金がらみ

新井竜太:完全否認→死刑判決→弁護側控訴

【日時】2012/01/17〜2012/02/24
【場所】さいたま地裁403号法廷
【罪名】詐欺、殺人、銃刀法違反

そして木嶋佳苗の合間にこの新井竜太を傍聴するという、さいたま地裁では非常に落ち着かない日々を送っておりました。
「傍聴したい公判はカブる」の法則は広く教科書に載せてもよいのでは…
全て傍聴はできなかったのですが、初公判や、共犯で無期懲役が確定している高橋隆宏の証人尋問などは傍聴しておりますので軽く…

おじら殺害で死刑判決 さいたま地裁
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E4E2E29B8DE0E4E2E0E0E2E3E09191E3E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000

↑判決時の報道です。もう弁護側は控訴を決めたようです。東京にやって来るんですね。。。

以下殺人罪の起訴状。
・H22.7.15付
 被告人は高橋隆宏と共謀の上、H21.8.7 5:50頃、おじの久保寺幸典さん(64=当時)に殺意を持って、その前胸部を柳刃包丁(刃渡り21センチ)で刺し、胸部刺創により失血死させた
・H22.11.25付
 被告人は高橋隆宏と共謀の上、隆宏の養母である安川珠江さん(46=当時)の死亡保険金を受け取る目的で、H20.3.13に被告人の母親方兼、A事務所において、安川さんに睡眠薬を服用させた上、浴槽内に沈め溺れさせ、窒息死させた

ほか、珠江さんにかけた傷害保険をだまし取ったという詐欺罪、おじ殺害時に包丁を携帯したという銃刀法違反になります。

認否で弁護人は「新井さんは共謀をしていない。珠江さんの保険請求手続きは新井さんが行ったというのは正確ではなく、手伝っただけ。それ以外の事件にかかる行為は何もしておらず無罪」と主張しましたが…裁判所はそう認定しなかったようです。

ちなみに被告人は終始余裕ありげな微笑みをたたえて、椅子の背もたれにどっかりともたれながら余裕で裁判を受けておりました。
そしてご家族とアイコンタクトをしてニコッとしたり、その笑顔だけだととっても無邪気に見えるのですが…

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013264531000.html
この笑顔はちょっとマッドに見えますねぇ…

ちなみに被告人と高橋隆宏は、母親同士が姉妹であり、従弟という関係なのですが、高橋は新井に心酔しており、胸に「新井」という刺青を彫っていたことなどが証拠として出てました。。。。。。

また、珠江さんはそもそも家庭があったのですが高橋と出会い系サイトで知り合い、家庭を捨て、高橋の元へ。高橋にそそのかされ養子縁組を行い(高橋は養子縁組を繰り返してました)、その後は珠江さん名義で借金をさせられたりと、高橋の金づるとして利用されていました。珠江さんはその後、平成19年にいわゆる通帳詐欺で逮捕。東京地裁で裁判を受けて保護観察付きの執行猶予判決を受けてます。
高橋らは、珠江さんに売春をさせていたことも明かされました。

高橋が語った珠江さん殺害のきっかけとしては、珠江さんがその売春話をAの社長である新井の母親に話したことが大きいようでした。
ちなみに珠江さんには生命保険ではなく傷害保険をかけており、それについて高橋は、新井が「傷害保険のほうがおりやすい」というアドバイスをしてきたと語っていました。

珠江さんは睡眠薬を飲まされた後、高橋により浴槽に沈められ、死亡推定時刻をずらすため、追い炊きしたそうです。

高橋と新井の関係についてはもっと書きたいですが夜も遅くなったので…一旦切ります!

|

木嶋佳苗狂想曲

続けざまの更新です!

さてさて今年の私は1/10からさいたま地裁でスタートした木嶋佳苗の裁判員裁判を傍聴しております。
と同時に、同じくさいたま地裁で行われていた新井竜太という被告人の裁判員裁判も傍聴しており…
さらに、東京地裁立川支部で追いかけている6億円強奪事件関連の傍聴も続けており…
その隙間をねって、水戸地裁で「こえ部」人気投稿者だった男性被告人の保護責任者遺棄致死なども傍聴したりと…
東京都民でありながら、今年に入ってからほとんど東京地裁で傍聴をしておりません!
しかも、いい歳こいて長距離移動が続いているので疲労がたまっております…!

そんなひとつひとつの事件はまた追って書かせていただくとして、まず木嶋佳苗についてです。

1月10日の初公判はなんと7時15分に傍聴券抽選〆切だったのです!
そんなわけで前日から浦和に泊まりました。必死です。
そんな、なりふり構わない必死さが神に通じたのか…(仏教徒ですけど)無事傍聴券ゲット、初公判を傍聴してきました。
詳細は散々ニュースなんかにも出ておりますし、わたしも追って電子書籍化しよう〜と思っているので、割愛しますが、
なんかもう、マスコミがすごいです。
市橋達也の裁判員裁判でも、裁判そのものは特に大きな争点といったものもなく…という類いのものでしたが、被告人のカリスマ性が影響して、えらいマスコミが多く、連日、一般傍聴席の大部分がメディア関係の人間だったんですけど、
木嶋佳苗の裁判でも同じような現象が発生しております。

それでも、証人尋問になるとマスコミ関係の傍聴人はぐっと減り、わたしのような一般人でも傍聴のチャンスがありましたが…被告人質問がスタートするや否や、また一般傍聴席の多くはメディア関係の人になり、一種異様な雰囲気となっています。

