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2010年5月

Y字路2回目とか

そしてメンズサイゾー連載第2回目は、
「動機の見えない放火殺人」
http://www.menscyzo.com/2010/05/post_1301.html

実はいつか本にしたいと取材をしていたのですが、結局こちらに書きました
熊谷の放火殺人です
こちらも有名事件なので伏せ字でも分かってしまうかと…

更新は日曜だそうです
おそらく「社会」カテゴリhttp://www.menscyzo.com/society/
上に上がっていくようですので今後ともよろしくお願いいたします


ところで、また最近読んだ本ですが(本ばかり読んでるんじゃねーよと罵られそうですが)
なぜだか読んでいなかった「徳島ラジオ商殺し事件」

殺人事件史とかの本でチラッと読んではいましたが、まさかこんなに気の毒な事件だとは知りませんでした!
わたしの無知ぶりを笑って下さい!

殺されたラジオ商の内妻であり、自らも傷を負った身でありながらなぜか疑われ懲役13年の判決を受けてしまった茂子さん…
ネタバレですが(っていうか事件にネタバレも何もないですが)、何度もめげずに再審請求を行い、ついに徳島地裁が再審を決定したときには、すでに茂子さんは帰らぬ人となっていた……
っていう死ぬ程気の毒な話です!!!!!
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage115.htm
逮捕から有罪判決、そして二審のところあたりの気の毒っぷりが見ていられなくて読むのに難儀しました!

上の書籍では再審を決定したあたりで終わっているのですが、1985年に無罪判決が出ております
で、真犯人についてもこの本では触れられていないですが、それについて色々と取材している書籍もあるようなので、読んでみようと思います

しかしこの本では当時の徳島地検の恐ろしさにビックリさせられました
公判で検察の意に沿わない供述をしたり、調書と違うことを言おうものなら、裁判所の外でその関係者を待ち伏せして、即、偽証罪で逮捕したとありました
正義の名の下に動いているはずの検察がアンタッチャブルなヤクザみたいなことになってます

あとこの本では当時の法廷の中の写真なども掲載されており、現在の裁判所との違いを見るっていう意味でもなかなかヨイ資料だと思います
現在は法廷の映像は出るけど被告人は絶対映さないですが、当時は被告人のいる法廷を写真撮影できたんだなぁ、とか…

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一瞬人間になった加藤、それを見てニヤける報道

こんにちは〜

今日は朝から秋葉原連続殺傷事件の公判を傍聴しました〜
ここのところ、ずっと定員割れのようです
傍聴券アリの裁判ですが、券は余りまくっています
しかし!遅れて行くと先日のように傍聴券をもらえない可能性がある…
そんなわけで早起きを頑張りました…

ほとんどスッピンで家を出たにも関わらず、交付締め切り時間ギリギリに電車が到着したため、クロエの10センチヒールサンダルで霞ヶ関の階段を全速力で駆け上がる、という離れ業を霞ヶ関の人々に見せつけてしまいました

着いたころにはフラフラです

その甲斐あって、締め切りに間に合い、定員割れで余りまくってる傍聴券を無事手に入れる事が出来ました


昼間、今井さんにお会いしたとき、すかさず先日の「余っている傍聴券を地裁がくれなかった」事件について報告しました
私はこの件に関してまだ怒りまくっています(おかげで狂犬と呼ばれています)
今井さんもこの事件に驚かれた様子でありました
「地裁の所長に言った方がいい」と言われましたが知り合いじゃないしなぁ…
そんな話をしてるとき、私のスッピンに気づいた今井さんから、眉毛くらい描いてきなよ!と叱られました…


と、そんな地裁の人間ドラマはさておき、今日の公判ですが、相変わらず証人尋問で、弁護人が調書を不同意にしたばっかりに、関係者らは法廷に出てきて再びあの日の思い出したくないようなことを話さなければならない、という気の毒な状態が続いております
弁護士の売名行為か…?被害者たちの傷に塩を塗るような非人間的な真似してまで、顔を売りたいのかい…?と弁護士&その弁護士に従い続けている被告人に対して相当悪い感情(と勘違いの憶測)を持ちつつ傍聴を続けております

