殺人:仲島弘将 「執行猶予にしてもらえんかねぇ」という祖母の願い空しく…(3/3)
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↑こちらのつづきです
情状証人は順番に、被告人の祖母(被害者の母)、被告人の母、そして取引先の男性です(この日のために千葉からいらしたそうです)。
3人仲良く声を合わせて宣誓文を読み上げていました。
1人目の証人、被告人の祖母は、なかなかすごい発言が目白押しでした。
「原因はみんな全て孝治にあると思います!孝治のやったことを考えると当然と思ってます」
「この子、今度の事件起こすような、そんな子ではねぇ……けど、結果としてやったんだから、よっぽどの事言われたんだな〜と思うよ」
(孝治さんが亡くなって寂しかった?との問いに)「…別に」
「この子が悪いとは思わんのだけどね、それだけのこと、孝治はしてると思うんです」
「執行猶予にしてもらえんかねぇ。わたしもだいぶ歳だから」
歳だということで出所する頃には死んでるとアピールして執行猶予を願っていましたが、それはさすがに弁護人からも「いや〜」的な感じでたしなめられておりました。
被告人の母親は、証拠調べで孝治さんの妻が述べていたような「ウチに来たけど謝りもしなかった」というようなことはない、と主張していて、取引先の男性は、被告人は真面目な男性だったとアピールしておりました。
そして間髪入れず被告人質問です。(弁護人から)
「あの夜、自分の心の弱さ、自分自身をコントロールできなかったのが一番の原因だと思います」
と言いつつも、弁護人から「おじさんのこと、『あれ、なんだろうこの人』と思うようになったのは?」と聞かれると
「物心ついたときから睨まれる…口もきいてくれなければ、睨みつける感じです。父に相談したら『あまり気にすんな』と言われましたが…。
私には左太ももの付け根に傷があります。幼すぎて本当にそうか分からないし、死人に口無しと言われてしまいそうなんですが……ばあちゃん家にいったとき、伯父さんが棒で『何しに来た』と言いながら、ペシッと叩かれた、そしてその時太ももがパカッと開いたんではないかと……」
まさに死人に口無しですが、話は祖父が死亡して財産分与で揉めた夜の事に移ります。
「2階でゲームをやっていると、1階に人が来て母親の悲鳴と、ウチの父の『バカヤロー』という声が聞こえました。降りていくと伯父さんの後ろ姿があり、台所は血まみれでした……
母親の血が止まらないから父親が母親を病院に連れて行くことになり『弘将たのむで、孝治追い返してくれ』と父に言われたので、追い返すと、叔父は外で拡声器を持って『金返せ、金返せ』とわめいていました。
近所の人が通報して警察が来てくれたんですが、兄弟喧嘩ということで警察は帰っちゃったんです。
このとき僕が自転車で叔父を追いかけて『女に手を出すな』といったんですが叔父はそのまま行ってしまいました」
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