しかも、木嶋佳苗の追っかけと称する佳苗ギャルなるものが存在する、と一部で報じられてからか、女の傍聴人はファンだと思われてマスコミの人に話しかけられるという困った事態になっております。
中年女の私は、ときおり裁判所前のミヤネ屋リポーターに話しかけられるというミッションをクリアして傍聴券交付所に並ばなければなりません…

抽選に当たったら当たったで、法廷の中は司法記者の出入りが多くてせわしなく…
一般傍聴席をゲットしたマスコミ系の人たちもちょっとテンションが高まっており…
とにかく体力を奪われますrain
ホント、裁判所前から、裁判所敷地内の傍聴券交付所から、法廷前から、法廷の中まで、終始マスコミの騒がしいザワザワ感が続いていて、本当に狂想曲って感じです。
しかも、傍聴人による法廷内の無断写真撮影など、奇想天外な事件も起こり、気の休まるヒマがありません。
こちらの傍聴人は、どうも浦和をホームとしている一般の傍聴マニアのようでした。

ニュースでは外見やら被告人のトンチキな発言が話題となっているようですが、
冷静に否認の殺人裁判として見た場合、
一度だけ当たって潜入した被告人質問の感触から見て、
被告人の言い分が通るのはいまのところ厳しいのではないかな?という感想を持ちました。

そういえば、被告人が逮捕されるまで開設していたブログを熟読している友人がいるのですが、その友人によれば
「バーキンを何個も持ってるのに、それをスノコの上において写真とって、ブログにアップしてるんですよ!」
とのことで、エルメスのバッグ、しかもバーキンをスノコの上で写真撮影する被告人のアンバランスさが気になります。

また、初公判で、被告人の妹さんの調書が読み上げられたのですが、逮捕されるまで被告人には彼氏がいたにも関わらず(けっこう付き合いが長かったのに)血痕…じゃなくて結婚を考えていなかったらしく、妹さんがそれについて被告人に尋ねたところ「結婚は考えられない。彼の生い立ちが気になる」と言っていた、というくだりが、一番印象に残っています。

ではでは〜

|

高橋隆宏:女を「ブタゲルゲ」と呼ぶ男

【日時】2011/07/01 1000〜(傍聴したのは1310〜)
【場所】さいたま地裁403号法廷
【罪名】詐欺、殺人、銃刀法違反、傷害

初公判の報道はこちらです。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110627/stm11062714330003-n1.htm

以下引用

 起訴状によると、高橋被告はいとこの新井竜太被告(42)=殺人などの罪で起訴=と共謀し、平成20年3月、養子縁組していた横浜市神奈川区の無職、安川珠江さん=当時(46)=に睡眠薬を飲ませ浴槽に沈めて殺害。同年7月、保険会社に「事故死した」などと虚偽の申告をして死亡保険金3600万円をだまし取った。また、21年8月には、深谷市原郷のおじの久保寺幸典さん=当時(64)=方で、久保寺さんの胸を包丁で刺し、殺害したなどとされる。

時系列で言えば、横浜の殺人、自動車の偽装交通事故、そして深谷市のおじ殺害、という順に事件が起きていますが、さいたま地裁で裁かれているのはおそらく、横浜の殺人事件が当初「事故」として処理されていた事と無関係ではないだろうと思われます。

横浜女性殺害 神奈川県警、捜査ミス認める
http://dailynews777.blog69.fc2.com/blog-entry-877.html

 神奈川県警は当時、安川さんは事故死だと判断し、司法解剖を行っていなかった。4日、神奈川県警は当時の経緯などについて説明を行い、「関係者の供述をうのみにし、周辺捜査の徹底を怠った」と捜査のミスを認め、「被害者やその関係者に関しては、心からおわび申し上げます」と謝罪した。神奈川県警は現在、検視官を増員し、積極的に現場で検視を行うなどの対策をとっているという。

-------------------------------------------------------事件の概要はここまで

この日は何回目かの公判で、わたしは午後から傍聴しました。
本当ならばこの手の金がらみ&集団という事件は毎回傍聴したいところでありましたが、こじらせた中耳炎&千葉地裁通いなんかで、この回と、弁論の回しか傍聴できていません。

本当に7月は体調不良に悩まされた一ヶ月となりました…

自分が傍聴したこの日の午後、2つの殺人の間の時期に行われた偽装交通事故についての取り調べが行われました。
弁護人は、さいたまの星、村木さんです!

初公判のときの報道に、新井竜太(共犯、公判前整理手続き中)に心酔していて言う事を聞く状態であった…と弁護人が主張したとありましたが、その関係はさておき、この偽装交通事故についても新井の名は出てきました。
名が出てくるだけでなく、新井の調書も採用されており、それによれば「事故を起こせる環境が整った」「『さっそくプレジデントの保険でもやってもらおっかな(笑)』というメールを送った事もあった」等、新井もコレに関しては認めているようです(公判でどう言うかは分かりませんが)。

そして、この両名が偽装交通事故を指示した女性がいまして、彼女も分け前をもらっていますが、彼女のことをなんと呼んでいたかについては

検察官「どういうあだ名で呼んでいました?」
被告人「ゲルゲです。漫画に出てきたキャラ…」
検察官「『ブーちゃん』とは?」
被告人「それは新井が…」
検察官「どうして?」
被告人「太ってた…」
検察官「ブタと呼ぶ事もありました?」
被告人「……あったかも」
検察官「ブタゲルゲと呼んでいた事は?」
被告人「あると思います…」

○○ゲルゲっていうあのキャラはバロム1じゃないですか…

♪ふ〜たり〜は〜ひ〜と〜り〜 バロロ〜ム〜♪

子供の頃再放送の再放送の再放送…ぐらいの古い特撮が放送されている枠があったんですが、それで必死になって観てましたよ!