そして、被告人に刺されたという男性が午後イチで出廷し、その後、休廷を挟んで、その男性の妻が出廷したのですが、ここで事件が起きました

なんと被告人が泣きました…!
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100525/trl1005251734018-n1.htm

その妻は娘と一緒に3人で秋葉原に出かけ、事件に遭遇、夫が刺されたのを目の前で目撃しております

法廷ライブはちょっと被告人の様子について足りないので補足すると

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東京地裁11階の職員は…

久しぶりに東京地裁にアタマにきました〜

横浜に月曜行って、その後の曜日は東京地裁で傍聴をしていたのであります
そんで、先週金曜、ひさしぶりにアキバ通り魔加藤智大の公判があったのです
ご存知、こちらの公判は毎度毎度、傍聴券交付されます
傍聴券交付の裁判ってのは基本的に、法廷の前か交付所で傍聴券をもらい、法廷の前で荷物を預け、職員によるボディチェックを受け、長々と法廷の前に並んで、、、って、非常にめんどくさいプロセスを経てやっと傍聴できます
で、傍聴券も「抽選」と明記してあっても、定員割れであれば全員に傍聴券が配られます

前日は遅くまで仕事をしていたので、この日の加藤公判はあきらめ、午後から別のものを傍聴しようと思っていたのですが、なじみの傍聴人たちから「今日は定員割れだよ!」とラッキーな知らせをもらいました
であれば、午後から傍聴できるのでは…??

今まで、色々な地裁高裁で、外れたり、少し遅く法廷に来たりしたとき、券が余っていて裁判所に在庫があれば、職員さんがくれたりすることが多かったのです
そして、マスコミがバイトを雇って傍聴券を当てすぎて、結果、誰の手にも渡らない傍聴券というのも出てくることがあり、そういうときは、法廷が満席にならないのですが、このように空いている席があれば入れてくれるというところもありました
近いところでいえば、東京高裁は券が余っていると職員さんが快く法廷に入れてくれます

そんな気分で、午後の法廷の前、職員さんが傍聴人を整理している場所に赴き、「あの〜、券があまっていて空席があるって聞いたのですが…」と尋ねました

すると「券は余ってるのですが、もう券は配っていません」との返答!

わたしは何人もの傍聴人から「席がガラガラだよ」と聞いていたので、ちょっと食いついてみようと
「席がたくさん空いているなら入れるんじゃないですか…?」
と言っても
「券がない人は入れません」
とアホみたいな一点張りです
「席が空いてても裁判所は券を配らなくて、それで傍聴できないんですか?」と念押ししても
「券がない人は入れません、もう配ってません」
とのことでした

他のを傍聴するつもりで来ましたが、この「券があるのに配らない、そして法廷はガラガラ」という事態に納得いかなくなり(しつこいです!)普段職員さんたちがいる地裁の11階、部署名は忘れたのですが刑事事件を取り扱う部署に乗り込みまして(すいません!)そちらの職員さんにも同じ事を聞いてみましたが、
「券がない人は入れません、もう配ってません」
と全く同じ返答でした!

傍聴券が余っているのに、傍聴券を配らなくて、そのせいで入れないなんて…!!!!!!!!

なにが「市民に身近な裁判」だよ!

地裁11階の職員はホント意地悪な人が多いな〜
傍聴人らで「ジャガイモ顔」と呼んでる職員さんがいるんですが、昔、交付所の列を離れてトイレに行ったとき(職員さんには許可を取って行ったのに)、戻ると「あなたが席を外してる間に定員オーバーしたのであなたは見れません!」とかウソいわれたこともあったしなぁ…(実際には定員に達してなかったのです)

傍聴人を仕切る仕事しちゃってるせいで、自分たちが偉い人みたいに勘違いしちゃってんですかね〜
必要以上にイジワルに思えますなっ

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横浜港バラバラ殺人

また更新が滞っておりましたが、、、しかも古い情報ですが、、、、
先週月曜はこちらの判決を見に行っておりました

「横浜港の2男性遺体:3被告に有罪判決--地裁 /神奈川」
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100518ddlk14040247000c.html

