのことでした。&lt;br /&gt;
店員「何してんねん」&lt;br /&gt;
被告人「すいません」&lt;br /&gt;
店員「お前何したか分かっろんか」&lt;br /&gt;
被告人「すいません。補償します。弁護士もつけます」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　臨場した警察も補強するような証言をしています。&lt;br /&gt;
「犯人があっちにいて店員が捕まえていると情報をうけ、男のところに向かった。すすけた男で最初は被災者かもと思い『大丈夫ですか』と尋ねたら『すいません』と答えた。お腹をめくり、刃物で刺すようなそぶりをして『自殺したかったんですわ』と言っていた」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　またタバコの消し忘れによる失火の線でも検証したり実験を18回繰り返したそうですが、火は起こらなかったそうで、この可能性は考えられないと述べていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人は来店時に店に客がいる事も知っており、火が出れば消火が困難だということも知っていた。また他の客の救命行為を一切しておらず、火災を知らせる事もしていない。１人で外へ出てふらふら歩き、店から離れようとしたり、すいませんと謝ったりしている。他人の死を容認していたからこその行動である。犯行当時被告人は他人を巻き込もうが関係なく自殺する心境にあった（生活保護の毎日、犯行前知人に『死にたいと思う事がある』と吐露、警察への『自殺したかったんですわ』発言など）。などなどからまとめとして、&lt;br /&gt;
・火元は18号室、キャリーバッグの上から。タバコの火ではなく放火によるもので犯人は被告人&lt;br /&gt;
・被告人は放火の危険性と他人を巻き込む事を認識していた&lt;br /&gt;
・自殺の心境にあった&lt;br /&gt;
・発生後救助をせずに逃げた&lt;br /&gt;
と結論付けておりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　2つ目の争点までが以上で、3つめの争点です。この辺はいつも言った言わないの退屈なやり取りなのですが、今回はなかなか面白かったので、かいつまんで記載します。&lt;br /&gt;
・自白の任意性に関して、取り調べ警察官の証言によれば「何があったんや」との問いに「すいません、バッグに火をつけた」と述べた&lt;br /&gt;
「被告人はシャツ１枚にトランクス姿でした。黙秘権の告知をしたあと、『何があったんや』と聞くと、しばらく黙ったままでした。&lt;br /&gt;
『火事になったのは知ってるな』と聞くと、知っていると言うので『どこが火事になったんや』と聞くと『僕の部屋です』と言いました。&lt;br /&gt;
『火事の原因、知ってるんと違うか』と聞くと『すいません』と謝ってきました。&lt;br /&gt;
　店の中にいて死んでしまった人の気持ちについて尋ねたら『死ぬんですから、どうなろうといいんです』と述べていました」&lt;br /&gt;
　とこんな感じで生々しく臨場感があることを強調していました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・揺れ動きつつも自白している（山口検事の証言）&lt;br /&gt;
「会った初日、ぼそぼそと『私が火をつけました』といい、シャツをめくって腹の傷をみせました」&lt;br /&gt;
　と、最初はこんな感じですが途中「お父ちゃん、お母ちゃんとこに行きたい。オレと一緒に行く人ごめんなと思った」など述べたと思えば「死刑になるかもしれない、宅間守と同じレベルなんかと怖くなった」と述べたり、かと思えば別人のようになって「失火だったら罰金50万やないか！」と机をドンドン叩きながら怒鳴ってきた、と被告人の揺れ動く様を逐一証言してました。調書には死刑に対する恐怖、葛藤が詳細に記録されているそうです（調書聞きたかったです）。&lt;br /&gt;
　取り調べのDVDも証拠採用されてます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　誰かから「失火と言えば罰金ですんだ」と言われたんだろうな〜と思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その他、弁護人のアドバイスを受ける機会は十分にあった、などとして、こちらの争点も、任意性と信用性十分だと主張していました。&lt;br /&gt;
　最後の争点、責任能力ですが、精神障害は見当たらない、動機は了解可能だとしてこちらも責任能力はありだと主張しておりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最後の情状はこんなかんじです。&lt;br /&gt;
「自殺するため携行品に放火し16人を死亡させた。自殺できれば他人を巻き込む事も構わないという姿勢。被告人の怠惰な生活に起因する生活状況。犯行は身勝手で自己中心的。&lt;br /&gt;
　多数の死者が出たのは必然の結果。&lt;br /&gt;
　本件は犯人が特定され、起訴された中では戦後最大の被害。&lt;br /&gt;
　事実を否認し、遺族にさらなる悲しみを与えた。遺族の処罰感情は峻烈」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人は漁師の１人息子として生まれますが、父がギャンブルにのめり込み両親は離婚。その後母と暮らします。高校卒業後、飲料会社に就職しますが不満を持ち数ヶ月で退職。&lt;br /&gt;
