荒くれ者

新井竜太:完全否認→死刑判決→弁護側控訴

【日時】2012/01/17〜2012/02/24
【場所】さいたま地裁403号法廷
【罪名】詐欺、殺人、銃刀法違反

そして木嶋佳苗の合間にこの新井竜太を傍聴するという、さいたま地裁では非常に落ち着かない日々を送っておりました。
「傍聴したい公判はカブる」の法則は広く教科書に載せてもよいのでは…
全て傍聴はできなかったのですが、初公判や、共犯で無期懲役が確定している高橋隆宏の証人尋問などは傍聴しておりますので軽く…

おじら殺害で死刑判決 さいたま地裁
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E29B8DE0E4E2E0E0E2E3E09191E3E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000

↑判決時の報道です。もう弁護側は控訴を決めたようです。東京にやって来るんですね。。。

以下殺人罪の起訴状。
・H22.7.15付
 被告人は高橋隆宏と共謀の上、H21.8.7 5:50頃、おじの久保寺幸典さん(64=当時)に殺意を持って、その前胸部を柳刃包丁(刃渡り21センチ)で刺し、胸部刺創により失血死させた
・H22.11.25付
 被告人は高橋隆宏と共謀の上、隆宏の養母である安川珠江さん(46=当時)の死亡保険金を受け取る目的で、H20.3.13に被告人の母親方兼、A事務所において、安川さんに睡眠薬を服用させた上、浴槽内に沈め溺れさせ、窒息死させた

ほか、珠江さんにかけた傷害保険をだまし取ったという詐欺罪、おじ殺害時に包丁を携帯したという銃刀法違反になります。

認否で弁護人は「新井さんは共謀をしていない。珠江さんの保険請求手続きは新井さんが行ったというのは正確ではなく、手伝っただけ。それ以外の事件にかかる行為は何もしておらず無罪」と主張しましたが…裁判所はそう認定しなかったようです。

ちなみに被告人は終始余裕ありげな微笑みをたたえて、椅子の背もたれにどっかりともたれながら余裕で裁判を受けておりました。
そしてご家族とアイコンタクトをしてニコッとしたり、その笑顔だけだととっても無邪気に見えるのですが…

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013264531000.html
この笑顔はちょっとマッドに見えますねぇ…

ちなみに被告人と高橋隆宏は、母親同士が姉妹であり、従弟という関係なのですが、高橋は新井に心酔しており、胸に「新井」という刺青を彫っていたことなどが証拠として出てました。。。。。。

また、珠江さんはそもそも家庭があったのですが高橋と出会い系サイトで知り合い、家庭を捨て、高橋の元へ。高橋にそそのかされ養子縁組を行い(高橋は養子縁組を繰り返してました)、その後は珠江さん名義で借金をさせられたりと、高橋の金づるとして利用されていました。珠江さんはその後、平成19年にいわゆる通帳詐欺で逮捕。東京地裁で裁判を受けて保護観察付きの執行猶予判決を受けてます。
高橋らは、珠江さんに売春をさせていたことも明かされました。

高橋が語った珠江さん殺害のきっかけとしては、珠江さんがその売春話をAの社長である新井の母親に話したことが大きいようでした。
ちなみに珠江さんには生命保険ではなく傷害保険をかけており、それについて高橋は、新井が「傷害保険のほうがおりやすい」というアドバイスをしてきたと語っていました。

珠江さんは睡眠薬を飲まされた後、高橋により浴槽に沈められ、死亡推定時刻をずらすため、追い炊きしたそうです。

高橋と新井の関係についてはもっと書きたいですが夜も遅くなったので…一旦切ります!

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木嶋佳苗狂想曲

続けざまの更新です!

さてさて今年の私は1/10からさいたま地裁でスタートした木嶋佳苗の裁判員裁判を傍聴しております。
と同時に、同じくさいたま地裁で行われていた新井竜太という被告人の裁判員裁判も傍聴しており…
さらに、東京地裁立川支部で追いかけている6億円強奪事件関連の傍聴も続けており…
その隙間をねって、水戸地裁で「こえ部」人気投稿者だった男性被告人の保護責任者遺棄致死なども傍聴したりと…
東京都民でありながら、今年に入ってからほとんど東京地裁で傍聴をしておりません!
しかも、いい歳こいて長距離移動が続いているので疲労がたまっております…!

そんなひとつひとつの事件はまた追って書かせていただくとして、まず木嶋佳苗についてです。

1月10日の初公判はなんと7時15分に傍聴券抽選〆切だったのです!
そんなわけで前日から浦和に泊まりました。必死です。
そんな、なりふり構わない必死さが神に通じたのか…(仏教徒ですけど)無事傍聴券ゲット、初公判を傍聴してきました。
詳細は散々ニュースなんかにも出ておりますし、わたしも追って電子書籍化しよう〜と思っているので、割愛しますが、
なんかもう、マスコミがすごいです。
市橋達也の裁判員裁判でも、裁判そのものは特に大きな争点といったものもなく…という類いのものでしたが、被告人のカリスマ性が影響して、えらいマスコミが多く、連日、一般傍聴席の大部分がメディア関係の人間だったんですけど、
木嶋佳苗の裁判でも同じような現象が発生しております。

それでも、証人尋問になるとマスコミ関係の傍聴人はぐっと減り、わたしのような一般人でも傍聴のチャンスがありましたが…被告人質問がスタートするや否や、また一般傍聴席の多くはメディア関係の人になり、一種異様な雰囲気となっています。