麻雀店の経営をめぐり、男2人が殺されバラバラにされ、横浜港で見つかったという事件であります
こちら、まだ主犯&実行犯クラスは公判前整理手続き中でして、今回は、実行犯に誘われて、地元岐阜から上京、ホテルでの監禁の見張りと、バラバラになった遺体をホテル客室から車に運ぶ役などを手伝わされた3人の公判であります
審理も見ていましたが「東京でちょっと手伝ってほしいことがある」的に誘われてみたら殺人と死体遺棄の事件に巻き込まれた、という感じで、少し気の毒でした
とくに、三田っていう被告人はすごく正直に話してるように思えましたが、意地悪な検察官に「調書にはこう書いてありますが?」みたいに、能力のない検察官が使う常套句で責められており、こちらも若干気の毒でした

法廷はいつも岐阜から来たと思われる関係者の方や、被告人の友人(たぶん)らで満席でした
で、この判決の日もそうだったんですが、この3人クラスの罪で、なんと主文が後回しだったんです
ギリギリ実刑か執行猶予かっていう事件だったので、関係者の方々はハラハラしていたことと思います…
30分くらい引っ張って、やっと主文が伝えられましたが「懲役3年、未決勾留日数○日を算入…」とかいかにも実刑っぽい言いっぷりだったので、実刑なのか…?と私までハラハラしましたが、最後の最後で「この刑の言い渡しから5年間…」と執行猶予判決…
法廷は泣いている人もおりました

こちら、関係者1人はまだ逃亡中の事件だそうですが、今どこにいるのでしょう…

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連載が始まりました〜

おはようございます〜

お知らせですが、こないだの日曜から、メンズサイゾーという媒体にて連載がはじまりました〜

タイトルは「女のY字路」!
横尾忠則先生にあやかりたいという浅ましい気持ちと、Yという文字が女の股間に見えなくもない…と無理矢理なこじつけが入り交じったタイトルであります


http://www.menscyzo.com/2010/05/post_1237.html

第一回は埼玉、上尾の大家殺害事件!
伏せ字ですがおそらくお分かりになるかと…

こちらでは女の凶悪犯罪を取り上げていければとおもっています
日曜更新です
すぐ終わるとおもいますが、がんばります・・・・

日刊ゲンダイでも細々続いておりま〜す
どちらもよろしくおねがいします


ところで今日は午後から大阪高裁で高柳和也の公判があるのですが、金欠で残念ながら行けません
どなたかご覧になった方がいらしたら、情報教えて頂けると非常に嬉しいです・・・・

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「路上で将棋指すな」と人を刺した男の初公判

どうもーっ

昨日は昼からタイトル通りの、こんな事件の初公判を傍聴しました
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090913/crm0909132016016-n1.htm
裁判員裁判です

上記記事によれば、現場は台東区清川なので、いわゆる山谷、ドヤ街です
山谷のアッパーな爺さんの初公判、大して人もこないだろうとタカをくくりつつも、ちょっと早めに法廷前に行ったら、すでに行列ができておりました
霞ヶ関はホントに恐ろしいところです
(今日の午後はガラガラでしたが…)

争点は殺意の有無でした
殺人の公判はほとんどが、殺意の有無か、責任能力ですね…コロシばかり見ている自分にとって、もうこれらの争点、飽きた!!!
殺人っていうのはよほどのやる気がないとできないと、自分は思います
また責任能力を争うとどうしても公判が長引くのですが、以前紹介させていただいた「終身刑の死角」って本によれば「鉄は熱いうちに打て」というノリで、やった事について罰を与えるのは早い方がいいとありました…
完全に逆いってる気がします
確かに、時間が経ちすぎて、被告人も当時のことを思い出すのが大変なんじゃないか?って思う事はよくあります


