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金がらみデー、そして一方的な再会!

ちゃ〜

今日は会社の仕事仲間?のみなさんと夜にビアガーデンに行く予定だったので昼からがんばってお仕事してまして、中抜けっていうんですかね、ちょっと仕事を抜けて曽根貴九一の控訴審を見に行きました

法廷に入ると別の事件の控訴審判決をやっていて、軽度の知恵おくれの被告人が「アイツらに悪口を言われてる」と思い込み投石した、という事件で有罪(控訴棄却)になっていました
思うんですけどね、こういう感じでひっそりと、精神的に危なそうな被告人やら、軽い知恵おくれの被告人やら、無名の人々がアッサリ有罪になってますけど、これ、もっと話題になった事件だったら、精神鑑定とか、どうなるんだろうってしょっちゅう考えちゃいます
事件発生時にいかに世間の耳目を集めるかが精神鑑定の採用やその行方を左右するところが若干はあるのではないか…とさえ思ってしまうほどです
もともと精神遅滞のあるこの被告人があっさりと責任能力アリで有罪、で、カオリンはもともと精神遅滞もないけど、あんだけ精神鑑定ガンガンにやって、しかも結果が割れたり…なんか納得がいかないです
精神鑑定にこぎつけ、そこで責任能力に問題ありという減刑へのパスポートを勝ち取ることっていうのは、案外、ゴネ得みたいなところもあるのかなぁと思ったりしてしまいます


本題に戻りますが、
曽根貴九一の事件、検索しても自分のブログばかりが出てくるという…(特定の事件でこういう事態がけっこう多くて個人的に難儀します 皆様にもご迷惑おかけしてるのでは…すみません)
2ちゃんの過去ログ?的なやつに詳細が載っておりました
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1170558025/

調べによると、貴九一容疑者は1日正午ごろ、ていさん宅を訪ね、金を無心したが、断られたことに腹を立て、持参した金づちのようなものでていさんの頭部を十数回殴り、殺害した疑い。阿部容疑者は現場に居合わせ、直後に貴九一容疑者から渡された現金数万円を自宅で焼却した疑い。

 貴九一容疑者は容疑を否認。阿部容疑者は「(殺人事件に関係した現金なので)怖くなって焼いた」と供述している。

「怖くなって焼いた」って…w

そんな香ばしいこちらの事件、一審(静岡地裁)の頃から弁護人はたくさんいて、無罪を勝ち取るために頑張っているのですが(こちらの裁判は弁護人も個性豊かで見応えがあります)、この日もあれこれ取り調べ請求を出しており、いまだ続く弁護人たちのガッツを感じました
が、後々行われると思っていた被告人質問、弁護人のほうから「被告人はだいぶ記憶があいまいになってきてしまい…」と、被告人の年齢的なもののせいか、時間の経過のせいか、現在の被告人からはあまり聞くことは得策でないと思ったようで、弁護人は被告人質問をしない、と言い出しました
残念です

たしかに、一審のときから記憶がおぼろげっぽい(それとも老人の特性をフルに活かした芝居なのかは分かりませんが)ですし…


そんなわけで審理は証拠整理であっという間に終わりました…
関係ないけど曽根貴九一の事件、一審からいらっしゃるヒゲ生えた弁護人、超かっこいいですよね…


そんなこんなで中抜けしたはいいけどあっという間に目当てのものは終わり、会社へ戻ろうかと思っていたところ、曽根の法廷で会った顔見知りの傍聴人に「まだ山本やってると思うよ」と教えてもらいました
山本とは!現在地裁でやってる裁判員裁判であります!

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/289892/

「アイツは2億持ってる」という謎のガセネタにより、その男性を拉致したものの実際は2億なんて持っておらず40万しか持ってなかった、というビックリ事件で、しかも気の毒なことにその男性は覚せい剤を打たれたり殴る蹴るの暴行を受けたりした後、山中に放置されて死亡しました

しかし「2億持ってる」って話を信じるって…どんだけだよ…フツーの20代がだよ!?
こちらの事件、逮捕者多く、すでにもう実行犯何名か裁判が終わっていて、その間に傍聴をしていたので事件のあらましは大体把握していました
なので甲号証の証拠調べまでは傍聴しなくてもいいかな、と勝手に計画立てていたのであります(殺人裁判を傍聴するためにはこのような計画立てが必須になるときがあります…!)

「相変わらず面白くないよ」と言われましたが、5分だけ見ていこうと法廷をのぞいてきました
傍聴したのは甲号証、被告人から被害者のケータイやパスポートを預かっていた友人の調書読み上げだけです
「オレは捕まらない、みんなには偽名使ってたし」と事件発生当時は捕まらないと自信満々だったのに、数日後「オレと連絡取った履歴は全部消してくれ」と弱気になっていたそうです…

「アイツは2億持ってる」「オレは偽名使ってたから捕まらない」って近年まれに見る頭のわるい事件だなぁ…と呆れていたところ、、、、、
検察官席になんだか懐かしい、見覚えのある顔が!

といっても私は近眼なのと、ホントに5分だけしかいられなかったので確信を得られないまま法廷をでました
で、法廷の外に貼ってある開廷表で名前を確かめたところ…

なんとやっぱり、噂の(どこで噂なんでしょう…)シマダ検事でした!

うわ〜い(○゚ε゚○) ←ニフティの顔文字機能を使って喜びを表現してみました!

シマダ検事とは!
ってしょっちゅう書いてますが、数年前まで東京地検特別公判部、その後静岡地検、そしてまた今年東京地検にもどってきた検事です!
http://www.westlawjapan.com/p_affairs/
4月1日法務省人事を参照ください!

ま〜もうとにかく意地の悪い質問をカマしまくる検察官です!
自分が傍聴するような、ややこしい荒くれ者系の事件をしょっちゅう担当されておりました
どんな事件でも彼が担当すると面白くなるという…(勝手な判断です)
一時期の自分のブログにしょっちゅう登場しておりました


ここ数年、シマダ検事がいなくなって抜け殻のような傍聴ライフを送っておりましたが、これでまた張り合いがでます…はぁ良かったです

そして時間を調節しまくりなんとか行ってきたビアガーデン、寒くて雨は降るし、しらけた雰囲気で終わったといいます…rain

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