　その後松下電器に入社、ビデオ事業部製造ラインに配属され、25で結婚。平成2年に自宅購入。一男一女をもうけるも離婚。長男の親権を獲得しますがこの時期人生を悲観して腹を刺して自殺を図っています。&lt;br /&gt;
　その後は被告人の母と３人で暮らしていましたが（ここまでに被告人は早期退職してます）平成16年に母が死亡。多額の保険金を得ますがギャンブルにつぎ込み２年で使い切ります。自宅も売りマンション暮らしとなった被告人、息子との生活を維持させるべく、タクシーの運転手をしますが長続きせずマンションも売り、息子も家を出て賃貸マンション暮らしとなっていました。&lt;br /&gt;
　かつて有名大企業に勤めていた被告人、その後平成20年4月から、不本意ながら生活保護を得る生活になりました。今と昔のギャップに行き詰まり、そんな時期、知人に連れられ例の店へやってきたそうです。&lt;br /&gt;
「多額の資金を使い、キャバクラで羽振りがよかった自分が行くようなところではない」←すごい高飛車発言です&lt;br /&gt;
　と狭い室内で横になっているとき、ふいに惨めさと情けなさが押しよせ、生きていてもいいことはない…と犯行。という流れのようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　金のため同僚と養子縁組までしたり、保険金で派手な生活を送り、5万、10万レベルの小遣いを息子にやり一緒にキャバクラなど行っていたそうです。かと思えば、長男の専門学校の入学金が納付できず、高校卒業前に「金なくなった」と進学を断念させてもいます。&lt;br /&gt;
　あればあるだけお金を使い、努力をせず享楽的、他人の命に想いを馳せない、など散々な言われようでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　結果は極めて重大、にもかかわらず「アイツが（店へ連れて行った知人）店へ連れて行かなければこんなことになってない」と知人のせいにしようとしたり、たびたび保身ともとれる発言を繰り返している。&lt;br /&gt;
　さらにはたびたび面会に訪れる長男と、面会室で競馬話に花を咲かせ、馬券の購入まで依頼していた。&lt;br /&gt;
　とても人間の心を持ち合わせているとは思えない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　として死刑が求刑されていました。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.sankei-kansai.com/2009/10/16/20091016-015766.php&quot;&gt;http://www.sankei-kansai.com/2009/10/16/20091016-015766.php&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　弁論はざっくり割愛します。（論告の主張と逆のことを言っていたとおもってください）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人最後の一言です。途中泣いたりしてました。&lt;br /&gt;
　（そういえば被告人は勾留されているのになぜか色黒、ボウズ頭の普通の中年でした。逮捕当時の写真より普通のオッサンくさいかんじです）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「えー、今日で終わるんですけど、色々、被災者、亡くなった方、私も弱い人間ですんで……（ボソボソ言ってましたが分かりませんでした）。&lt;br /&gt;
　私、ホントに火ぃつけてません。放火してません。&lt;br /&gt;
　ホントにやってないものは答えられない…。&lt;br /&gt;
　自分として、ホントに火をつけてないんです。18号室からホントに火出たかも分からんけど、僕はホントに火ぃつけてません。&lt;br /&gt;
　私はホントに、小1から母に育てられ、ホントに、母1人、子1人で生活して、ある人のコネで松下電器入って……（何言ってるか分かりませんでした）&lt;br /&gt;
　母には親不孝を・・・・・私は、ホントにやってるんであれば、認めて、死刑にでもなんでもなります！信じて下さい！&lt;br /&gt;
　本当に火をつけておりません。&lt;br /&gt;
　僕が難波店さえ行ってなければ、こんなこと、分からへんけど、日頃の行い悪くて（←墓穴を掘ってるような気がしますが…？？？）、&lt;br /&gt;
16人の方にはホントに、火ぃつけてませんけど、同じ人間として聞いてて辛かったです。それだけは、何言ってんねんと思われて当然ですけど、ホントにつけてない。&lt;br /&gt;
　自分だけ助かろうとも思ってません。&lt;br /&gt;
　普段母から、『死ぬなら一発で死ね』と言われてました。迷惑かけるな、電車に飛び込むな、と。言い逃れしてるわけでもない。ホントに火をつけてません」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とあんまりよく分からない意見陳述をして傍聴席に深々とおじぎをしていました。かっこわるかったです。ていうか拘留中に馬券の購入を依頼する被告人、どうしようもないなと呆れてしまいました。&lt;br /&gt;
