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その前は大阪

うっかり忘れていましたが、現在発売中の月刊宝島に「怖い女の話」みたいなのを、阿曽山さん、北尾トロさんと3人で色々と話している記事が載っております
仕切り、進行含め、なんだかやたら適当な鼎談でしたが…
http://tkj.jp/takarajima/2010Jun/

そういえば連休の前、4月23日に大阪に傍聴に行ってきました
加古川七人殺し、あと姫路バラバラ殺人の公判が同じ日にある予定だったんです〜
が、直前に加古川の方が「弁論再開」と期日を取り消し、結果、姫路バラバラ殺人、高柳和也だけ傍聴してきました
これ、この日、加古川の公判だけだったら、いきなり直前に期日取り消されてワタシ発狂してるとこだったよ・・・

高柳和也の事件
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/9711/2005/a050513-1.htm

大阪の裁判所はいつ行っても明るくて開放的です
霞ヶ関はあんまり窓がないからなぁ…

そんな高柳和也、この日、裁判官たちからのなかなか興味深い質問タイムでありました
高柳クラスの被告人なのにフツーに小さい法廷でした…やっぱり霞ヶ関は傍聴人が多いんだなと実感します…
動機、事件の詳細について、また、被害者の遺体が全て見つかっていないのですが、残りの部位をどこに遺棄したのか、など話していて、わたし的には「えっ!これ大ニュースじゃないの!?」とドキドキしてましたが、常連の傍聴人の方々は「また言ってるよ〜」的な雰囲気で聞いており、彼はこれまでの公判で色々と供述が変遷したのかなとちょっと気になりました
どうなんでしょう

そして傍聴が終わり、大阪の傍聴人の皆様とロビーみたいなところでオシャベリしていたら、女性の傍聴人の方から、手作りのスルメイカのキムチ的なものをいただきました!!!
あと別の傍聴人からはラスク!
ザ・ハートフルタウン・大阪・・・!!!!!!
ありがとうございます!

ところでこの道中、こちらの「警察庁長官を撃った男」って本を読んでいたんですが、あまりのすごさに、往復の新幹線で読み終えてしまいした

3月末に時効が成立して「オウムのしわざ」と異例の会見が行われた、国松長官(当時)狙撃事件のことが題材になっております

事件好きは分かるでしょうが表紙は八王子スーパーナンペイの事件やらでも一時期注目された中村泰です
なので表紙を見れば、はは〜んオウムと警察は言ってたけどこの本は中村が犯人だと言うんだな…とストーリーが9割は分かってしまうのですが、ではなぜ中村が容疑濃厚だとしながらも時効が成立してあの会見になったのか、また容疑者だと分かった過程、中村という男、そして捜査の状況、などなど、この事件において知りたい事がほとんど知れる内容であります
私はこの著者の文章がすごい好きなのですが、サラッとしつつもアツい感じで、しかも妙に難しい表現を使いたがっていたり、オレはここまで知ってるぞ、とプンプン臭わせる童貞臭さがあります
構成も映画みたいにうまくまとまっています
好き嫌いあると思いますが、個人的には、題材、内容、構成、文章、どれもかなりの高得点です

一般人が真偽を知るすべはあまりないので、内容が真実かどうかっていうのがこの本に限らずノンフィクションを読む上でいつも気になるところではあると思うのですが、この本はまず、時効直前に発売しておきながら、時効の日にどういう会見がなされるか、ってことを書いてあるんですよ
そこでまぁ単純な私は鳥肌立ってしまって、この本はかなり取材をして書かれてるぞ、と思い、引き込まれてしまうんですが… 真偽はホントのところどうなんでしょうかね…
肝心の、中村というジーさんの人となりも、ものすごい面白いです、あの老体でそんな人なの!?てなかんじでかなりのギャップ萌えを演出している結果となっております

あまり内容について書くと読む人の楽しみを奪ってしまうと思いますので、ただただオススメとだけしか言えないところが恐縮です
とにかく今年のベスト1だとおもいます、たぶん
未解決事件に興味のある方は面白く読めるのではないでしょうか…

こういう本を見ると、あ〜私が書く必要ないな〜とかやる気を失いそうになるのですが、前向きに頑張ってみようとおもいます
sun

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