しかも、木嶋佳苗の追っかけと称する佳苗ギャルなるものが存在する、と一部で報じられてからか、女の傍聴人はファンだと思われてマスコミの人に話しかけられるという困った事態になっております。
中年女の私は、ときおり裁判所前のミヤネ屋リポーターに話しかけられるというミッションをクリアして傍聴券交付所に並ばなければなりません…

抽選に当たったら当たったで、法廷の中は司法記者の出入りが多くてせわしなく…
一般傍聴席をゲットしたマスコミ系の人たちもちょっとテンションが高まっており…
とにかく体力を奪われますrain
ホント、裁判所前から、裁判所敷地内の傍聴券交付所から、法廷前から、法廷の中まで、終始マスコミの騒がしいザワザワ感が続いていて、本当に狂想曲って感じです。
しかも、傍聴人による法廷内の無断写真撮影など、奇想天外な事件も起こり、気の休まるヒマがありません。
こちらの傍聴人は、どうも浦和をホームとしている一般の傍聴マニアのようでした。

ニュースでは外見やら被告人のトンチキな発言が話題となっているようですが、
冷静に否認の殺人裁判として見た場合、
一度だけ当たって潜入した被告人質問の感触から見て、
被告人の言い分が通るのはいまのところ厳しいのではないかな?という感想を持ちました。

そういえば、被告人が逮捕されるまで開設していたブログを熟読している友人がいるのですが、その友人によれば
「バーキンを何個も持ってるのに、それをスノコの上において写真とって、ブログにアップしてるんですよ!」
とのことで、エルメスのバッグ、しかもバーキンをスノコの上で写真撮影する被告人のアンバランスさが気になります。

また、初公判で、被告人の妹さんの調書が読み上げられたのですが、逮捕されるまで被告人には彼氏がいたにも関わらず(けっこう付き合いが長かったのに)血痕…じゃなくて結婚を考えていなかったらしく、妹さんがそれについて被告人に尋ねたところ「結婚は考えられない。彼の生い立ちが気になる」と言っていた、というくだりが、一番印象に残っています。

ではでは〜

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清水精二:「やった本人は他にいるんだからね」

ちょっと今、録画していたスーパーJチャンネルを観ながらブログを書いていたんですけど、布川事件判決のニュースで出てた裁判長、神田大助さんってサンドウィッチマンの人に似てません・・・?
http://www.e-hoki.com/judge/904.html?hb=1
東京地裁、簡裁にいたんだね〜、なんか見た事あると思ったのはそのせいか、サンドウィッチマンに似てるから既視感があったのか、どっちなんだろう…

☆ ☆ ☆

【被告人名】清水精二
【日時】2011/05/17 1330〜
【場所】東京高裁410号法廷
【罪名】殺人、殺人未遂(変更後の訴因:殺人)、銃刀法違反

ここのところ地裁de殺人裁判がなく、この日も高裁におもむきました・・・・
被告人は昭和11年生まれのジー様で、グレーのスエット上下で白髪でした。でもなぜか眉毛だけ真っ黒です…
そして、裁判官を見ると…あっ!彦坂裁判官!!!

千葉地裁で清水大志らの詐欺グループ仲間割れ殺人で裁判長をやっていた方です。
http://www.e-hoki.com/judge/2353.html?hb=1
相変わらず不気味でステキ〜♪♪♪
右陪席になっております!

そして裁判長は出田さん…たぶん最近ずっと410号法廷に通っているんで、おそらくこの裁判官は初めてではないのですが…何しろ印象に残りませんcancer
温厚な方だという記憶はあるのですが…これから注意深く観察しようと思います。
ちなみに書記官さんが、以前(だいぶ前)地裁の総務?にいた方のようで、個人的におおっ、とびっくりしてしまいました。

被告人は人定質問のあと、席に着く前にいきなり
「ちょっと言わしてもらえる!私は代わりに来たようなもんだから。やった本人は他にいるんだからね!それだけは言わしてもらえる!」
と自分がやったんじゃないという主張をしましたが、裁判長は制止することもなく聞いてくれていました。

あ、この事件についての説明をしていなかったんですが、
吉川の3人殺傷 殺人未遂で男を再逮捕
http://www.hoken-business5.com/archives/10.html

09年に埼玉で起こった事件です。この逮捕当時の報道じゃ背景がさっぱりわかりませんが、
おなじみこちらのブログに掲載されている一審判決当時のニュースによれば
http://shadow9.seesaa.net/article/170312549.html
判決は無期懲役でした。

清水容疑者は酒を飲んで近所とトラブルを起こすことがあったようだ。

「普段はおとなしいが、酔うと粗暴になる。『包丁でぶった切ってやるぞ』などと脅すことがあった」と、近所の無職男性は振り返った。
また、清水容疑者が度々訪れていた居酒屋を経営していた男性(46)は「酒を飲んでよくけんかをしていたので出入り禁止にした」とまゆをひそめる。

男性によると、清水容疑者は1年半くらい前、「男と飲みに行っただろ」などと、店内で松本さんを問い詰め、2人が口論になったこともあったという。

また、別の居酒屋の女性経営者は「清水容疑者は松本さんと金銭トラブルになっていた」と話した。

と、どうも荒くれ者のようです。

松本さんと清水容疑者が一緒に住むようになったのは数年前だとみられる。近所で居酒屋を経営する女性は「松本さんが当時住んでいた借家が取り壊されたことがきっかけだった」と話す。