確か友情パワーで戦うんじゃなかったでしたっけ??

ちなみに自分は傍聴できていない他の日にも、特撮ヒーローものの単語が出てきたことがあるそうで…被告人と新井は特撮好きだったんでしょうか…


分け前の分配額こそ、女性との間で食い違いはありますが、被告人はおおむねこの日話題となった偽装交通事故について認めていました。

で、肝心の殺人についての証拠調べは傍聴できずでして、この被告人には死刑が求刑されています。
弁論は次のエントリにて書きます。かなり良い弁論だったと思います。

|

清水精二:「やった本人は他にいるんだからね」

ちょっと今、録画していたスーパーJチャンネルを観ながらブログを書いていたんですけど、布川事件判決のニュースで出てた裁判長、神田大助さんってサンドウィッチマンの人に似てません・・・?
http://www.e-hoki.com/judge/904.html?hb=1
東京地裁、簡裁にいたんだね〜、なんか見た事あると思ったのはそのせいか、サンドウィッチマンに似てるから既視感があったのか、どっちなんだろう…

☆ ☆ ☆

【被告人名】清水精二
【日時】2011/05/17 1330〜
【場所】東京高裁410号法廷
【罪名】殺人、殺人未遂(変更後の訴因:殺人)、銃刀法違反

ここのところ地裁de殺人裁判がなく、この日も高裁におもむきました・・・・
被告人は昭和11年生まれのジー様で、グレーのスエット上下で白髪でした。でもなぜか眉毛だけ真っ黒です…
そして、裁判官を見ると…あっ!彦坂裁判官!!!

千葉地裁で清水大志らの詐欺グループ仲間割れ殺人で裁判長をやっていた方です。
http://www.e-hoki.com/judge/2353.html?hb=1
相変わらず不気味でステキ〜♪♪♪
右陪席になっております!

そして裁判長は出田さん…たぶん最近ずっと410号法廷に通っているんで、おそらくこの裁判官は初めてではないのですが…何しろ印象に残りませんcancer
温厚な方だという記憶はあるのですが…これから注意深く観察しようと思います。
ちなみに書記官さんが、以前(だいぶ前)地裁の総務?にいた方のようで、個人的におおっ、とびっくりしてしまいました。

被告人は人定質問のあと、席に着く前にいきなり
「ちょっと言わしてもらえる!私は代わりに来たようなもんだから。やった本人は他にいるんだからね!それだけは言わしてもらえる!」
と自分がやったんじゃないという主張をしましたが、裁判長は制止することもなく聞いてくれていました。

あ、この事件についての説明をしていなかったんですが、
吉川の3人殺傷 殺人未遂で男を再逮捕
http://www.hoken-business5.com/archives/10.html

09年に埼玉で起こった事件です。この逮捕当時の報道じゃ背景がさっぱりわかりませんが、
おなじみこちらのブログに掲載されている一審判決当時のニュースによれば
http://shadow9.seesaa.net/article/170312549.html
判決は無期懲役でした。

清水容疑者は酒を飲んで近所とトラブルを起こすことがあったようだ。

「普段はおとなしいが、酔うと粗暴になる。『包丁でぶった切ってやるぞ』などと脅すことがあった」と、近所の無職男性は振り返った。
また、清水容疑者が度々訪れていた居酒屋を経営していた男性(46)は「酒を飲んでよくけんかをしていたので出入り禁止にした」とまゆをひそめる。

男性によると、清水容疑者は1年半くらい前、「男と飲みに行っただろ」などと、店内で松本さんを問い詰め、2人が口論になったこともあったという。

また、別の居酒屋の女性経営者は「清水容疑者は松本さんと金銭トラブルになっていた」と話した。

と、どうも荒くれ者のようです。

松本さんと清水容疑者が一緒に住むようになったのは数年前だとみられる。近所で居酒屋を経営する女性は「松本さんが当時住んでいた借家が取り壊されたことがきっかけだった」と話す。

とありますが、こちらの被害者と被告人の関係はそれ以上のものがあったのか、なかったのか、この報道からは分かりませんね…。

裁判の話に戻りますと、控訴は被告人側が行ったようです。
理由については裁判長とゴニョゴニョ言っていたのですが、責任能力について、量刑不当、あとは実行行為との因果関係…と聞こえたんですが…実行行為と何の因果関係なのかちょっと判然としませんでした。

弁護人からは被告人質問と精神鑑定の請求が行われました。
弁護人曰く「訴訟能力にすら疑いがある…」そうです。また「原判決当時の問題ではなく現在の責任能力について」という感じでの請求だと述べてました。

精神鑑定の採否は被告人質問を行ってから決めるそうで、早速被告人質問が始まります。
「裁判所が関心を持ってるのは現在の本人の状態ですから、その辺を中心に…」と注意されつつ弁護人が立ち上がりました。

弁護人「今日、何年の何月何日か、分かる?」
被告人「ちょっと今日は…」
弁護人「今年は何年ですか?」
被告人「……(聞き取れず)なことばかり続いて、アタマのほうおかしくなっちゃった」←自分で言うか?
弁護人「ここはどこですか?」
被告人「裁判所です。(法廷は?と聞かれ)細かい事分かんない」

弁護人「ここは何裁判所ですか?」
被告人「家裁でしょ?」
弁護人「と思ってる?」
被告人「うん」

と、家裁と思っているようです…これは弁護人が説明したのにそう思っているのか、それともしてないのか、どちらなんでしょう…?
判決も控訴した事も覚えていないと言います。

でも、事件については…

被告人「とにかく私は、殺人はやってない!寝泊まりして、入ってる人間がオレの身柄を交換したんだよ。Aが」
弁護人「殺人もAが?」
被告人「つれてっちゃったんだからね」←?

