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橋本遥:「いいかげんにしてくださいっ!」証人はカンカン

11月15日(月)

ちゃ〜

お昼に裁判所地下「薮伊豆」で、かけそば大盛りの食券を買ったつもりが、もりそば大盛りの食券と間違えてて、気づいたのはもりそばがお盆に載せられたときでした…rain


本日は朝から、板橋男性拉致事件で逮捕されているメンバー・橋本遥の初公判を傍聴してきました
共犯はこれまで傍聴してますので左の検索窓から過去のエントリを発掘してもらえればと…

ちなみに共犯の一審判決(カッコ内は役割)は
山本剛:懲役28年(被害者が金を持ってるというナゾ情報を鵜呑みにし、以下千葉グループを集め実行犯を指揮した)
小村航:懲役23年(千葉グループを集めた。犯行当日は用事があると言って参加せず)
増田・吉松:ともに懲役23年確定(実行犯としてあれこれ動いた)
未成年のため氏名伏せ(Aとします):懲役17年(同じく)

今回の被告人、逮捕当時の報道です
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090817/tky0908171101005-n1.htm

またヤマモトの判決では
http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-4fc4.html
「橋本が犯行の骨格を作っている。橋本が全体に及ぼした影響力は無視できない」と言われている、その橋本であります

【被告人名】橋本遥
【日時】2010/11/15 1000~
【場所】東京地裁419号法廷
【罪名】覚せい剤取締法違反等

裁判員裁判です

で、そんな被告人、スーツ、ネクタイなし、オシャレ短髪でなんかイケメンでした
検察官は山本や小村らと同じくシマダ検事&ハラ検事&ムカイ検事(やっと名前を覚えました!)のトリオです〜
と、その後ろにいつも被害者のお父さんが座られていたのですが、この日はいらしていませんでした…心配です

起訴状は他の共犯らとだいたい似てるんで割愛ですが、認否については
「山本から頼まれ、覚せい剤を渡したのは間違いない。ただ共謀や指示は一切なく、実行行為もしていない」と、いろいろ否認しました
なんとなく被告人に背格好が似た、ピッタリスーツの若者風弁護人も、認否の時点で被告人の横に駆け寄り、同じような趣旨のことを裁判員&裁判官らに向かって述べました
弁護人の補足としては、被害者が横紋筋融解症で亡くなった事は争わないが、覚せい剤により横紋筋融解症を発症したとすることについては争うとのことです
他の共犯らと比べて、なかなか一筋縄ではいかなそうな認否です

ところでこの裁判は係属部が刑事9部、秋葉裁判長、馬渡裁判官、蜷川裁判官トリオです
嫌いじゃないんですが、、、
裁判員裁判とか、公判前の手続きとられた裁判って、双方の冒頭陳述が終わったころに裁判所から争点告げて、その後どれだけ双方の証拠を採用するかって発表みたいな感じのことやるんですが、部によっては、その後の日程(●日に誰々さんの尋問をやって…とか)言ってくれたりするんです
すごい有り難いのです!
でも、秋葉さんは予定を言わない派らしく・・・・けっこう証人が呼ばれることになるようなのですが、いつ誰が呼ばれるか、などの今後の予定が一切分からないので困っちまいました!
審理の終わりに「次回は○○さんの尋問を…」とか言ってくれる裁判官とかもいるじゃないですか、それもナシであります
ん〜・・・・困る!
教えてほしいなぁ〜(おねだり風)

裁判所に求め過ぎですかね…


冒頭陳述によれば被告人は稲川会八木田一家の関係らしいです…

そんなかんじで、午前と午後の途中までは証拠調べでありまして、他の共犯らの裁判で見続けている、既視感のある証拠がたくさん採用されておりました
その後、被害者を解剖した医師の尋問です
今回の被告人は横紋筋融解症の原因から争ってるので、なにげにこの裁判においての医師の尋問は重要な気がします(特に反対尋問が注目なのではないかという…)

そして検察側からの主尋問はつつがなく終了しましたが、予想通り反対尋問で、例の一筋縄ではいかなそうな弁護人がものすごいアツい尋問をやっちまいました!