とありますが、こちらの被害者と被告人の関係はそれ以上のものがあったのか、なかったのか、この報道からは分かりませんね…。

裁判の話に戻りますと、控訴は被告人側が行ったようです。
理由については裁判長とゴニョゴニョ言っていたのですが、責任能力について、量刑不当、あとは実行行為との因果関係…と聞こえたんですが…実行行為と何の因果関係なのかちょっと判然としませんでした。

弁護人からは被告人質問と精神鑑定の請求が行われました。
弁護人曰く「訴訟能力にすら疑いがある…」そうです。また「原判決当時の問題ではなく現在の責任能力について」という感じでの請求だと述べてました。

精神鑑定の採否は被告人質問を行ってから決めるそうで、早速被告人質問が始まります。
「裁判所が関心を持ってるのは現在の本人の状態ですから、その辺を中心に…」と注意されつつ弁護人が立ち上がりました。

弁護人「今日、何年の何月何日か、分かる?」
被告人「ちょっと今日は…」
弁護人「今年は何年ですか?」
被告人「……(聞き取れず)なことばかり続いて、アタマのほうおかしくなっちゃった」←自分で言うか?
弁護人「ここはどこですか?」
被告人「裁判所です。(法廷は?と聞かれ)細かい事分かんない」

弁護人「ここは何裁判所ですか?」
被告人「家裁でしょ?」
弁護人「と思ってる?」
被告人「うん」

と、家裁と思っているようです…これは弁護人が説明したのにそう思っているのか、それともしてないのか、どちらなんでしょう…?
判決も控訴した事も覚えていないと言います。

でも、事件については…

被告人「とにかく私は、殺人はやってない!寝泊まりして、入ってる人間がオレの身柄を交換したんだよ。Aが」
弁護人「殺人もAが?」
被告人「つれてっちゃったんだからね」←?

と、自分ではないということについての記憶はあるような感じです。
そんなかんじでけっこう高裁にしては時間を取って被告人質問をやりまして、終盤では

検察官「あなたね、3人をあなたが刺した、その犯人として無期懲役の判決を受けた事覚えてる?」
被告人「ん!(元気いっぱいに) そりゃ、聞いてます!それじゃ困るからと言ってる訳!」←あれ、さっきと話が…

とこんな具合になりかけたので慌てて弁護人もフォローに入り

弁護人「さっきとちょっと違って記憶戻ってきてたから確認しますけど、あなた無期懲役の判決覚えてますか?」
被告人「いや、急に浮かんできたんだよ」←????
弁護人「思い出したの?」
被告人「いや、思い出したも出さねえも、やってないんだからね」←????
弁護人「思い出した?」
被告人「ちょっとね、それじゃ困るからね」←???

「もういっぺん(裁判)やり直ししてもらいたい。どうしてもその人間を無期にしてもらいたい」

と再度、先ほど挙げたAという名をまた述べていました。

まあこんな支離滅裂な被告人質問でしたが、合議が行われまして、精神鑑定に先立ち、拘置所でまず医師に見てもらうという事になりました。
「少なくとも以前とは言動がちがう、慎重を期して…」といったことを裁判所が言っており、なるほど一審判決後に以前と精神状態が変化したという戦法だとわりかし鑑定請求も可能性が見えてくるんだな…と思った次第です。

ではでは〜

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月曜日の東京地裁

ちゃ〜

火曜にテレビで愛犬家連続殺人のことをやっていた影響で、アクセスが異様に増えておりました…あ〜恐ろしいです
みんなあの事件、興味あるんですね…でもあのテレビの再現、ちょっと色々フィクションになってましたね!

さて月曜はこちらの控訴審第一回公判から傍聴しました。

【被告人名】相葉勝之
【日時】2011/05/09
【場所】東京高裁410号法廷
【罪名】殺人

一審のエントリ
http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-31f0.html

フィリピン人ホステスをお台場のマンションで…という、どこかで聞いたような事件(って上でも書いてますね)の控訴審です。

ちなみに…わたしたぶんこの裁判、判決を傍聴していないような気がします。。。
覚えていたら調べておこうと思います…

と、こちら、殺意がないという事実誤認と量刑不当の主張をしてましたが(被告人側の控訴)、弁護人は事実取り調べを行わないということで、あっという間に結審しました。
棄却の臭いがプンプン漂っております…


そしてそのあと、月曜のメインである15時からの裁判まで時間があったので、
http://yakuzataiho.seesaa.net/article/171644130.html
こちらの、旧後藤組の殺人を傍聴しようと法廷に行くと、なんと満席でしたorz
ヤクザとかややこしい事件って、そんなに人気ないはずじゃなかったっけ…

しかたなく薮伊豆で大もりそばを食べまして…

これは殺人裁判ではないですが、
受刑者に暴行 東京拘置所看守部長を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110106/crm11010621490145-n1.htm

こちらの裁判を傍聴してきました。
もう何度目かでして、今回は被告人質問と証人尋問でしたが…
やたらと「実名報道された事」で家族が不安がったりと、被害を被った、ということを弁護側が強調していました。
そしたら上記の産経新聞ウェブとかにもクレーム入れればいいのでは…