と、自分ではないということについての記憶はあるような感じです。
そんなかんじでけっこう高裁にしては時間を取って被告人質問をやりまして、終盤では

検察官「あなたね、3人をあなたが刺した、その犯人として無期懲役の判決を受けた事覚えてる?」
被告人「ん!(元気いっぱいに) そりゃ、聞いてます!それじゃ困るからと言ってる訳!」←あれ、さっきと話が…

とこんな具合になりかけたので慌てて弁護人もフォローに入り

弁護人「さっきとちょっと違って記憶戻ってきてたから確認しますけど、あなた無期懲役の判決覚えてますか?」
被告人「いや、急に浮かんできたんだよ」←????
弁護人「思い出したの?」
被告人「いや、思い出したも出さねえも、やってないんだからね」←????
弁護人「思い出した?」
被告人「ちょっとね、それじゃ困るからね」←???

「もういっぺん(裁判)やり直ししてもらいたい。どうしてもその人間を無期にしてもらいたい」

と再度、先ほど挙げたAという名をまた述べていました。

まあこんな支離滅裂な被告人質問でしたが、合議が行われまして、精神鑑定に先立ち、拘置所でまず医師に見てもらうという事になりました。
「少なくとも以前とは言動がちがう、慎重を期して…」といったことを裁判所が言っており、なるほど一審判決後に以前と精神状態が変化したという戦法だとわりかし鑑定請求も可能性が見えてくるんだな…と思った次第です。

ではでは〜

|

重岡和博:白昼堂々主婦を刺殺した男の控訴審

ちゃ〜

油断していたらまた更新が滞りました…

5月上旬、わたしは、さいたま地裁に通っておりました。
「アレフから娘取り戻すため」元妻刺され死亡 男を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110117/crm11011719020094-n1.htm
この裁判を見ていたのであります。
家族、宗教、いくつかの問題が重なった事件でした。
さいたまの星、村木さんが弁護人だったりと色々と見どころはありましたが、これはですね、ブログに書くのは控えておこうと思います。
というのも、近々メルマガを作ろうかと思っているのです。
その第一号の裁判にしようかと考え中です。
もうちょっとお待ち頂ければ幸いです(って誰が読んでくれるのか分かりませんが…)。

そんなわけで↑この話は一旦おいといて、表題の裁判の様子を…

【被告人名】重岡和博
【日時】2011/05/12
【場所】東京高裁410号法廷
【罪名】強盗殺人、銃刀法違反

最近410号法廷ばかり通ってます!
あれ、そういえば410号法廷って、一昔前までは地裁の法廷でしたよね。吉井誠の裁判とかやってませんでしたっけ…?(ってこんなこと誰が覚えているでしょう…)

こちらの事件は横浜で発生したようであります。
白昼堂々歩道橋で主婦を刺殺 財布奪った横浜の男を逮捕
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/news/1277738785/

なんという恐ろしい事件でしょう…
そしてこちらによれば一審判決は無期懲役、被告人側の控訴です。
http://www.geocities.jp/hyouhakudanna/muki2011.html

法廷に現れた被告人は、坊主とハゲの判別がつかないツルツルの頭&スーツで登場です。
本籍は福岡…同郷ですorz

控訴の理由は法廷で述べられることはなく、被告人質問がはじまりました。
内容から察するに情状に絞って…というモノのようです。

反省のために頭をまるめた、今も謝罪文を書いている、金銭的な賠償は実家の父が所有している土地を、父の死後に相続してから売ってそれを充てたい、といったことが述べられていました。
事件については
「ハッキリとどうしても思い出せない…ただホントに取り返しのつかない事をしたと…」
と、記憶がないようなことをさりげなくアピールしておりました。

検察官は、この被告人質問でモヤっとしたところをバッチリ追求します。

検察官「もともと事件を起こしたのは金がないからでしたよね。親に援助を頼めなかったんですか?」
被告人「以前なんどか援助してもらっていて、もう次はないぞと言われていたので、当時、どうしても言い出す事ができなかった…今は父もショックを受けてて、父も、もし、金銭的な面で償える事があったらと…」

と、父親も賠償に前向きであることをアピールです。
でもそれならお父さんが生きている間に土地を売るのでは…?という疑問がわいたりもしますが…

検察官「お父さんの預貯金とかは?」
被告人「ちょっと、そこまで深く聞いてないです」

裁判長からの質問でも
裁判長「お父さんの財産、遺族に…というのは、妹さんとは具体的に話してるんですか?」
被告人「面会来たとき、多少は…」
裁判長「多少は?」
被告人「話しました」

と、若干怪しい感じです。本当に土地の話をしっかり家族でしているのかちょっと疑問でした。

裁判長「一審で、反省してないと言われたのは、事件についてありのままを話していないという指摘ではないですか?」
被告人「そういう意味もあるかもしれませんが、法廷で私、嘘は言ってないと思います」

なるほど、どうも一審でも記憶がないというようなことを主張していたようです。(上記判決のリンクにも書かれていました)

