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被告人のキャラが分かりづらい裁判員裁判

ちゃ〜

暑いですね〜

更新遅くなりましたが金曜日も引き続き山本剛を傍聴しました
最近、いくつか法廷を移動して複数の裁判を傍聴する事が多かったですが、久しぶりに1日じっくり傍聴してみました
そして奇跡の午前から傍聴…!

この日は証人尋問(被告人の友人)と、ハイライト・被告人質問でしたが、なんかどこかにも書いたり言ったりしたことがありますが自分は裁判員裁判だとなかなか被告人のキャラが理解しづらいです…
単純に時間的な問題があるとおもいます(以前のように長期間の審理を行わなくなった)

ま〜それでもこちらの被告人、なかなかキャラが立ってたので、若干は性格を認識できたかな…?という感触ですが…

ま〜とにかく話が長くて言い訳がましい男でした!
被告人質問の最後で「じゃあ一言事件について今の気持ち、言いたい事があれば…」と裁判長に促されてから、一言どころか延々しゃべり倒して、ノート1枚消費しましたからね…!!!!!

しゃべりすぎです

「今…ボクは、言われたように、謝る事すら…謝る事すら!……それすら、そんなの聞きたくないという風に言われてしまう…それだけ自分のした事が、とてつもなく大きいという風に思ってますしぃ〜(その後も延々続く)」

↑そして、芝居がかってます
ちょい泣きしながら言ってました

で、被告人の言ってる「謝る事すら聞きたくないと言われてしまう」ってことについてなんですが、こちらは被害者参加の裁判でありまして、検察官の後ろに被害者のお父さん、そして被害者側の弁護人が座っていまして、いつも傍聴しているのです

公判に先立ち被告人は被害者のご家族に、謝罪の手紙を送ろうとしたのですが、拒否されているという経緯があります
また同時に350万(だったっけな)の示談も申し入れして、断られてます

っていうか強盗致死で示談にしようっていう甘さが、ご遺族の神経を逆撫でするってことに気づいてないところもすごいんですが、この被告人の空気よめなさっぷりはまだありまして、
弁護側の立証の場面で、その「ご遺族に送ろうと思って断られた」という手紙を弁護人が読み上げたのであります

「読みたくない」っつってご遺族が拒否した手紙を、ご遺族のいる法廷で読み上げるっていう無神経っぷりなのです
そんなわけでご遺族にとって耳にも目にも入れたくなかった被告人の謝罪の手紙の内容が、ご遺族の耳に無理矢理入ってしまったのです…

そして、被告人質問の最後の方に被害者参加人として被害者のお父さんが尋問をしたのですが、そのとき被告人にその事を問いつめ「あなたの謝罪は聞きたくなかった!あなたに求めるのは死刑なんです!」と立腹、当然です

で、最後に裁判長から被告人に対して、何か一言、と促されたとき「謝る事も許されない…」って言った、という流れです

けどご遺族はそれすらも聞きたくないだろうな〜って思うんですけどね…
しかもむしろ、謝る事を許されてないということに対して、いささか被告人は不満に思っているかのような言いぶりなので、こりゃ心証悪いです(個人的に)
さらには被害者のお父さんのお名前を、弁護側は間違えていたというビックリなミス…まぁこれも相当心証悪いでしょう(おそらく裁判員にとっても)

被告人は法廷でこのように何度も謝罪を口にし、または「それすらも許されない」と言って憂鬱ぶってたんですが、個人的にはこの被告人、かなり裏表あるかな〜って思っちゃいました

そもそも被告人が勤めていた会社の同僚?から「アイツは金持ってますよ」と言われて信じて、裏もとらずに、同じ職場に勤めてたハシモトというヤクザに言い、金を巻き上げるための指南を受けながら実行、という流れでありまして、被告人質問ではしきりに「途中で計画をやめることはできなかった、ハシモトが怖かった」的なことを言ってたんですが、おそらくそれも少しはあるかと思うんですけど、当時の彼女には「ハシモトとつきあうとビジネス的なコネクションが広がる」というような事を言っていたらしく、ハシモトと付き合うことにメリットを感じていたようです

あとは、事件後、被告人は事件で巻き上げた被害者のパスポートやケータイ、免許などの所持品をごっそり友人に預け、自分は女友達とフィリピンに行っちゃったりしてまして、そこはかなり検察側に突っ込まれてましたw

本人的にはいっぱしのチンピラ気取りだったのかなぁ…


あと、やはりご遺族の気持ちっていうのは相当強いなと思わされるやりとりが、被害者参加人のお父さんの尋問であったのですが、
「あなた7月13日の法廷で息子の遺体の写真を見ましたね。生前の顔と全く違いました。でもその写真を見ているあなたは、まったく表情に変化がなかったね。……ね!
千葉グループの人間(集められた実行犯たち)は顔を真っ赤にして泣いて謝る方、顔に汗をかいてふきふきする方、または精神に異常をきたす方もいましたが、あなたは、全く、顔色ひとつ変えない!!!」

と被告人に浴びせました

被告人のことをず〜っと見ていたとは…
わたしはご遺族の怒りや無念、亡くした息子への愛情とか全部いっぺんにこの質問で感じてしまいましてドキドキしてしまいました

それから気になって審理のとき、時折ご遺族のほうをみると、やはりずっと被告人の様子を、ホント目もそらさず見つめ続けておられました


あとこの裁判、右陪席の裁判官がなんか妙に気になるんです!
「足立勉」さんって方であります
http://www.e-hoki.com/judge/71.html?hb=1
過去の判決を検索してみたのですが刑事のやつは出てきません!

質問タイムで、ちょっと威圧的に感じたことが何度かありまして、いままでどういう判決出してたのか気になってます…
わざとそういうイジワルっぽい質問してみてるだけなのかな〜?

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