ま〜私だってこれを読んでる方だっていつなんどきこういう風に新聞に載ってしまうようなことになるか分からないですもんね…
別に悪事を働いてるとかそういう意味じゃなく、いつ何時メディアに晒されるかという点では誰しも他人事じゃないんですけど(あっ自分はもう過去に晒されましたね…w)この時代それは各人それなりに覚悟しないといけない事柄になってくるんじゃないのかなぁと、個人的には思います。
特にネットは、人格や存在そのものを否定したり貶めたりと、本筋とずれた中傷に晒されやすいですけど、いちいち民事訴訟するわけにもいかないですもんね…悩ましいものです。

あと「自分の色に受刑者を染める」みたいな発言をしていたのですが、これは誤解がある、とこちらも長い間弁解していました。雑誌に載っていた被告人の記事に、この発言が取り上げられていたのですが、ちょっと自分の意図と違う風に解釈されていた、ということを述べてました。


たとえば自分の話になりますが、過去いろいろ取材を受けたとき、記者さんが書く自分像や自分の発言には相当な違和感があったものです。
異様に偉そうになっていたり、生意気な小娘みたいな感じの発言になっていたりと、毎回そんな感じで、いつも当時は毒人参さんとその話題で「またキャラが違ってる!w」とかいって笑ったりしていたものです。
他人というフィルターを通すだけでそれは本人の当初の意図とは大きく外れて伝わることもあるんだな〜と感心していました。
たぶん被告人も、そういう違和感を感じたのだろうなと、勝手に推測したり…。


ところで
http://read2ch.com/r/wildplus/1291386690/
こちらに色々と、元受刑者らしき人々の書き込みがあってなんか盛り上がってた形跡があります…!

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小泉毅:元厚生次官殺害事件控訴審

【被告人名】小泉毅
【日時】2011/04/27 1030~
【場所】東京高裁102号法廷
【罪名】殺人、殺人未遂、殺人予備、銃刀法違反

ついに高裁にあがってきました。元厚生次官殺害事件の小泉毅です。
一審はさいたま地裁!死刑です。
http://shadow9.seesaa.net/article/145131358.html
↑おなじみのサイトです

ここにもあります
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1276.html

同容疑者の「毅」という名前は、父が名付けた。「犬養毅元首相にあやかり、正しく強く生きてくれることを願った」という。

ってなんか空しいですね…

この裁判、一審、ユキさん見てそうなのにね、、、と色々な人に言われるんですが(自分でもそう思います)、なぜか一審は一度も見ていません…確か他の事件が霞ヶ関であったのだろうとは思うんですが…死ぬときに後悔としてこのことを思い出すだろうというほどに心残りなんです!
そんなわけで高裁にあがってくるのを今か今かと待っていた裁判であります。

なんちゅうか、一審は毎回抽選だったじゃないですか、たしかリストバンドが発行されるほどに…
そんな裁判、抽選には必ず外れるのが目に見えてまして、でそうなるとどうするかというと、また通称『乞食作戦』で、大量に当てた記者クラブの記者さんとか、テレビの人とかに、物乞いのようにすがって「券余ってないですか〜」って聞いて回るしかないんですよ!
この心身ともに疲弊する作業はやはり、相当な元気がないとできない…ってことでそのときはヤメていたのであります。歳を取るといろいろ厄介ですね。


今回は傍聴券(抽選)でしたが、意外にも定員割れで傍聴できました!
被告人は出頭しないかなぁなんて不安でしたが、あの堂々とした態度で法廷に現れました。
坊主頭でヒゲが伸びててギョロっとした目つき…隣人だったら本当にキツいだろうと思います…
ちなみに一審の弁護人は、さいたまの星、村木さんでしたが(なんと愛犬家連続殺人の関根も弁護してました!)高裁では違う弁護人になっておりました。残念です。
裁判長は安井久治さんです。

弁護人が控訴したようで、責任能力の事実誤認、証拠採用に関する法令違反、無罪主張、などを述べておりました。
この日は証拠の整理でして、どうも高裁なのにいろいろやるようです。前回のエントリの内藤美由紀の控訴審とは雲泥の差であります。
しかも精神鑑定について、弁護人が再鑑定を請求し、これについて、検察側は不必要だとしましたが、裁判所は留保しました。
また医師の尋問請求も行い、これは通りました。ただ範囲が決められてしまってます。
これについて不服なのか、被告人が唐突にしゃべりだしました。

被告人「裁判長!なんで…」

そこにすかさず弁護人がフォローですw
弁護人「動機形成、維持については切り離せない部分があります…」

しかしフォローにも気づかずもの申します。
被告人「いいですか!裁判長!」←えらそうw
裁判長「控訴審では被告人に発言権はありません!弁護人と相談してください!」

で、弁護人と裁判所でいろいろと尋問範囲についてディベートやってましたが…
「なんでしゃべれないのか…」
「被告人の口を封じる事が…!」
「これは刑事裁判!もっと丁寧にやればいいじゃないですか!」
といちいち口をはさみ、しまいにいは

