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山本剛の判決は…

♪つっぱることが男〜の〜
 たったひとつの勲章〜だって〜
 この胸に〜信じて生きてきた〜

きょうはあまりに暑くて、これは夏バテしてしまうのでは…とさすがに心配してしまいました
我が家のネコ(長毛種)もグッタリしております

本日、山本剛の判決を傍聴してきました
ほかの法廷をハシゴしながら、1時間前に何気なく法廷前の様子を伺ってみると、なんとすでに行列が…
夏休み効果でしょうか
それにしてもスゴすぎです
聞けば1時間半も前から並んでいるとのこと…スゴすぎです
夏の傍聴は命がけだということを思い知らされました


山本ですが、主文は懲役28年、未決勾留日数300日算入です

ちなみに、先日のエントリで書いた、千葉グループ未成年のこちらの事件での判決は懲役17年(控訴したらしい)です
未成年で懲役17年って、そういえば数年前に板橋両親殺害事件がありましたが、こっちは未成年で懲役12年(高裁で減刑されました)、それよか重いですね…
さらにちなみに、千葉グループのほかのメンバーのうち、増田と吉松は懲役23年確定です、わたしはこの公判を地味に傍聴したのですが、なぜか、やたらめったら、証拠の画像や映像を傍聴人には見せてくれなくて、真っ黒なモニターを前に延々「○号証…山道の映像です」とかやられて、まったく証拠の内容が分からなくなり、法廷を出たという思い出があります…そんなにプライバシーに関わるような証拠じゃなかったとおもうんだけどな〜
裁判員制度が始まったら傍聴人はもう不要みたいなこの感じ…さみしいですね


http://gameprogramer2ch.livedoor.biz/archives/2299295.html

毎度お馴染み上記リンクを参照いただくとほかにも共犯はいるのですが、中小路、小村、そして橋本はたぶんまだ公判始まっていないと思います
小村というのは被告人と一緒の職場で、千葉グループに声をかけて集めた男なんですが、犯行当日になり「用事ができた」と同行を辞退(本当に用事があったのでしょうか)してます
要領のいい男です

しかし重くてビックリです
こりゃ橋本は今回の山本と同等かそれ以上の刑にならないとバランスが取れないという感じがしてしまいますが、何が起こるか分からない裁判員裁判なので私には全く読めません…
増田と吉松の23年ってのにも驚いたのですが…


事実認定はおおむね起訴状のとおりだったとおもわれます
・小村、吉松、増田、中小路、未成年、橋本と共謀のうえ昨年6月27日20時37分頃、渋谷区道玄坂の路上で被害者に「ホソイさんが管理の人選でお呼びです」と人事の話で上司が呼んでいるとウソをつき車に乗せ発進、げんこつで多数回殴打した
・板橋の被害者方を経由して同日22時5分頃、川口のウイークリーマンション(監禁するために借りた部屋)に連行するため車から降ろすが被害者が騒いだため再び車に乗せ発進、げんこつで殴打し、ガムテープで手足を縛った
その後コダマ料金所から秩父のオオタブ橋経由で翌28日午前4時頃、峠の林道まで、被害者を営利の目的で略取し誘拐した
・昨年6月27日20時37分頃、被害者を車に乗せて発進、逃げられなくした上に脅迫しながらげんこつで多数回殴打、現金9000円、財布、携帯電話を奪い、22時05分頃に到着した被害者方でパスポートを盗取、翌28日午前3時半ごろオオタブ橋で被害者に覚せい剤を打ち、4時頃に林道に降ろした後、被害者に命じて、斜面を沢に向かって降りさせた
被害者は29日から30日にかけ、沢内で横紋筋融解症を発症し死亡した
・小村、吉松、増田、中小路、未成年と共謀のうえ、昨年6月28日の朝、セブンイレブン花園メルシーモール店備え付けのATMで現金40万1000円を引き出した

こんな感じだったかと…
あっ ユルくやっていくと宣言したブログなのに、またうっかり詳細に書いてしまいました
これはもう自分の性分でしょうか…悩

ちなみに横紋筋融解症というのは、

事故、脱水、薬剤投与などが原因で発症することのある病気だそうです
http://ja.wikipedia.org/wiki/横紋筋融解症

「筋細胞内の成分が血中に流出する症状」って恐ろしい…
被害者は沢で1〜2日、苦しんでいたのだと思われます 気の毒すぎです

争点は被告人らの行為(注射、山中置き去り)と死亡の因果関係、あとこれらの行為が強盗の機会に行われたものといえるか、というものでしたがどっちも認められてました

全体の情状については「細部を検討、役割分担を決め実行、資産のありかを執拗に問いつめ、犯行の発覚を免れることのみを考え、被害者の安否を全く考えず放置した、極めて卑劣で悪質な犯行」と言われてまして、
個別の情状については
「被害者が2億持っていると言う話を橋本にもちかけ、犯行の説明を受け、実行するために千葉グループを集め、彼らの前でヤクザであるかのように振る舞った。またウイークリーマンションに監禁しようとして失敗したとき、橋本と相談し、千葉グループにその後の方向性を示していることを、見過ごす事はできない。主導的かつ不可欠な役割を担った」
「弁解は事実に対する認識を欠いている。橋本に逆らっていた事実はない。被害者に資産がないことが判明しても、両親や知人に借りて集めるよう指示、パスポートや免許などを換金目的で奪った。利欲的で酌量の余地はない」
「事故の行為の重大性を認識しておらず責任は非常に重い」

と言ってましたが、他方、
「橋本が犯行の骨格を作っている。橋本が全体に及ぼした影響力は無視できない。
結果は被害者にとって不運であり、被告人にとっては予想外。前科がなく、若年、更正の余地がないとまではいえない。一応の反省を示している」
という感じで28年になったそうです

「一応の反省」…って裁判所も上っ面の反省だと思っているのでしょうか

こちらの裁判長、言い渡し終了後にも被告人に語りかけておりまして
「理由の中でも述べたけどね、あなたの事件での振る舞い見てると、自分の行動の意味、重さ、分かってなかったと思えてならない。
公判廷での態度見てても、それが変わったとは言えない。
拘置所の中で事件に向き合って風化させない事を行っていきたい、ということにウソあるとは思わないし、間違ってるとも思ってない。被害者への思いを認識してもらいたい…」

最後よく聞き取れませんでしたがこんな感じのこと言っておられました
被告人が自分の行動の重さを認識するのはいつのことでしょう
しかし共犯がいっぱいいる事件ってのは、当人が感じてる責任や罪の意識が小さいような印象を受けます

事件については、個人的にいくつか気になることが残っているので、ほかの共犯者たちの公判もノンビリ待ちたいところです


あ〜またしばらくシマダ検事の尋問を見れる日はなさそうです…さみしいです!
がむしゃらに働いて乗り切りたいです…というわけで今から仕事します…ではでは〜

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