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小村航:見逃せない弁護人トリオ!&異議!

ちゃ〜

なんか昨日寒くって眠りにつくのが遅く、結局3時間睡眠という恐ろしい状態で裁判所へ向かいました
ブログで何度か書いておりますこちらの事件、千葉グループの若者の裁判が月曜から始まったのです

覚せい剤打ち山中に放置、強盗致死などで7人再逮捕
http://gameprogramer2ch.livedoor.biz/archives/2299295.html

毎度おなじみの上記リンクによれば、今週始まった被告人、小村航のmixiはこちらのようですが、本当なのでしょうか…
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=19224234


なぜか9時50分からという強気なスケジュールだったので、死にものぐるいでたどり着きました…
どうも、学生さんの夏休みは終わったようですが、まだ油断はできません!
早起きしたのに見たいものが見れなかったら超ショックです
と、血まなこで法廷前についたら誰も並んでませんでした…あれれ


そういや今週の地裁の予定を見直してみたら、色々と目玉の裁判があるようです
http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15
なぜか傍聴券になっている裁判員裁判(この事件です)があったり、先日書いた三帰釈迦という被告人の裁判もあったりします

傍聴券になっている岡本健二・千草被告人の裁判員裁判に思うのですが、5年前と比較して(感覚的にですが)親による子供の虐待裁判ってのが増えたような気がします
当たり前ながら、被疑事件罪名別月表を見ても子供への虐待かどうか分からないのがもどかしいところですが…
しかも、子供への虐待裁判はなぜか人気があるという法則があるようです(マスコミも多数!)
3〜4年前ぐらいまで、地裁で子供への傷害致死で裁かれてたのは、南雲安里くらいだったよな〜とおもうのですが…
この人気ぶりと増加ぶり(たぶん)、なぜでしょう!

三帰釈迦の裁判は、常連の方々から小耳に挟んだ情報によれば、予想通りの目が離せない展開のようですし、なるほど、こちらの小村裁判が人気ないのもやっと理解できました


そんなわけで、こんな荒くれた事件(罪名:窃盗、営利拐取、監禁、強盗致死、覚せい剤取締法違反)なのにスタート時の傍聴席はガラガラでした…!
裁判がかぶるのは困るときもありますが、おもわぬ利点もあるようです

そういえば昨日の初公判、体調不良で見れなかったうえ、ググってみても全然ニュースになっていなくて愕然としていたのですが、今井亮一さんのメルマガで記事になっており、大変助かりました!
人定と認否のところが分かって大収穫です!
(なにげない宣伝)
ちなみに今日も法廷に誰も座っていない記者席がいくつかありました…
こら!記者クラブの記者!!!無駄に席確保するのいい加減にヤメろ!
こりゃ近い将来、この「誰も座っていない記者席」を巡り、一般傍聴人が暴動を起こすんじゃないか…!?とさえ思います!


ふ〜狂犬になりかけましたが、きょうの被告人はスーツに、引っ掛ける系のニセネクタイ、足下はニセ靴(スリッパ)という裁判員裁判のスタンダードな装いで、坊主頭でしたが、眉毛も薄く目つきもなんかもう、かつて10代の頃のやんちゃぶりが伺える風貌でした

午前中は証拠調べでして、これまで傍聴してきたこの事件の仲間たちの裁判とだいたい同じでした
でも!以前行われた共犯の裁判では、現場付近の様子を映したDVDや地図などが傍聴席に見せてもらえなかったという謎の進行っぷりでしたが、今回は遺体の写真以外はすべて公開されておりました

この事件の関係者らの裁判では、だいたい証拠は同じなので、以前隠された証拠はこのようなものだった可能性があるのですが、なんで他の被告人の裁判のとき、これ隠したんだろう????って問いつめたくなるほど、べつにプライバシーに関わるものはありませんでした

そして!この裁判の検察官は、押尾裁判でおなじみ?のシマダ検事でありました!
同じく押尾裁判、ほかアキバ加藤でおなじみのカジワラ検事もいらっしゃいます!
あともうお一人、味のある俳優系の男性検察官でした(たぶん加藤の裁判で見たことがあるような…村田雄浩ににてると思うのは自分だけでしょうか)

開廷表に載っていた検察官の名前と全然違ったのでビビりました

検察官は申し分ナシ、傍聴席はガラガラ、集団の犯罪…
ちなみに裁判員は補充裁判員を除いてすべて男性(しかも草食系ゼロ!)という、まるでラグビー部の部室のような強烈な威圧感です
そして、この裁判はさらに、弁護人が相当濃かったです

午前中の証拠調べのあと、午後は証人尋問でありましたが、自分はちょっと事情がありまして、別の民事裁判を午後イチで傍聴してきました
民事裁判って、いつぶりだろう…北芝健さんと黒木さんの裁判での尋問以来でしょうか
なんにせよ相当ぶりでしたが、なんとなく裁判官が刑事の裁判官よりも人間っぽいところにほっとしました
頼れる上司みたいな感じです
大人のケンカの仲裁をするんだから人間力いるだろうな〜

などとどうでもいいことを考えたりしてしまいました

そして民事が終わり、あわてて小村の法廷に戻ると、この事件におけるナンバー2的存在、なつかしの?山本剛の尋問やっておりました!
http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-4fc4.html
↑このエントリでだいたいの事件のあらましが分かるかと思います

しかもシマダ検事が尋問しております!