被告人「こんないい加減な裁判で、私を殺すんですか!!!!」

と、いきり立ってました。

さらには「裁判長!あなた方を、忌避します!!!」

こう言い出しまして、また「弁護人通じて言ってください!」と叱られてました。

でも被告人は守りませんw

「不公平な裁判に抗議するため、控訴を取り下げます!!!!」

こんな事まで言っちゃいますw
またすかさず弁護人が「先ほどの発言は効力がないものとして…」とフォロー。大変そうです。

で、今後いろいろと取り調べが行われる事になりました。

被告人は「私を殺す気ですか!!!」とか言ってますけど、何人も殺害しといてこの台詞…と、呆れた次第であります。この自分本位ぶりから、被告人のプライドの高さ、差別意識なんかを感じますが、なぜそんな人間になったのか、ここが気になるところです。
控訴を取り下げます!なんてカッコつけてたけど死刑になるのは嫌みたいだし、面倒くさい人間であることはよく分かりました。

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受刑者に暴行した看守部長

こんばんは〜

都内(自分の限られた行動範囲内ですが)はどこもミネラルウォーターが売っておらず、近所に3台ある自販機でも、500ミリリットルの水ペットボトルが軒並み売り切れております
どんなもんだろうと、水のネットショップなどをチェックしてみたら、こちらも軒並み売り切れてました
そんなわけで、いつものように、水道水をゴクゴク飲む毎日です!!!!


さてさて本日は加藤智大の判決でしたね
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110324/trl11032416330003-n1.htm
自分は仕事で行かずでしたが、予想の範囲内の判決で・・・

その前日に裁判所でこんな事件を傍聴しました
今井亮一さんがメルマガで詳しく書いて下さっていますので、私はかる〜く書きます

受刑者に暴行の看守部長を懲戒免職 東京拘置所
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110222/trl11022219330005-n1.htm

被告人は保釈されており、エッジのきいた角刈り&堅太りというガチムチオヤジでした
ふんぞり返って座り、認否のときに裁判長の発言を遮って自分の発言をしたり、証拠調べ中もなにやらメモを取って後ろの弁護人にぞんざいに渡したりと、なんか全体的に偉そうです
私が見たのは追起訴分(3名に対する特別公務員暴行陵虐致傷罪など)です
前回は、別の1名に対する同罪での起訴分について証拠調べをやったようでした

暴力を使ってでも受刑者を自分の色に染めたい・・・というスピリットで、東京拘置所にいる受刑者に対して、作業ミスが認められれば暴力を振るっていたということです

「もみ消されたり、出所が遅くなる。耐えるしかない」
と受刑者らは暴力にも我慢していたようで、こうなると被告人の行為もただのイジメに見えます

1名の被害者に対して、カリアガリ(仮釈放の前段階?)の際に取ったアンケートで、この被告人からの暴行が書かれており、事件が明るみになったとのことですが、、、
そのアンケートをチェックするのは誰なんでしょう
おそらく被告人とおなじ拘置所の職員ではないかと推測します
であれば、仲間を守り、隠蔽するんじゃないか(偏見ですが)って想像したりするんですけどねえ…

このように起訴までいったのは被告人ぐらいで、他にももっと受刑者へ暴行している人がいるんでは?と疑ってしまうような事件です

しかし作業ミスだけでこんな不条理な暴行を受けるとは、あんまり更生の役に立ってないんじゃない?って感じました
自分がそんな風に、立場を利用して過剰なイジメを受けたりすれば、絶対外に出て復讐してやろうって思うと思うんですけどね
かえって次の犯罪を生むことにつながりかねないです

オレ色に染めてやる、とかも、正直キモイですし・・・


この日も裁判所や法廷は薄暗かったです
でも、薄暗い裁判所って、海外の空港みたいで、いいんじゃないかな〜

ではでは

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中小路大輔:判決は懲役24年

【被告人名】中小路大輔
【日時】201/01/25(火)1130~
【場所】東京地裁806号法廷
【罪名】営利拐取、監禁、強盗致死、覚せい剤取締法違反、窃盗

連続投稿で〜す

こちら板橋の男性を拉致して山中に放置した結果死亡したという事件、一連の共犯者の中の最後の被告人です

ちなみにこの日10時半から山本剛の控訴審判決があったのですが見逃しました
どなたか判決主文をご存知でしたら教えていただけると嬉しいです

法廷に入ると、裁判員の方々が、1名の女性を除き全員パリっとしたスーツだったので本当に驚きました
しかも黒っぽいです
例の、法廷画家さんが言っていた、判決が近づくにつれ…っていう法則、注意して見ていたのですが、今回目の当たりにしました
癒し系のアーガイルニットを初公判では着ている方もいたのに…すごい変化です
やはり判決は裁判員の方も緊張するだろうなぁ…

主文は懲役24年、未決勾留日数370日算入です

争点の、
・覚せい剤の注射が強盗の機会になされたか
・覚せい剤の注射は横紋筋融解症の要因となったか

二番目の争点は他の共犯の裁判でも争点になってましたが、こちらは両方とも、そうだ、という結論になってました

「覚せい剤で記憶を飛ばすという話は聞いてない」と被告人は主張していたようですが、こちらは他の共犯らが違う認識を持っており、被告人だけがそういう認識だったとは言えない、的な流れでした

被告人の役割としては、、、
そもそも山本が計画立案を行い、千葉グループは従属的な役割だったが、金品を得る目的で、犯行に積極的に加担した。
被害者が逃げようとした際に金銭トラブルを臭わせたり(?)、車のナンバーを見られないようにしたり、被害者に貼ったガムテープに指紋を付けた共犯がいないか確認したり、発覚を免れるための様々な行動を取っている
と、他の千葉グループの面々よりはやや悪質だという認定のようでした