　判決は12月です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　放火は刺殺とかよりも軽い気持ちで犯行に及ぶ事ができるのだろうなとは思いますが、この人は出来心にしちゃ結果が大きすぎて、またその結果を受け入れられる程、器の大きい男でもなかったんだな、というのが印象で、見ていて無様でした。大量殺人者としてのオーラもなく、かといって人間も小さい、この事件に巻き込まれてしまった被害者は心底気の毒です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　長くなっちゃいました。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>放火殺人</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-11-18T00:00:50+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-8237.html">
<title>殺人：塩原健　たまには普通の痴話げんか殺人</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-8237.html</link>
<description>【被告人名】塩原健 【日時】2009/10/01　1330～ 【場所】東京地裁 ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;【被告人名】塩原健&lt;br /&gt;
【日時】2009/10/01　1330～&lt;br /&gt;
【場所】東京地裁&lt;br /&gt;
【罪名】殺人&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;傍聴仲間から教えられた裁判です。ちょうど被告人質問でした。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090325/crm0903251901027-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090325/crm0903251901027-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ニュースを見た限りでは「ケンカをしてカッとなって」とよくある話っぽいですが、ケンカの原因が、なるほど傍聴仲間の言う通り、けっこうな話でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「昔の男とボクを、比較されて色々言われました。前のダンナと結婚してるとき、たくさん不倫してたとか、次男を妊娠してるときに、不倫をしてクラミジアをうつされたとか、次男の父は本当は誰だか分からないとか、いわゆる４Pをやったことがあるとか……」&lt;br /&gt;
　フォークシンガーみたいなロン毛に、めくれあがった唇、お世辞にもイケメンとは言えない被告人が被害者のことについてこう述べておりました。&lt;br /&gt;
　性に奔放な女性だったようです。&lt;br /&gt;
　実際、被害者と被告人の出会いも出会い系サイトです。（出会った当時被害者はまだ結婚していました）&lt;br /&gt;
「初めて会った日も、元ダンナと鉢合わせして、彼女の部屋の押し入れに隠れて会話を聞いてました……」ってドラマみたいな話です。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　母親の強引なすすめで幼いときから宗教に入らされていた被告人、他人には厳格さを求めるらしく、冒頭のような被害者の振る舞いについて、問いただしたところ「自分ではそういうのフツーだと思ってる」と返され混乱してしまったことが事件につながったようです。&lt;br /&gt;
「そういうのを普通と言える神経が……あと、彼女の言ってることが普通で、僕が普通じゃないのか、なんか、ぐちゃぐちゃになった……」&lt;br /&gt;
　↑この「何が普通か」発言、けっこうしてました&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなわけで、普段から根性焼きとか殴るとかの暴力を彼女にたいしてふるっていた被告人、この日も玄関に逃げた彼女を追いかけ、脅すつもりで包丁を手に取りましたが、結局脅しではなくなり、背中を２度刺してしまったとのことでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「次男の命を粗末にする行為……一番頭にきました。あとは自分と彼女の普通ってこと、このギャップ…普通と思ってあげられない自分が悪いんだろうなと。&lt;br /&gt;
　自分は宗教に巻き込まれて虐待を受けながら暮らしてきたのに、彼女は自由奔放に過ごしてて、だから、怒りの感情ってのは命を粗末にした事、あとは嫉妬だったかもしれないっスね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなかんじで懲役１３年が求刑されておりました。判決は……もう終わったのかどうかも分からない、そんな程度の入れこみ具合の裁判でありました。。。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみにこの日はたしか隣に座っていた某有名傍聴人と、席を巡って無言のケンカをした日でもあります…&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>その他関東の殺人</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-11-17T22:11:38+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-60bf.html">