ヒュウ~

ってかちょっと見逃しちゃったし…!

この日の山本は、かつて行われていた彼自身の裁判のときと違い、ニセネクタイ、ニセ靴は身につけておらず、スーツの下はVネックのグレーのTシャツで、ヒゲもちょっと伸びてて、カッコいい男風になっておりました
ただ、見た目に反して供述ははっきりしない感じで、その後尋問された吉松受刑者と話が違うとこもありました

そして今日の目玉、弁護人たちからの尋問でありますが、まず弁護人席の後ろの方に座っていた、照り焼きみたいなヒゲの弁護人(チャントヨこと豊島圭介さんか松尾スズキかって風貌の人でした)が大きな声で山本に問いただします!

弁「覚せい剤を被害者に注射するの、誰がやると思ってたの?」

あの栃木裁判官みたいな訛りがあります!(訛りながら読んでください!)
北関東の人でしょうか…???

山「自分が犯行に関わると思ってなく、そこまで考えていませんでした」
弁「ほぉ〜。そーすっと、全部小村にやらせて、自分は尻だけ出すつもりだったんですか!!!」←怒り方が意味不明です!尻だけ出す・・・???

弁「被害者がエロサイト運営してるとどうして分かったの?」
山「サイト見た時点では分からなかった…」
弁「誰にその話聞いた訳?」←おおむね威圧的

シマダ検事「異議!」

弁「(無視して)誰にその話聞いたの?」
シマダ検事「異議っ!!主尋問の範囲を超えてます!」

別の太った弁「超えてませんよぉ〜!」

みたいな感じで、見た目的にもやり取り的にも迫力満点です

その後別の検察官から補充の尋問が行われたのですが、その後、その太った弁護人がさらに補充の尋問を行いまして、検察官の尋問で出てもいない話を引用しておりました

太った弁護人「あなたさっき、ハシモトが『上の人が覚せい剤を持ってきてくれる』って言ってたと言いましたよね?」
検察官「異議!…そういう質問、私しましたか…?」←もはや呆れてます
太った弁護人「しましたよ〜!!!!!」←超でかい声
シマダ検事「弁護人の聞き間違いですっ!」

聞き間違いってw

裁判官にも聞き間違いだと指摘されておりましたがw、その勘違いに対して、太った弁護人はスイマセンも言わず、そういう質問をしていたと通しており(そして最後には、調書にはそう書いてるというように話題をすり替えてましたw)やはりエリートというのはアタマを下げるのが苦手なのかなと、また勝手に偏見を持ち出してしまいました

というようにこの裁判、こんなかんじで見逃せない瞬間が突然訪れます…


ところで午前中の証拠調べ、だいたい他の共犯と同じなのですが、要所要所で見逃していた部分を補えたので収穫でした
中でも印象深い証拠は山本の調書で、太田部橋で被害者に覚せい剤を注射した状況が語られていたものです
被害者を拉致して、ハシモトから覚せい剤をあずかり、それを注射するという段になったとき共犯の1人(未成年)が注射するように全員に促され、でもイヤだからと注射したフリをしたのですが、その辺りの様子が…

『「なんの反応もない、おかしい」と私が言うと吉松は「この注射器、医療用だからすごいんだよ」と言っていましたが、医療用でない注射器なんてあるのかよと思いました。
 ハシモトから「15分〜20分くらいで効果が出てくる」と言われていましたが変わった様子がなく、少なかったのかなと思い「もう一回いきましょう」と言いました。
 正露丸の空き瓶に覚せい剤を溶かした水を注射器に吸い上げ「じゃ、おねがいします」と未成年に渡しました』


医療用だからすごいんだよ、って…w
どんだけ緊迫感ない&アホっぽい発言なんでしょうか
そして「もう一回いきましょう」「おねがいします」とか威勢のいい雰囲気でありながら、すべて人任せだった山本…
なんかこの事件の裁判を見ていると、被告人らに対してアホだな〜と思うときと、ずるいな〜と思うときが多いです

そして発見時の遺体の状態に絶句…ご遺族は毎回遠くから、この事件の被告人らの公判にいらしてるようですが、体力的にも精神的にもつらいだろうなぁ…勝手に想像するなと言われそうですが、たとえばもし自分が遺族だったら、傍聴できるだろうかといつも考えます

では〜

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