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小泉毅:元厚生次官殺害事件控訴審

【被告人名】小泉毅
【日時】2011/04/27 1030~
【場所】東京高裁102号法廷
【罪名】殺人、殺人未遂、殺人予備、銃刀法違反

ついに高裁にあがってきました。元厚生次官殺害事件の小泉毅です。
一審はさいたま地裁!死刑です。
http://shadow9.seesaa.net/article/145131358.html
↑おなじみのサイトです

ここにもあります
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1276.html

同容疑者の「毅」という名前は、父が名付けた。「犬養毅元首相にあやかり、正しく強く生きてくれることを願った」という。

ってなんか空しいですね…

この裁判、一審、ユキさん見てそうなのにね、、、と色々な人に言われるんですが(自分でもそう思います)、なぜか一審は一度も見ていません…確か他の事件が霞ヶ関であったのだろうとは思うんですが…死ぬときに後悔としてこのことを思い出すだろうというほどに心残りなんです!
そんなわけで高裁にあがってくるのを今か今かと待っていた裁判であります。

なんちゅうか、一審は毎回抽選だったじゃないですか、たしかリストバンドが発行されるほどに…
そんな裁判、抽選には必ず外れるのが目に見えてまして、でそうなるとどうするかというと、また通称『乞食作戦』で、大量に当てた記者クラブの記者さんとか、テレビの人とかに、物乞いのようにすがって「券余ってないですか〜」って聞いて回るしかないんですよ!
この心身ともに疲弊する作業はやはり、相当な元気がないとできない…ってことでそのときはヤメていたのであります。歳を取るといろいろ厄介ですね。


今回は傍聴券(抽選)でしたが、意外にも定員割れで傍聴できました!
被告人は出頭しないかなぁなんて不安でしたが、あの堂々とした態度で法廷に現れました。
坊主頭でヒゲが伸びててギョロっとした目つき…隣人だったら本当にキツいだろうと思います…
ちなみに一審の弁護人は、さいたまの星、村木さんでしたが(なんと愛犬家連続殺人の関根も弁護してました!)高裁では違う弁護人になっておりました。残念です。
裁判長は安井久治さんです。

弁護人が控訴したようで、責任能力の事実誤認、証拠採用に関する法令違反、無罪主張、などを述べておりました。
この日は証拠の整理でして、どうも高裁なのにいろいろやるようです。前回のエントリの内藤美由紀の控訴審とは雲泥の差であります。
しかも精神鑑定について、弁護人が再鑑定を請求し、これについて、検察側は不必要だとしましたが、裁判所は留保しました。
また医師の尋問請求も行い、これは通りました。ただ範囲が決められてしまってます。
これについて不服なのか、被告人が唐突にしゃべりだしました。

被告人「裁判長!なんで…」

そこにすかさず弁護人がフォローですw
弁護人「動機形成、維持については切り離せない部分があります…」

しかしフォローにも気づかずもの申します。
被告人「いいですか!裁判長!」←えらそうw
裁判長「控訴審では被告人に発言権はありません!弁護人と相談してください!」

で、弁護人と裁判所でいろいろと尋問範囲についてディベートやってましたが…
「なんでしゃべれないのか…」
「被告人の口を封じる事が…!」
「これは刑事裁判!もっと丁寧にやればいいじゃないですか!」
といちいち口をはさみ、しまいにいは

被告人「こんないい加減な裁判で、私を殺すんですか!!!!」

と、いきり立ってました。

さらには「裁判長!あなた方を、忌避します!!!」

こう言い出しまして、また「弁護人通じて言ってください!」と叱られてました。

でも被告人は守りませんw

「不公平な裁判に抗議するため、控訴を取り下げます!!!!」

こんな事まで言っちゃいますw
またすかさず弁護人が「先ほどの発言は効力がないものとして…」とフォロー。大変そうです。

で、今後いろいろと取り調べが行われる事になりました。

被告人は「私を殺す気ですか!!!」とか言ってますけど、何人も殺害しといてこの台詞…と、呆れた次第であります。この自分本位ぶりから、被告人のプライドの高さ、差別意識なんかを感じますが、なぜそんな人間になったのか、ここが気になるところです。
控訴を取り下げます!なんてカッコつけてたけど死刑になるのは嫌みたいだし、面倒くさい人間であることはよく分かりました。

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