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重岡和博:白昼堂々主婦を刺殺した男の控訴審

ちゃ〜

油断していたらまた更新が滞りました…

5月上旬、わたしは、さいたま地裁に通っておりました。
「アレフから娘取り戻すため」元妻刺され死亡 男を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110117/crm11011719020094-n1.htm
この裁判を見ていたのであります。
家族、宗教、いくつかの問題が重なった事件でした。
さいたまの星、村木さんが弁護人だったりと色々と見どころはありましたが、これはですね、ブログに書くのは控えておこうと思います。
というのも、近々メルマガを作ろうかと思っているのです。
その第一号の裁判にしようかと考え中です。
もうちょっとお待ち頂ければ幸いです(って誰が読んでくれるのか分かりませんが…)。

そんなわけで↑この話は一旦おいといて、表題の裁判の様子を…

【被告人名】重岡和博
【日時】2011/05/12
【場所】東京高裁410号法廷
【罪名】強盗殺人、銃刀法違反

最近410号法廷ばかり通ってます!
あれ、そういえば410号法廷って、一昔前までは地裁の法廷でしたよね。吉井誠の裁判とかやってませんでしたっけ…?(ってこんなこと誰が覚えているでしょう…)

こちらの事件は横浜で発生したようであります。
白昼堂々歩道橋で主婦を刺殺 財布奪った横浜の男を逮捕
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/news/1277738785/

なんという恐ろしい事件でしょう…
そしてこちらによれば一審判決は無期懲役、被告人側の控訴です。
http://www.geocities.jp/hyouhakudanna/muki2011.html

法廷に現れた被告人は、坊主とハゲの判別がつかないツルツルの頭&スーツで登場です。
本籍は福岡…同郷ですorz

控訴の理由は法廷で述べられることはなく、被告人質問がはじまりました。
内容から察するに情状に絞って…というモノのようです。

反省のために頭をまるめた、今も謝罪文を書いている、金銭的な賠償は実家の父が所有している土地を、父の死後に相続してから売ってそれを充てたい、といったことが述べられていました。
事件については
「ハッキリとどうしても思い出せない…ただホントに取り返しのつかない事をしたと…」
と、記憶がないようなことをさりげなくアピールしておりました。

検察官は、この被告人質問でモヤっとしたところをバッチリ追求します。

検察官「もともと事件を起こしたのは金がないからでしたよね。親に援助を頼めなかったんですか?」
被告人「以前なんどか援助してもらっていて、もう次はないぞと言われていたので、当時、どうしても言い出す事ができなかった…今は父もショックを受けてて、父も、もし、金銭的な面で償える事があったらと…」

と、父親も賠償に前向きであることをアピールです。
でもそれならお父さんが生きている間に土地を売るのでは…?という疑問がわいたりもしますが…

検察官「お父さんの預貯金とかは?」
被告人「ちょっと、そこまで深く聞いてないです」

裁判長からの質問でも
裁判長「お父さんの財産、遺族に…というのは、妹さんとは具体的に話してるんですか?」
被告人「面会来たとき、多少は…」
裁判長「多少は?」
被告人「話しました」

と、若干怪しい感じです。本当に土地の話をしっかり家族でしているのかちょっと疑問でした。

裁判長「一審で、反省してないと言われたのは、事件についてありのままを話していないという指摘ではないですか?」
被告人「そういう意味もあるかもしれませんが、法廷で私、嘘は言ってないと思います」

なるほど、どうも一審でも記憶がないというようなことを主張していたようです。(上記判決のリンクにも書かれていました)

こんなかんじでアッサリと被告人質問は終了し結審です。
まぁこれも棄却だろうなぁ…
一審のときの弁護側の主張は「刺して金を奪おうとまで考えておらず、もみ合ってパニック状態となり、気付いたら刺していた。刺したと認められるのは1回。殺意もそれほど強くない」というもののようですが…こりゃ裁判員裁判だと心証悪そうですよね。
気づいたら刺してたっていうのに殺意の程度が分かってるってのは矛盾してますしね。

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