<title>記事の書き方</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-60bf.html</link>
<description>ここ数年、ブログをアップするのにやたらと時間がかかるようになりました 自分なりに...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ここ数年、ブログをアップするのにやたらと時間がかかるようになりました&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;自分なりに色々と原因を考えてみたのですが、２つあって、１つは私の耳やら手やらが慣れてメモがたくさんとれるようになったこと、そしてもうひとつは、殺人裁判は公判前整理手続きに付され集中審理が行われる事が多くなったことが影響しているのではないかと思うのです&lt;br /&gt;
１つの裁判のメモの量が、外部的な要因と内部的な要因とで増大したのは、メモを整理していて明らかなように思います&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなわけで１つの裁判を見ても記事にするのに何日もかかってしまうようになりました&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;で、あれこれ考えて、時間がかかっても詳しい記事をアップしようと決めて、そうしてきたのですが、それだとせっかくのスピード感が失われてしまうことも、やってみてわかりました&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なので、またアレコレ考えた結果なのですが、当分、1つの裁判がどんなに長くても、エントリを４つとか分けずに、1回の投稿で完結にしてみることにします&lt;br /&gt;
霞っ子ブログの最初の頃みたいに、日記っぽくなるのでしょうか…自分にも分かりませんが頑張ってみます&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そんなのやだ〜、いままでどおり詳しく〜、という方はメールいただければなによりです&lt;br /&gt;
（その場合はまた考えます）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
とりあえず、10月からの裁判の分、順次こんな感じでアップしてみようとおもいます&lt;br /&gt;
よろしくおねがいします〜&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
追伸：そういえば先日、産経の噂の法廷画家さん、今泉さんにお会いしてきました&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/trial/091109/trl0911091205002-p1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/trial/091109/trl0911091205002-p1.htm&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
伊藤ガビンさんの日記に全てが書かれておりますが、わたしもその下にちらっと小さくコラムなど書かせていただいております（ホント恐縮です）&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://dailyvitamins.jp/2009/11/4906/&quot;&gt;http://dailyvitamins.jp/2009/11/4906/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
お会いできて光栄でした！&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>お知らせ</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-11-15T23:00:34+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/33-1374.html">
<title>殺人：仲島弘将　「執行猶予にしてもらえんかねぇ」という祖母の願い空しく…(3/3)</title>
<link>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/33-1374.html</link>
<description>http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/14-fdba.html&quot;&gt;http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/14-fdba.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/24-2048.html&quot;&gt;http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/24-2048.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