「実行行為に主体的、積極的に関わり、発覚を免れる行為を自発的に行った」という理由で共犯の吉松、増田より重くしたようです
「被告人なりに反省しているが、覚せい剤を打った理由を言えないなど供述しており、内省を深めているとは言えない」
などなど反省も足りないところが考慮されたっぽいです

有利な情状としては
・山本が首謀者。山本との関係においては従属的だった
・山本がヤクザであると考えながらも、殺害を思いとどまるよう説得した

この2点のようです


「社会復帰をするために何をすべきか、しっかり考えて…」

と裁判長から説諭がありました
被告人は泣いてました

思うんですけどハンパないエリートで老後の生活も約束されてるような人に、こう言われても、自分だったらかえって腹が立ちそうです
社会復帰っつっても、この人出所したらおそらく40代前半ですし、そこで社会復帰…って、もう仕事も限られますし、人生においてよほどのバクチを打たないと(発明品を売り出すとか全く新しいビジネスを考案するとか)成功はできないでしょう
一生が終わったな…と思って泣けてくるのかもしれないです


被害者の無念やご遺族のお気持ちなどありますし、たぶん自分が遺族だったらこれでも軽いとは思います、、、

それは一旦置いて、あくまでも判例の1つとして見た場合、なんというか、判決ちょっと重くなってきたのではないか、と思ってしまいました
かつての裁判官裁判時代、判決は8掛けとか言われてまして、この事件だと求刑は懲役25年なので判決は懲役20年かそこらかなと、そういう感じでしたが…
殺害を思いとどまらせたことはもっと有利に働くのかと思ったりしてしまいました…

さらに常々思うのですが、例えば自分の家族が被害に遭ったとして、被害者遺族として裁判に関わるとすると、最近だと損害賠償命令制度とかありまして、被害者遺族による損害賠償命令の申し立てが迅速に行えるようになりました
http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji_keiji11-4.html
これで過去、裁判員裁判第一号の被告人には2千万円の賠償命令が下されたりしてます

ただ、被告人には資産のない者が多いので、命令が下されても、その後どうなってるんだろう?ちゃんと支払えるのか?ってすごく気になっています
加えて、刑事の被告人は裁判が終わったら刑務所行きなので、自然、一時的に支払い能力が極端に下がります

刑務所にも行って、損害賠償の支払いも、というのは現実的にかなり厳しいのでは?と推測するのですが…
制度自体は整ってるけど現状、ホントにうまくいってるのか、そこのところ、どうなんでしょう
例えば、ご遺族の意向を酌んで、どちらを重要視するか決めてもらう、とかのほうが、まだ現実的な気がするのであります
もう一生刑務所から出てきてほしくない、っていうのが第一なのか、それとも、大黒柱を失った生活をなんとかしていくために賠償金を、というのが第一か、と順位付けしてもらったほうが良いのでは…
とにかく被告人に苦しんでほしい、という気持ちも分かるんで、今の仕組みも理解しますが、いろいろな裁判でご遺族の尋問などを見聞きしてるとやはり、生活が大変になってしまうご家族もあったりして、ご遺族が今後、少しでも幸せになるためには先に賠償じゃないのか…?っておせっかいながら思ってしまうこともあるんですよね…

あっまたアツくなっちゃいました 暑苦しくてすいません

ではでは

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中小路大輔:求刑懲役25年

おっとお伝え忘れてましたが今回のメンズサイゾーは
知っておいて損はない 判例の少ないネットによる名誉毀損について
http://www.menscyzo.com/2011/01/post_2187.html
ネットでは誹謗中傷し放題!という記事で〜す
ユキさんが引っ越したのは地獄の一丁目なんですね、と知人にツッコミもらいました…

☆ ☆ ☆

【被告人名】中小路大輔
【日時】201/01/19(水)1000~(傍聴したのは13時半〜)
【場所】東京地裁806号法廷
【罪名】営利拐取、監禁、強盗致死、覚せい剤取締法違反、窃盗

そんなわけで色々と見れない日々が続いたこちらの公判、やっと午後から傍聴できました
前日と、この日の午前のうちに検察官からの被告人質問は終わってしまったようです
情状に関する被告人質問が弁護人から行われました

被告人は公判でいろいろ争いがあるようだったのに、情状の被告人質問では、自分が悪いとしきりに反省し、事件前の交通事故で降りる保険金を、ご遺族にお支払いする旨の供述をしておりました
この保険金は被告人にとって、タイミングのよいラッキーアイテムのように思われます
やはり裁判ではお金をどれくらい払ったかというのは重要視される傾向があるからです
裁判員裁判ではどうなるか、それがちょっと注目ですが…

そして被告人の幸福ではない生い立ちについてなど語られました
(小1で母が死去、後妻と父にいじめられ施設で育ち、中学時代から祖母に育てられる、など)

この不幸な話なども全部拾って責めるのが検察側です
本件一連の被告人らの公判でおなじみのムカイ検事が質問しました

個人的な話ですがムカイ検事って、日刊ゲンダイでお世話になってる方になんか似てて、勝手に親しみ感じてます!