こんなかんじでアッサリと被告人質問は終了し結審です。
まぁこれも棄却だろうなぁ…
一審のときの弁護側の主張は「刺して金を奪おうとまで考えておらず、もみ合ってパニック状態となり、気付いたら刺していた。刺したと認められるのは1回。殺意もそれほど強くない」というもののようですが…こりゃ裁判員裁判だと心証悪そうですよね。
気づいたら刺してたっていうのに殺意の程度が分かってるってのは矛盾してますしね。

|

鈴木泰徳:福岡3女性殺害上告審

ちゃ〜

かなり裁判所に通っていたのですが、監禁や郵便局強盗など、殺人裁判ではなくて、更新が滞りました…
本日はまたまた最高裁判所です

【被告人名】鈴木泰徳
【日時】201/02/08(火)1330~
【場所】最高裁判所第三小法廷
【罪名】強盗強姦未遂、強盗殺人、銃刀法違反、強盗強姦

おっと、もうニュースになっておりますが、、、
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110208/trl11020818210007-n1.htm

最高裁の傍聴券交付所に着くと、またもや並んでいるのは3人だけ・・・
先週に時間が戻ったかのようでした

で、締め切り時間までに集まった傍聴人は6人・・・

ビックリする程少ないです!
もっと人がつめかけると思い込んでいました…

こちらの事件は自分の故郷である福岡で発生したヒドい事件です
http://blogs.yahoo.co.jp/heartail/57709617.html

被告人の住居が、通ってた高校からそんなに遠くない感じで、わりと知ってる地名なので、帰省したときにちょっと回った事があります…


最高裁では相変わらず、13時半の開廷ちょっと前まで、だだっ広い待ち合いスペースで待たされました
電気ストーブが4つありますが、吹き抜けになっていて、暖気が瞬時に拡散してましたw
ものっすごい寒かったです…

節電なのか、何なのか分からないんですが、トイレに行っても音姫が鳴らなかったり、手を洗った後に温風が出て来る機械が置いてあるのに、コンセントが抜かれてたりしてw
なんか妙に節電してる風でした…w

と、みみっちいところもありますが、最高裁ってところは物々しくて、13時20分には傍聴席右側から、職員さんがトコトコとやってきて、傍聴の注意を述べてから一旦去って行きます
その後2分前に、女性が左の奥のドアからやってきて「まもなく開廷します!」とだけ言って、また立ち去りますw
なんでしょうかコレは・・・

時間になると、前開きのドア(なんと自動ドア)がウィーンと開き、おじいちゃんやおばあちゃんクラスの裁判官たちがゾロゾロとやってくる・・・という流れです
一番左の裁判官なんか、ちょっともうおじいちゃんすぎて心配になりました…
特定の世代がこんなに偏ってるのってちょっと心配になります…大丈夫!?
地裁の合議体とかは、若者から中堅、裁判長、みたいに世代もちょっと幅広いと思うんですが…


弁護人は上告趣意書を読み上げませんでした
検察は、弁護人の上告趣意について、どう理由なく棄却されるべきなのか、ということを15分くらい語っておりました

9割割愛しますが、この事件は5つから成っておりまして
1:飯塚市での、女性(18)に対する強盗殺人、強盗強姦
 好みの女性を500m追尾、帽子をかぶり軍手をはめ、被害者を公園に引きずり込んだ
 馬乗りになり、女性が巻いていたマフラーで失神させ、姦淫
 発覚を恐れ殺害を決意し、マフラーで頸部を強く絞め、殺害
2:小倉市での、女性(62)に対する強盗殺人
 バッグをひったくろうとしたものの、女性に抵抗されたため、持っていた刺身包丁で突き刺した
 逃げる女性を追いかけ、さらに背部、胸部を強く突き刺し殺害
3:2の事件で包丁を携帯した銃刀法違反
4:博多区での、女性(23)に対する強盗殺人、強盗強姦未遂
 1人で歩く女性に対し、刺身包丁を持って追跡
 脅して公園にひきずりこみ、げんこつで殴打
 頸部を締め付け、下着を下ろしたが抵抗された
 発覚を恐れ、刺身包丁で背部、頭部など5回突き刺し、殺害
 バッグを強奪
5:4の事件で包丁を携帯した銃刀法違反

「単なる通行人にすぎない3名の命をいとも簡単に奪った・・・罪質はきわめて悪質」
と、ものすごく強い調子で検察官が述べておりました

各被害者の方々は、難病を克服してこれからだ、というときだったり、夢に向かって邁進しているそのまさに途中であったり、無念だろうと思います
関係者と思われる席に座っていた女性は途中からずっと泣いておりました

一審、二審のころ、遠征傍聴という発想がまだない時期だったり、そもそも傍聴を始めていない時期だったりでした
そんなわけでこの事件についてはこれが初めての傍聴になりますが、
被告人はこれらの事件を1ヶ月の間に敢行しており、この、一連の犯行に動く前に、被告人に何があったのか、気になっております

判決文を探してみようかな…

|

橋本遥:次々出て来る友人たち

こんばんは〜
Y字路はイケメン痴漢です
http://www.menscyzo.com/2010/11/post_1998.html
女子をナメると痛い目にあうゾ!という記事です…

spa spa spa

【日時】2010/11/19(金曜) 1000~(傍聴したのは11時〜)
【被告人名】橋本遥
【場所】東京地裁419号法廷
【罪名】覚せい剤取締法違反等

更新が遅くなり金曜の分を書いておりますが、なぜかこの日の公判の様子は記憶からだいぶ消えてきております…
金曜〜日曜と、いろいろあったせいでしょうか…

少し遅れて法廷に入りましたが、結論から言うとこの日は被告人の友人(後輩)ら3人が証人として出廷しました
しかも、みなさん被告人に負けず劣らずのイケメンでありました
類は友を呼ぶというのはこういうことなのでしょうか
そして皆、被告人のことを「遥くん」と呼んでました

