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頓所利夫:前倒しなんてヒドいよ!

【被告人名】頓所利夫
【日時】2011/04/19 1000~
【場所】東京地裁528号法廷
【罪名】建造物侵入、強盗殺人未遂

そして2日目…この日は遅れて入るとちょうど証人(お医者さんのようです)尋問が終わるところで、乙号証が読み上げられました。
被告人には職場の同僚の金を盗んだり、賭博だったり、勤務していたパチンコ店の売り上げを横領したりと金に絡む前科ばかりがありました。
「趣味はパチンコと将棋です。特にパチンコは金さえあれば軍資金続く限りやってしまうほど好きです」
と語っているから、その好きっぷりは筋金入りでしょう。

あとは調書で、二度目の金の無心を断られたあと途方にくれ山手線を何周もした…という話もあったりしまして、なんだか物悲しかったです。

ちなみに殺意はないと言うんですが被害者を刺したナイフは被告人が持っていたセカンドバッグに入っていたもので、今回の犯行により曲がってしまっております。相当な力がかかったような話が裁判でも出ておりました。

で、被告人質問は「はい」「いいえ」の紙を指差すor被告人が手書きで書いたものを職員さんが読み上げる、という流れで進み、滞りなく終わったんですけど・・・・・

問題はそのあとですよ!

この日は16時35分までという予定で開廷表には書かれていたんですよ!
で、裁判員裁判って、この日は証人を何人呼んで、この日は被告人質問で…とか、公判前整理手続きの結果を告げる時に予定も言ってくれる部署もあれば、な〜んにも言わない部署もあるじゃないですか!
この裁判は、後者、な〜んにも言わない部署でした。
(裁判長は、やたらと神経質な山口さんです)
そして期日は、前日と、この日、そして次の日、3日連続で入ってました。

でもまあ、これまで散々裁判員裁判を傍聴してきた経験から、ここまでは証人尋問だろう、とかここは被告人質問やるだろう、とか、だいたい推測できるようになってきまして…
この被告人質問が終われば、ちょっとした証拠調べをやるならやって、その後は論告弁論だと推測してですね、しかも被告人質問が終わり際のときに既に16時あたりになっていたので、途中で法廷を出たのです!
論告弁論は次の日だろう、と、この流れならそう思いますよね!


と こ ろ が …

なんとこの日に前倒しして、論告弁論が終わってしまっておりました!


次の日に急いで法廷前に行ったら、法廷が真っ暗で、もう終わっちゃったのかな〜なんて思って部署に問い合わせに行ったら「論告は前日に前倒しで終わらせました〜。なので今日は期日入ってません」とのこと!

勝手に予定変更しないでよ〜!
(相変わらずの勝手な希望)

「じゃあ前倒しで終わらせた求刑、何年だったか教えてもらえますか?」

って部署で聞いたんですよ!わたし!ちょっとイヤミも込めて!

そしたらなんと「それは教えられない事になりました」ですと!!!!!

前倒しで終わらせたくせに求刑を教えないとはいい根性してるじゃないか裁判所・・・

まぁ、求刑は判決が出ると教えてもらえなかったりと、なぜか(なぜなんでしょう?)そもそもが敷居の高い項目なんですけど、なんか知らないですけど、教えられない事になったそうですよ!!!!


あまりに腹が立っていたところ、また今井さんに「コワイよ〜」と言われました…すいません!


記者クラブ加盟の記者さんにはペーパー流すのに一般傍聴人には教えられないとは…なかなか理解に苦しみますな!
記者クラブ加盟の媒体がニュースとして流してくれなければ、一般の人は、求刑が何年だったか知る事ができないという、この謎の仕組みに腹が立ちますな!

ちなみに22日に行われた判決では、懲役18年でした。
あまりのロングっぷりにビックリして腰抜けそうでした。刑務所の中で寿命来ちゃうと思うよ!
いや、マジで裁判員裁判が始まってから判決が重くなっているかもしれない…。ちょっとデータをまとめてみる必要がありそうです。
ちなみにどうにかこうにか入手した情報によりますと、求刑は18年です。全然負けてもらえてないし…

判決はだいたい検察側の言い分が通ってました。
そして女性の裁判員さんが、コサージュつきのジャケット着ていて、授業参観のようでした…彼女なりの正装だったのでしょう…気合いを感じました。

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