そんな親しみのある?ムカイ検事からは被告人がなぜそこまでして犯行を犯したのかということを長い時間聞かれてました
被告人の動機はやはり金です
そしてなぜ、金のために他人のモノを奪おうとそこまでのことをするのか、ってことについては
「感覚というものが、世間一般の人と違った……まずお金が欲しい……目先のことしか考えられない」と語っておりました

施設で育った事と本件が関係あるのか?と聞かれた際にも
「あると思ってます」
と答え「金欲しい、それが第一になってしまい…」
と、貧困育ち故の金への執着があったかのような供述をしていました

確かに、幼少期に家庭が複雑だったりすると裕福な環境で成長できない可能性は高く、そのため大学までいけなかったりすることは、やっぱりあると思います
大卒でも仕事のない時代なので、中卒、高卒で高収入を目指すには仕事が限られるでしょう
そういう被告人を見るにつけ、貧困は連鎖するんだな〜と感じます(逆に金持ちも連鎖するな〜と思います)

金への執着、あこがれが大きいのは分かるししょうがないとも思います
施設での生活がそれに影響を与えたのもあるかもです
でもそれでなぜ他人を攻撃してまで金を奪おうと思ったり、それがオッケーになってしまうのかは、施設育ちって関係あるのか…?とちょっと気になりました

共犯については「そういった方々と関係を持たない、それが自分の今後の…関係持たないのが一番」
と、共犯に流されたとでも言いたげなことを言ってましたが、それって逆に共犯も被告人に対して思ってるよ、と思います
特に犯行態様が悪い被告人ですし…

ちなみにムカイ検事は、シマダ検事がいないときのほうが落ち着いて公判やってるような気がしました…

いろいろ割愛しますが、求刑は懲役25年です
自分は仕事のため、求刑が終わると法廷を出ましたが…判決はどうなるでしょうか!


ところで法廷画家さんの忘年会でテレビ朝日の法廷画家さんが「裁判員裁判では、審理終盤になるにつれ裁判員の服装が黒っぽくなる」とおっしゃっていたというのは昔書いたと思いますが、こちらの公判でも本当に裁判員たちの服装が黒っぽくなっていて、ビビリました

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中小路大輔:最後の1人の初公判

【被告人名】中小路大輔
【日時】201/01/13(木) 1000~
【場所】東京地裁803号法廷
【罪名】営利拐取、監禁、強盗致死、覚せい剤取締法違反、窃盗

共犯ら大体傍聴しているこの事件…
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100316/trl1003161825007-n1.htm
板橋の男性を監禁し覚せい剤を注射、その後山中に放置したという事案です

先日はこの事件のトップ的な存在とされている橋本遥の公判も終わりましたが、まだ1人、公判が行われてないメンバーがいました
それが今回の被告人、今日が初公判です
公判前整理手続で争ったりしてたのでしょうか?

と、少し遅れて法廷に入ると(なので人定も聞けず、被告人の年齢が分かりません)弁護人席にはあの厄介な裁判でおなじみ、ヒゲの弁護人と汗かきの弁護人がいました
アキバの加藤などでおなじみのコンビです
この2人だから、公判まで長引いたんじゃ…こりゃ争点も面倒くさそうだ…

そして、検察官席にシマダ検事はいませんでした…超ざんねんです!

起訴状の内容などは他の千葉グループの面々と同じだろう、でも争点はしっかり聞きたい、と思い30分遅れくらいで法廷に入りまして、狙い通り争点はバッチリ聞けました

・強盗致死の成立を争う
 被害者への覚せい剤注射は強盗の機会に行われたか
 注射と強盗が時間的、場所的に接着していたか
 犯行を隠そうとする動機が覚せい剤の注射にあったか
・横紋筋融解症は覚せい剤の注射が原因もしくは要因になっているかどうか

事件の詳しいあらまし、共犯などは、過去の記事からご覧いただければと思います
と、最近思うのですが、このように共犯が多かったり、控訴したりいろいろと1つの事件がいくつもの記事にかかるので、インデックスみたいなページを作ってもいいのかなぁ…

どうでしょう?

と、誰からも返ってこないのに問いかけてみました…


被告人はなんか運動部の男性みたいに若くて屈強な感じでした
そして、ニキビ痕がいっぱいありました


法廷に入ったとき、汗かきの弁護人が冒頭陳述を行っていたのですが

「被告人は高校を中退し、内装業などで生計を立てていた。当時、小村と暮らしていました。
 もともと被告人が聞いていた計画、どういうものか。
 山本が『あいつは2億持っている。悪い事して稼いだ金だ。奪っても被害届を出せない』と言っていました。実行に移すが、全くの間違いであることが分かります。アパートに行ってみると、普通の1人暮らし。金なんて、ありませんでした。これ以上金を奪おうとは考えていなかったのです。
 次に強盗致死が成立するかということについて。……」

 橋本遥に言われた山本が、オオタブ橋の上から被害者を落とすつもりになってたとき、必死に止めた、今回の事件で被害者が亡くなるとは思っていなかった。横紋筋融解症はいろんな原因が考えられる。覚せい剤の注射で横紋筋融解症を発症するのはまれ。強盗致死ではなく、保護責任者遺棄致死が成立する……と述べておりました

こちらの被告人は実行犯の中でも、けっこう重要な役割を果たしています
一度、別の共犯者が山本から、被害者に覚せい剤を打つように促されたとき、打った振りをしました
様子の変わらなかった被害者を見て不審に思った山本はもう一度覚せい剤を打つように千葉グループの面々に促します
そこで二度目の(実質一度目の)注射をしたのが被告人です
また橋のたもとまで被害者を連れて行ったとき、被害者の衣服を橋の上からダムに捨てたのも被告人です

千葉グループの他の共犯者らは、懲役23年確定が2名、懲役17年控訴中1名、懲役23年控訴中が1名です
他の共犯者らとの刑のバランスを、と考えると、懲役23年か…?もうちょっと重くするか…?