私が法廷に入ったとき、長身にデニムの証人でした
内容から察するに、後輩のようです
これまた内容から察するに、被告人に頼まれ、山本と一緒に被害者を尾行したことがあるようです
被告人は優しかったし怒ったりした事はない、と言っておりました
事件後に「これこれこういうニュースが出てないか調べてくれ」と本件のことがニュースになってないかチェックを頼まれたりした事はあるようです
また「しばらく会えなくなるかもしれない」「年末にはまた飲みに行こう」と被告人が言っていた、と述べてました


そういえば、この裁判の裁判員たちはあまり質問をしないですね…
そんなこんなで裁判長までの質問が終わったので、お昼をはさみ、午後は6分遅れで始まりました
(が、謝る事もなく…)

2人目の証人も、これまたイケメンの男性で、めっちゃ色黒でした
午前の証人と同じく、被告人の後輩のようです
言いにくそうにしてましたが、被告人がヤクザと関係してるという事は聞いていた、と述べてました
他には
・日焼けサロンに一緒に行ったとき、被告人の入れ墨を見た事がある
・深谷市で会合があるので送ってほしい、と被告人に言われ、送って行ったことがある
・6月に探偵事務所にお金を振り込んで、と被告人に頼まれ、振り込んだ
・被告人と山本を車に乗せたことがあり、そのときの2人の会話は「千葉の人をあつめて…」とか「何でもやりそうな人たち」「拉致る」など
・7月、一緒に日焼けサロンに行った帰り、被告人から「人を拉致って山に捨てた」と聞いた

などなど語ってました


3人目の証人はこれまたイケメンで、いかにも渋谷とかにいそうな、古い表現でいうとチャラ男みたいな感じでした
この方も被告人の後輩でした
内容としては

続きを読む "橋本遥:次々出て来る友人たち"

|

橋本遥:山本剛は語らず…そして突然の証人尋問!

11月17日(水曜)

【被告人名】橋本遥
【日時】2010/11/17 0950~
【場所】東京地裁419号法廷
【罪名】覚せい剤取締法違反等

またもや目覚ましを止めて二度寝するというおなじみのコースで寝坊し、10時半ちょっと前に着くと、証言台の前には共犯の山本剛が座っており、被告人との間にパーティションが設けられてるところでした

なんだか慌ただしいです

そしてこの、あからさまに橋本に怯えているという遮蔽措置から薄々想像もできましたが、山本剛は自分のときの公判での饒舌ぶりや、他の共犯(小村航とか)での証人尋問の様子とはかけ離れた、怯えたそぶりで、あらゆる証言を拒否するという有様でした・・・・・

「事件のことは話したくありません」
「事件に関しては一切話したくありません」

と、苦しそうな感じでこの一点張りです
カジワラ検事(ハラ検事じゃなくてカジワラ検事でした)も大変そうな感じで質問していきます

カジワラ検事「昨日わたし、あなたに事実確認するため拘置所、行きましたよね」
山本剛「ハイ」
カジワラ検事「そのときあなた、私に、今日、法廷に出るか、どのように話したか覚えてる?」
山本剛「ハイ」
カジワラ検事「何と言ってた?」
山本剛「……どうなるか分からない、と言いました……」
カジワラ検事「橋本がこわい、証言をすれば自分や家族に危険が及ぶかもしれないから、行きたくない、と言いましたよね?」
山本剛「……答えたくありません……」
カジワラ検事「今の理由から、宣誓もしたくないと?」
山本剛「…ハイ…」←さっき『答えたくない』と言ったけど、コレに返事しちゃってるんで、橋本がコワイってのを認めたようなもんです

カジワラ検事「今回、誰かと会って、この件を相談しましたか?」
山本剛「言えないです」
カジワラ検事「月曜、両親に会って、証言することを相談したのではないですか?」
山本剛「……」
カジワラ検事「昨日の私の面談で、両親に相談してアドバイス受けたと言いませんでしたか?」
山本剛「……言えません…」
カジワラ検事「両親から身の危険の心配、告げられたのではないですか?」
山本剛「……」
カジワラ検事「心配なら証言しないってこと、言われたんじゃナイの?両親の言葉が、今日、証言できない理由なんじゃないですか?」
山本剛「……」


と要約すると、月曜に両親と面会し、身の危険があるので証言は控えてくれと言われた、というような出来事があったと推察されました

ムカイ検事からも質問があり
ム「あなたの取り調べ担当検事、覚えてる?」
山「ナカヤマダイスケ検事……」
ム「ナカヤマ検事には正直に話してた?」
山「言いたくないです」

なんとこの事件で山本を取り調べたのはあのナカヤマ検事(アキバ加藤などでおなじみ美声の検察官)だということが発覚しました!

