« 長い一日の始まりは631号法廷 | トップページ | 松永太:上告審口頭弁論 »

木村義昭:判決は求刑通りの無期懲役

民事裁判を傍聴した後は、こじらせた中耳炎の治療のため耳鼻科へ行き…
そしてまた昼下がりに裁判所に戻るというグッタリな1日でした。

【日時】2011/11/18 1530〜
【場所】東京地裁104号法廷
【罪名】強盗殺人、銃刀法違反、強盗傷人、住居侵入

傍聴券交付でした。また今井亮一さんに並んでいただきましたが(いつもありがとうございます!)定員割れです。。。
結局この裁判は初公判しか抽選が行われず、あとは全て定員割れだったようです。
でも、このくらいのほうが毎回確実に見れるので有り難いですね…

被告人は髪の毛を切っており、かなり短い坊主頭で法廷に現れました。
そして判決ですが主文は無期懲役、未決勾留日数150日算入、ペティナイフ1本没収、です。
訴訟費用は不負担です。


またかなり長くメモってしまったのですが要約すると、裁判所が認めた罪となる事実はおおむね起訴状の通り。

↓ここにも概要がありました
「韓国の妻子への送金は身勝手な動機」被告に無期懲役判決 東京・目黒の夫婦強殺
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111118/trl11111818370007-n1.htm

要旨を読み上げている間、証言台の前の椅子に座っていた被告人のアタマはだんだんうなだれていき、被害者宅の奥様への犯行態様についての読み上げのところになると、どうも泣いているっぽかったです。


「日本に妻子がいながら韓国にも妻子をもうけ、収入が減少した事から韓国の家族への送金資金を得る目的で安易に犯行に及んだ。短絡的で身勝手。
百貨店配達員を装い、見ず知らずの家族を殺害した。近隣住民を含め、社会全体への影響は大きく、責任はきわめて重い」

としながらも、有利な事情として、
計画を思いついた当初から殺意を有していたわけではないこと、前科がないこと、手紙を書き被告人なりの反省を深めていることなどを挙げましたが

「責任の大きさからすれば、酌量減刑すべき事案とはいえない。無期懲役に処し、被害者や遺族に一生償いをさせるべきという……」

ということで減刑はされず求刑通りです。

そして最後に裁判長は被告人を立たせ

「ご主人の無念さ、遺族の悲しみ、これ十分考えてほしい。一生をかけ心から償いをしていってほしい。コレ、裁判官、裁判員全員の考えです」

と、言葉をかけていました。

被告人は途中から泣いていましたが、申し訳ない事をしたという涙なのか、それとも、こんな事をしたために韓国の家族に会えなくなってしまった自分の運命を呪っているのか、どっちなのでしょうか…

|

« 長い一日の始まりは631号法廷 | トップページ | 松永太:上告審口頭弁論 »

ジーさん」カテゴリの記事

強盗殺人」カテゴリの記事