尋問が始まって間もなく、いきなりカマします

弁「過去に一度、鑑定した結果の内容を変えた事はありますか?」
証「撤回した事はありません。何の事を言ってるんでしょうか」←すでに不穏な雰囲気
弁「本庄保険金殺人事件をご存知ですね。平成7年、6月17日、佐藤修一さんのご遺体を解剖された事はありますか?」
証「何の関係があるんですか?…お答えいたしませんっ!私はこの件について呼ばれたんです!答える義務を有してない!」

なんと証人はあの八木茂の大事件・本庄保険金殺人事件の被害者を解剖された過去があるようです!
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/saitamakenhonjousi-hanketu.htm
トリカブト入りのあんぱんを食べさせられ利根川で遺体となって発見された方です

と、確かに尋問にはあまり関係なさそうなんで、裁判官が質問を止めるかな〜と思いきや、なんと秋葉さんは遮ることなく、答えを促しました!

秋葉さん「弁護人の質問の趣旨は、適切に鑑定をしたかということ。できれば答えてほしいんですが…」
証「私は今回の鑑定に責任を持ってますんで、疑うんであれば鑑定書を撤回してもいいです!!!」

怒るのもちょっと分かるな〜
わざわざ埼玉から来て、裁判のためにと尋問に答えてるのに、10年以上前のことを出されてキャリアについて疑われるとはなぁ…

で、押し問答的に、この答えを聞き出そうと質問が続き

証「資料を見ないと分からないですが、中間報告として暫定結果を出す事があります。これはあくまでも中間報告であり、誤りや変更があるかも、と報告してます。平成7年の件で、最終的な結論を出して変更した事はございません!!!
 結果は解剖のみで決まらず、いろんな事を調べて結論を出します。鑑定書には責任を持ちますが、その間までに齟齬、十分あり得る。解剖当日は、こうじゃないか、と考え、結論が異なる事は時々ございます」

と鑑定の流れを含め、当時のことも語った証人に対してさらに弁護人は

弁「平成7年の時点で…」

デジャヴかと思うような質問をさらに続けようとしたので、おなじみシマダ検事も黙っちゃいません!

シマダ検事「異議っ!すでに関連ないです!」


ここまで法廷は荒れ気味になっているにも関わらず秋葉さんは

秋葉さん「まぁ、質問してみてください」←呑気〜

と弁護人に質問の続行を促します!

なかなか中立的とも言えるけど、証人を怒らせないような質問に、言い方を変えるとか、そんなふうにアドバイスしてもいいんでは…と心配になりました

案の定、

弁「あなた、溺死という書面を提出してませんか?」←あ〜またこんな質問…

証「いいかげんにしてくださいっ!!!!!!
 私はこの人のために、わざわざここに来て、説明してるんです!
 裁判所にお尋ねしますが、平成7年の鑑定とこの鑑定、どう関係あるんですか!
 この鑑定については縷々説明してるじゃないですか!
 鑑定内容をお疑いになるんでしたら、証人尋問、おやめいただきたい!!!!!
 私は鑑定の科学的な内容をご説明に来てるんです!失礼な質問には応じかねますっ!!!」

カンカンになってしまわれてました…
大きな声を出されていたので思わずビクッとしました…


そして、ここまで証人を怒らせてやっと弁護人は平成7年の本庄保険金殺人事件被害者の解剖の件を持ち出すのはやめました・・・・・・・・

これも弁護人の戦術か…?と思わず疑うほどの怒らせ方です


尋問は長かったですが、内容を総合して(割愛します、すんません)、被害者が横紋筋融解症を発症したことの原因としては覚せい剤の注射が一番可能性が高そうだということがよく分かりました

そして、鑑定書は証拠として採用されておりました


証人は尋問が終わったとき「失礼いたしましたっ」とちょっと荒れた事をお詫びしているような風でした…


次回は何をやるのでしょう…そしてこの裁判はいつまで続くのでしょう…何も分かりません!


ちなみに本日の初公判、報道されてるかなと調べてみたところ、一社も報道しておりませんでした…
記者席に記者さんが座ってたのになぁ…

では〜

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