シマダ検事からも質問がありまして

シ「先ほど、私たち、アナタの出廷拒否受けて、説得のため、話したね?」
山「ハイ」
シ「それまで、宣誓書に署名することも拒否してた。説得で少なくとも法廷に出て来るって今ここにいるんだよね?」
山「ハイ」
シ「では、先ほどの説得受ける前と、後で、態度を変えた一番の理由はなんですか?」
山「答えたくないです」
シ「アナタ自身、宣誓拒否して出ないと言うと、アナタの言ってる事がウソだと思われる、と、そういう説明、受けませんでした?少なくとも、アナタがホントのことを言ってたんであれば、出て、その上で立場を明らかにすべきだと説得されたから、考え直したんじゃないですか?」
山「…答えたくありません」
シ「説得の場に、この私たち以外にも、ナカヤマ検事、来てませんでした?」
山「きてました」
シ「ナカヤマ検事からも、アナタの立場、あり方、もう一度、説かれたんじゃないですか?」
山「ハイ」←山本は事件については証言拒否しつつも、このように断片的に質問に答える男でした
シ「アナタは私たち、公判の検察官だけだと信用できないけど、ナカヤマ検事だと信用できると。そういうことで態度変えたんじゃないですか?」
山「答えたくないです」

なんとナカヤマ検事も今日、説得に当たった・・・・!?
画ヅラを想像するとものすごいです・・・・・
シマダ検事、ナカヤマ検事、ムカイ検事、カジワラ検事に説得される山本剛・・・・・・

ということは、この日の公判は私が遅刻して到着したあたりから始まったのでしょうか・・・・
しかしなんといっても注目なのは、この山本がナカヤマ検事を相当信頼してるっぽい発言であります
ナカヤマ検事も、あのオペラ歌手並みの美声で荒くれ者たちを手なずけるのでしょうか・・・・

と、色々なことが分かりましたが、裁判そのものについては
検察官は今回の裁判の争点である共謀のあたりのことを、山本剛の供述から明らかにしていくというようなことを1日目に言っていたので、どうも予定が狂ったようです

弁護側の質問にも裁判官からの質問にも同じような歯切れの悪さで事件に関係ない事は言えない、と連呼して終了し、秋葉裁判長から検察側に「で、どうしますか?」とその後の進行をどうするか的な投げかけがありました

「三者で協議、いただきたい……証拠の開示の確認もあるんで…」
と、検察側は代替案を提示する雰囲気で、午前は終了です

昼休みは久しぶりにA定食を食べ、その後今井さんとロビーのソファで横並びに昼寝しました…sleepy

続きを読む "橋本遥:山本剛は語らず…そして突然の証人尋問!"

|

橋本遥:「いいかげんにしてくださいっ!」証人はカンカン

11月15日(月)

ちゃ〜

お昼に裁判所地下「薮伊豆」で、かけそば大盛りの食券を買ったつもりが、もりそば大盛りの食券と間違えてて、気づいたのはもりそばがお盆に載せられたときでした…rain


本日は朝から、板橋男性拉致事件で逮捕されているメンバー・橋本遥の初公判を傍聴してきました
共犯はこれまで傍聴してますので左の検索窓から過去のエントリを発掘してもらえればと…

ちなみに共犯の一審判決(カッコ内は役割)は
山本剛:懲役28年(被害者が金を持ってるというナゾ情報を鵜呑みにし、以下千葉グループを集め実行犯を指揮した)
小村航:懲役23年(千葉グループを集めた。犯行当日は用事があると言って参加せず)
増田・吉松:ともに懲役23年確定(実行犯としてあれこれ動いた)
未成年のため氏名伏せ(Aとします):懲役17年(同じく)

今回の被告人、逮捕当時の報道です
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090817/tky0908171101005-n1.htm

またヤマモトの判決では
http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-4fc4.html
「橋本が犯行の骨格を作っている。橋本が全体に及ぼした影響力は無視できない」と言われている、その橋本であります

【被告人名】橋本遥
【日時】2010/11/15 1000~
【場所】東京地裁419号法廷
【罪名】覚せい剤取締法違反等

裁判員裁判です

で、そんな被告人、スーツ、ネクタイなし、オシャレ短髪でなんかイケメンでした
検察官は山本や小村らと同じくシマダ検事&ハラ検事&ムカイ検事(やっと名前を覚えました!)のトリオです〜
と、その後ろにいつも被害者のお父さんが座られていたのですが、この日はいらしていませんでした…心配です

起訴状は他の共犯らとだいたい似てるんで割愛ですが、認否については
「山本から頼まれ、覚せい剤を渡したのは間違いない。ただ共謀や指示は一切なく、実行行為もしていない」と、いろいろ否認しました
なんとなく被告人に背格好が似た、ピッタリスーツの若者風弁護人も、認否の時点で被告人の横に駆け寄り、同じような趣旨のことを裁判員&裁判官らに向かって述べました
弁護人の補足としては、被害者が横紋筋融解症で亡くなった事は争わないが、覚せい剤により横紋筋融解症を発症したとすることについては争うとのことです
他の共犯らと比べて、なかなか一筋縄ではいかなそうな認否です

ところでこの裁判は係属部が刑事9部、秋葉裁判長、馬渡裁判官、蜷川裁判官トリオです
嫌いじゃないんですが、、、
裁判員裁判とか、公判前の手続きとられた裁判って、双方の冒頭陳述が終わったころに裁判所から争点告げて、その後どれだけ双方の証拠を採用するかって発表みたいな感じのことやるんですが、部によっては、その後の日程(●日に誰々さんの尋問をやって…とか)言ってくれたりするんです
すごい有り難いのです!
でも、秋葉さんは予定を言わない派らしく・・・・けっこう証人が呼ばれることになるようなのですが、いつ誰が呼ばれるか、などの今後の予定が一切分からないので困っちまいました!
審理の終わりに「次回は○○さんの尋問を…」とか言ってくれる裁判官とかもいるじゃないですか、それもナシであります
ん〜・・・・困る!
教えてほしいなぁ〜(おねだり風)