↑こちらのつづきです&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　情状証人は順番に、被告人の祖母（被害者の母）、被告人の母、そして取引先の男性です（この日のために千葉からいらしたそうです）。&lt;br /&gt;
　３人仲良く声を合わせて宣誓文を読み上げていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　１人目の証人、被告人の祖母は、なかなかすごい発言が目白押しでした。&lt;br /&gt;
「原因はみんな全て孝治にあると思います！孝治のやったことを考えると当然と思ってます」&lt;br /&gt;
「この子、今度の事件起こすような、そんな子ではねぇ……けど、結果としてやったんだから、よっぽどの事言われたんだな〜と思うよ」&lt;br /&gt;
（孝治さんが亡くなって寂しかった？との問いに）「…別に」&lt;br /&gt;
「この子が悪いとは思わんのだけどね、それだけのこと、孝治はしてると思うんです」&lt;br /&gt;
「執行猶予にしてもらえんかねぇ。わたしもだいぶ歳だから」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　歳だということで出所する頃には死んでるとアピールして執行猶予を願っていましたが、それはさすがに弁護人からも「いや〜」的な感じでたしなめられておりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人の母親は、証拠調べで孝治さんの妻が述べていたような「ウチに来たけど謝りもしなかった」というようなことはない、と主張していて、取引先の男性は、被告人は真面目な男性だったとアピールしておりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そして間髪入れず被告人質問です。（弁護人から）&lt;br /&gt;
「あの夜、自分の心の弱さ、自分自身をコントロールできなかったのが一番の原因だと思います」&lt;br /&gt;
　と言いつつも、弁護人から「おじさんのこと、『あれ、なんだろうこの人』と思うようになったのは？」と聞かれると&lt;br /&gt;
「物心ついたときから睨まれる…口もきいてくれなければ、睨みつける感じです。父に相談したら『あまり気にすんな』と言われましたが…。&lt;br /&gt;
　私には左太ももの付け根に傷があります。幼すぎて本当にそうか分からないし、死人に口無しと言われてしまいそうなんですが……ばあちゃん家にいったとき、伯父さんが棒で『何しに来た』と言いながら、ペシッと叩かれた、そしてその時太ももがパカッと開いたんではないかと……」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まさに死人に口無しですが、話は祖父が死亡して財産分与で揉めた夜の事に移ります。&lt;br /&gt;
「2階でゲームをやっていると、1階に人が来て母親の悲鳴と、ウチの父の『バカヤロー』という声が聞こえました。降りていくと伯父さんの後ろ姿があり、台所は血まみれでした……&lt;br /&gt;
　母親の血が止まらないから父親が母親を病院に連れて行くことになり『弘将たのむで、孝治追い返してくれ』と父に言われたので、追い返すと、叔父は外で拡声器を持って『金返せ、金返せ』とわめいていました。&lt;br /&gt;
　近所の人が通報して警察が来てくれたんですが、兄弟喧嘩ということで警察は帰っちゃったんです。&lt;br /&gt;
　このとき僕が自転車で叔父を追いかけて『女に手を出すな』といったんですが叔父はそのまま行ってしまいました」&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　そして始まった確執についてです。&lt;br /&gt;
「祖父の一回忌、おばあちゃん家に行ったら叔父がいて、『（あの時の事を）謝れ』と言われたので頭を下げたんです。そうしたら『それを謝りと言うんか』と言われ、土下座をしましたが許してはくれませんでした。そんなもんでは許せんからな、と……。&lt;br /&gt;
　13回忌まで、顔を合わすたびに『死ね』とか『殺す』とか『ヤクザを使ってでも……』と、『ガキができたら殺すからな』と言われました。母親もやられてるし……」&lt;br /&gt;
　この辺の事は取り調べで話したけれど、まさに「死人に口無し」と相手にしてくれなかったそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　確かに確執はひどいものだけど殺すまでいくかね〜、という弁護人の質問には&lt;br /&gt;
「ホントに（逆に）やられると思った事があります。車で追いかけられた事もあるし、フォークリフトで轢かれそうになったこともあります。伯父さんが運転してたときがあったんですが、すると、Uターンして追いかけられて……。&lt;br /&gt;
　生きとる限り、隣で仕事しとる限り、正月や盆に色々言われたり、また謝れとか……ホントに精神的におかしくなってました」&lt;br /&gt;
　とのことでした。&lt;br /&gt;
　加古川七人殺しもそうでしたが、親戚の確執って本当に怒りもたまりそうだし、また、逃げられないと思ってしまう気持ちにもなるのかなぁなどと想像したりします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その後は殺害態様について、クレーンでつるしたのはさらし者にするつもりだったのか、などと聞かれていましたが、「そんなつもりはない」だそうです。&lt;br /&gt;