そんなわけで、いろいろ争いがあるので共犯らの調書はおそらく不同意になったと思われます
今後の審理で共犯らが続々証人出廷する事になりました

で、証拠調べが行われましたが…今まで傍聴してきた他の共犯者らのものと全く同じなので、割愛です…

ところで、このように集団で逮捕&起訴された場合、罪を認めて争わない被告人は整理手続きも早く終わって、裁判も早く終わることになります
争いのある被告人になればなるほど公判が始まるのは遅くなり、もう他の共犯の判決が出てからになることが多いです
となると、他の共犯のときはこう認定したから…とかで、いくら争点があっても結局被告人側の主張が通りづらくなるのではないか…とふと思いました

で、午後から山本の証人尋問があったのですが自分は原稿があり途中で帰りました、すいません!
ちなみに橋本遥のときに証人出廷したときみたいに、証言拒否はしてなかったですwww
あのときの証言拒否、なんだったんでしょう…

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野口圭也:取り調べはなく結審、その理由とは…

【被告人名】野口圭也
【日時】2011/01/11(火曜) 1530~
【場所】東京高裁506号法廷
【罪名】傷害致死

本日は2011年初の傍聴でありますっ

まず薮伊豆でマズい蕎麦を一気食いして、上記裁判が始まるまで簡裁でも傍聴しようと728号法廷に入ったところ、女被告人の傷害だからか、傍聴人がけっこう多めでした
ハローワークの前でピースボートのポスターを貼ろうとした人に殴り掛かったという事件でした
「仕事を探している人が来るところ、ホームレスも多いのにそんな目の前で、不正を働いてる(と被告人は思ってるらしいです)ピースボートのポスターを貼るなんて…」みたいな理由のようです
最終陳述のときも、なんかもうすごかったです
甲高い声で
「ハローワークの窓口でありながら、こんな不正!
 日本人は仕事にあぶれてるんです!裁判官に言ってもしょうがないとは思いますが!
 1月中に内閣改造!公安!法務局!ピラミッドの上の人が不正をやってたら…(メモれず)
 1円で生活してるホームレスがたくさんいるのに、まず日本人を助けなければ!」

ともう、スジが通ってるようで全然通ってないんであります…

「ピースボート以前に、淡路震災とか、献金箱!オオイスミエさんにスギヤさん、裁判するんじゃないって言われた!
 30万、どれだけ大変な金かって!……」

ここで裁判官に「もういいですよ!」と言われ「金じゃないんです!」と叫んでました
求刑は罰金30万円だったようです…

今年もアッパーな洗礼をうけました

そして15時半になり、野口圭也の法廷へ赴きました
「裁判員裁判:傷害致死罪の被告、暴行の因果関係認定し懲役3年--地裁判決 /神奈川」
http://www04.mai.vip.ogk.yahoo.co.jp/select/jiken/saibanin/archive/news/2010/09/20100918ddlk14040281000c.html

野口被告は裁判員法が施行された翌日の昨年5月22日、県内の裁判員裁判対象事件として初めて起訴されたが、解剖時に病死と判断されていたため、再鑑定などで公判まで長期化した。

と、当初は病死と判断されていたようです
どういう流れで病死という判断から傷害致死で立件となったのでしょう…そこが気になります

被告人は37歳とは思えないほどの老けっぷりで、かつての池内楯雄を彷彿とさせる男性でした
ヤクザのオフ着みたいな、ダボッとした柄のセーターにこれまたダボッとした黒いズボン、ヤンキー歩きで登場です
アタマは白髪だらけでした

弁護人はポンパにしてる(弁護人にしては珍しい髪型です)なんだか女優みたいな美女でした
系統で言えば、真矢みきみたいです…
検察官は清水利勝さんという方で、こちらもなんか映画で悪役にでもなりそうな人相の悪い男性でw
仁義なき戦いとかで金子信雄の手下とかになってそうな雰囲気の方でした
見た目だけで言えばドラマっぽい法廷でしたなあ…

で、肝心の裁判ですが、、、、
まず弁護側は事実誤認で控訴したそうなのですが、期限がとっくにすぎた、昨年末に、量刑不当という理由も補充してきたそうです
だけど期限がすぎてるので、それは受け付ける訳にはいかないと裁判所に言われてました

となると、控訴趣意は事実誤認のみになるのですが、弁護側が証拠として請求しているものは(被告人質問および書証)は量刑不当に関するもののみだそうです
控訴趣意に量刑不当は含まれないので、当然ながらこれらもすべて採用はできず、、、、

ということで何も行われず審理は終結しました

もっと弁護人が色々がんばるのかな〜と思いきや、彼女は女優風のクールな雰囲気で、裁判所の発言を淡々とメモしておりました…
最初は事実誤認とか言ってたけど被告人がゴネたのでしょうか…(勝手な想像です)
真矢みきばりのセクシーボイスで被告人に「あきらめないで〜」って言うのかな…(これも勝手な想像です)


久しぶりに今井さんとお茶して帰りましたwine

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