裁判所に求め過ぎですかね…


冒頭陳述によれば被告人は稲川会八木田一家の関係らしいです…

そんなかんじで、午前と午後の途中までは証拠調べでありまして、他の共犯らの裁判で見続けている、既視感のある証拠がたくさん採用されておりました
その後、被害者を解剖した医師の尋問です
今回の被告人は横紋筋融解症の原因から争ってるので、なにげにこの裁判においての医師の尋問は重要な気がします(特に反対尋問が注目なのではないかという…)

続きを読む "橋本遥:「いいかげんにしてくださいっ!」証人はカンカン"

|

佐藤こと土屋聡こと佐藤聡:懲役26年

ちゃ〜す
昨日は眠くて更新もできずに寝ました・・・・今週の耳かき店員殺人裁判はハードです(交付所締め切り時間が)
今井さんのメルマガで「56年の人生で得た語彙にない表情で」林裁判で被告人を見つめていたと書かれ、まんざら悪い気もしてない自分です…グフフ

と、昨日は耳かき店員殺人裁判の傍聴を産経の法廷ライブに一方的に託し、別の裁判を傍聴してきました〜
こちらの元会社役員死体遺棄事件の一味、佐藤こと土屋聡こと佐藤聡(名前変わりすぎです!)の判決です
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/318302/
あまりニュースになってないなあ・・・・しかも判決の報道もありません
法廷は始まるギリギリまで空席だらけでしたが、開廷と同時にスーツの男性集団が入ってきて、少しにぎやかになりました

【被告人名】佐藤こと土屋聡こと佐藤聡
【日時】2010/10/20 1400~
【場所】東京地裁706号法廷
【罪名】殺人等

なんとこちら、事件番号の数字が666だったんですよね
オーメンです
そして検察官がナカヤマ検事&ハラ検事&あと名前知らないけどよく見る検事(シマダ検事とも一緒に法廷立ち会われていたような…)ですよ 大注目ですよ

被告人は相変わらず前から後ろからだんだん薄くなってきている頭髪で、ガニマタのヤンキー歩きをしながら長椅子に座っていました

主文はタイトル通り懲役26年、未決勾留日数570日算入です

以下ざっくりとした説明ですが、二回にわたり、被害者の殺害の実行犯探しを再三求められ、それに応じたという感じです

罪となる事実は
寺岡誠吉、喰田(しょくた)康裕、野崎稔ら他と共謀の上
1: 平成18年9月7日17時頃、江戸川区のタワービルパーキングにて、被害者(66)の顔面を殴打するなどして車に乗せ拉致
2: 同日18時過ぎ、被害者の頸部と頭部にビニールをかぶせ、粘着テープをまきつけ窒息死させた
3: 20時45分頃、富士市の山林に死体を投棄した

みたいな感じです、判決言い渡しは30分の予定でしたが1時間近く続きました
共同正犯が成立するか、実行犯が殺害するということを被告人が認識していたか、というのが争点で、それぞれ成立する、認識していたという判断を下されてました

認定事実は
1)寺岡による殺害計画および中国での殺害
 平成11年頃から親しく交際していた寺岡から被告人は数年後、事業資金や小遣いとして一億円程度の金をもらっていた
 平成17年4月、寺岡から「トチノが多額の金を勝手に使ってる」と頻繁に不満を漏らすようになりエスカレートしていった
 寺岡から実行犯探しをもとめられ、兄弟分の喰田に話す
(略)
みたいな感じで進んでいき、被害者が中国にいるときを狙い、中国のマフィアに殺害を依頼、マフィアからは成功したとの連絡をうけたものの、後日、被害者が会社に出勤してきたため叱責を受けたそうです
で寺岡から「今は不動産取引を成功させるため殺せない」となんだか勝手な都合で殺害計画が中断されました

2)再度の殺害計画
 平成18年4月、再び実行犯探しを寺岡に求められ、喰田に話す(報酬は2千万)
(略)
野崎が引き受けたという連絡を喰田から聞き、寺岡に伝えると、殺害したという証拠になる写真を持ってくるように言われたそうです

3)8月29日、計画と実行
 8月下旬、喰田から「野崎が駐車場での殺害実行は難しいと言っている」と言われた
 それを伝えたところ、自分の会社の敷地内でやるようにと寺岡に言われた
(略)
このあたりでは、かなり綿密に実行犯〜寺岡との間をつないでいました
で結局、この日は会社の防犯カメラを停止できないので中止するように寺岡から言われました

4)1と3の犯行
 9月初め、拉致現場となるタワービルまで喰田を案内し、野崎もそこにつれてゆき、拉致の了解を得た
 野崎の希望である9月7日を犯行日とすることを寺岡に連絡した
(略)そして実行されました

またおもわず丁寧に書いてしまった・・・・

途中から裁判長は被告人をたたせ、言い渡しを続けました
「遺族の処罰感情は峻烈で、慰謝の措置も見込みもない。自己の責任を軽視するかのような不合理な弁解に終始している。しかしながら、実行犯への承諾を取り付けたのは喰田で、野崎が積極的に応じ、他の共犯者を誘い入れ、入念に準備を行い、具体的な計画を立てた。被告人が事件を主導的にまとめあげたとまでは言えない。首謀者的立場と評価することはできない」と懲役26年になったそうです

あれ、求刑って何年だったのでしょう(ご存知の方教えてください!!!!)
どうも自分、傍聴していないような気がする…

しかし、この裁判での野崎の証人尋問は、本当に歴史に残る裁判だったと思います…今年ナンバーワンです
とにかくすごかった!

|

より以前の記事一覧