　じゃあどうして…？という疑問はありますが、理由は分かりませんでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　被告人はわりとハキハキ答えるタイプの人で、しかも、会社をやっていた経験のせいか、やたらと腰が低かったです。&lt;br /&gt;
　最後は謝罪の言葉を述べておりました。&lt;br /&gt;
　（実際、けっこう大量に写経してるようです）&lt;br /&gt;
　が、叔父からされた事に関してはやはり今も思うところあるのでは…という印象をうけました（個人的な感想です）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　対する検察官からの質問は「叔父からの行為についてなぜ取り調べ時に言わなかったのか」「本当に乞食などと言われたのか」など、まぁなんとなくお馴染みっぽい質問でした。&lt;br /&gt;
　クレーンで吊り上げた理由を追求され&lt;br /&gt;
「もし、ここでやめたら自分、殺されるな、と。最後、しとめる、と言えば言葉は悪いですが……。とんでもない事をした、と最後にクレーンを上げたときは思いましたが、まだこのときは……」&lt;br /&gt;
　とホントに言葉が悪かったです。&lt;br /&gt;
　自首しなかった理由を問いつめられておりましたが「家の事が……まぁ……」とよく分からない返答でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　裁判官達の質問はなかなか興味深かったです。&lt;br /&gt;
・左陪席&lt;br /&gt;
「あなたが正気に戻ったのはクレーンで叔父を吊り上げたときですか？」&lt;br /&gt;
「ハッキリわかりません」&lt;br /&gt;
「アリバイ工作は何のためにやったんですか？」&lt;br /&gt;
「自分に嫌疑がかからないように……」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・右陪席&lt;br /&gt;
「当時、叔父の奥さんや子供さんに対して恨みは？」&lt;br /&gt;
「ないです」&lt;br /&gt;
「その人たち、どういう目にあうか考えてなかったんですか？」&lt;br /&gt;
「申し上げにくいですが……」&lt;br /&gt;
「どうでもよかったんですか？」&lt;br /&gt;
「正直、（叔父は）浮気もしてますし……」&lt;br /&gt;
「あなたのご両親の生活にどんな影響を与えるとかは考えてなかったんですか？」&lt;br /&gt;
「…頭になかったです」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・裁判長&lt;br /&gt;
「あなた、『しとめる』って言葉が出た頃、そういう言葉が出た場面、その時は後悔してなかったんですか？」&lt;br /&gt;
「してました」&lt;br /&gt;
「なぜ？」&lt;br /&gt;
「捕まるぜ、って……あと、被害者に申し訳ない、ここまでするんじゃなかったと……」&lt;br /&gt;
「……犯行が終わってからクレーンで上げて、そのあと隠滅行為……悪い事したと思ってる人がやる行動じゃないよね？」←そのとおりだとおもいます！&lt;br /&gt;
「そうですね」&lt;br /&gt;
「あなた自身がやったこの事件で、あなたの会社にも影響がありました？」&lt;br /&gt;
「はい」&lt;br /&gt;
「普通だったら、取引したくないという会社が続出してもおかしくないよね」&lt;br /&gt;
「…そう思います」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんかどうも、被害者の家族には申し訳ないと思っている様子は感じますが、伯父さんに関してはどうなのかな、と思わせられる雰囲気でした。&lt;br /&gt;
　別にそれが悪いというのではなく、さほど悪いと思ってないのに反省の言葉を述べようとするから、なんかボロが出てるという印象でありました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この日の被告人質問はこれで終了。終わったのは18時でした……座り続けて尻が痛くなりました！&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　ちなみに傍聴していませんが、求刑は懲役18年、判決は懲役16年です。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091104/trl0911041645005-n1.htm&quot;&gt;http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091104/trl0911041645005-n1.htm&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
　あんまり減刑されてない印象があります。「悪質で短絡的」だそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　親戚との確執があったときは引っ越すのが一番の策なのかな〜と思います・・・&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>家族殺し</dc:subject>

<dc:creator>yuki</dc:creator>
<dc:date>2009-11-15T22:49:20+09:00</dc:date>
</item>


</rdf:RDF>