ところでこちらの被告人、事件当時なんと82歳で、殺人を含む前科12犯です
完全なる荒くれ者ですが、日本を代表する寄せ場である山谷に住みながら、路上にホームレスが寝る事を異常に毛嫌いしており、道路の掃除や駐輪場の自転車管理もかかさない潔癖っぷりでした
住むところを完全に間違えているのではないかと思います
生活保護受給者であり、ドヤに住んでるとのことで、経済的にしょうがないのかもしれませんが…
しかし、潔癖なところを見せつつも、近隣の焼き鳥屋さんに「オレは人を殺して20年刑務所にいたんだ」など、右手をポケットに突っ込みながらドスのきいた声で脅していたともいいますので、なんとも人間は奥深いですね

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その前は大阪

うっかり忘れていましたが、現在発売中の月刊宝島に「怖い女の話」みたいなのを、阿曽山さん、北尾トロさんと3人で色々と話している記事が載っております
仕切り、進行含め、なんだかやたら適当な鼎談でしたが…
http://tkj.jp/takarajima/2010Jun/

そういえば連休の前、4月23日に大阪に傍聴に行ってきました
加古川七人殺し、あと姫路バラバラ殺人の公判が同じ日にある予定だったんです〜
が、直前に加古川の方が「弁論再開」と期日を取り消し、結果、姫路バラバラ殺人、高柳和也だけ傍聴してきました
これ、この日、加古川の公判だけだったら、いきなり直前に期日取り消されてワタシ発狂してるとこだったよ・・・

高柳和也の事件
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/9711/2005/a050513-1.htm

大阪の裁判所はいつ行っても明るくて開放的です
霞ヶ関はあんまり窓がないからなぁ…

そんな高柳和也、この日、裁判官たちからのなかなか興味深い質問タイムでありました
高柳クラスの被告人なのにフツーに小さい法廷でした…やっぱり霞ヶ関は傍聴人が多いんだなと実感します…
動機、事件の詳細について、また、被害者の遺体が全て見つかっていないのですが、残りの部位をどこに遺棄したのか、など話していて、わたし的には「えっ!これ大ニュースじゃないの!?」とドキドキしてましたが、常連の傍聴人の方々は「また言ってるよ〜」的な雰囲気で聞いており、彼はこれまでの公判で色々と供述が変遷したのかなとちょっと気になりました
どうなんでしょう

そして傍聴が終わり、大阪の傍聴人の皆様とロビーみたいなところでオシャベリしていたら、女性の傍聴人の方から、手作りのスルメイカのキムチ的なものをいただきました!!!
あと別の傍聴人からはラスク!
ザ・ハートフルタウン・大阪・・・!!!!!!
ありがとうございます!

ところでこの道中、こちらの「警察庁長官を撃った男」って本を読んでいたんですが、あまりのすごさに、往復の新幹線で読み終えてしまいした

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福岡に帰省してアノ人と会う

どうもーっ

連休は福岡に帰ってました

この事件の現場である能古島(のこのしま)に行ってみたりして…
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100509/crm1005091201005-n1.htm

展望台に上り遺体の流れたルートを確かめてみたり…
R0012806

途中で廃墟に入ってみたり…(自分、廃墟っていうか路地裏好きです)
R0012804


志免炭鉱に行ったり…(自分、炭鉱好きです)
R0012819


そして市橋達也が立ち寄ったというマンガ喫茶に行ったり…
R0012826

充実しました

で、最後の日には、こちらの方と飲みました〜!(この件、許可を得てますっ)

http://makino-law-office.p-kit.com/default.html

いまは弁護士の牧野忠さん!!!

なんと!本ブログの傍聴記にもたびたび登場されている方であります!

ジャ〜ン

http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/12_2a15.html
清水、伊藤、渡辺ら、詐欺グループ仲間割れ殺人事件の控訴審の公判担当検察官であり、また古くは福岡高裁での松永太、緒方純子ら、北九州連続監禁殺害事件の公判担当検察官であった、元検察官、いわゆるヤメ検です

実は一緒に飲むのはこれが初めてではなく、すでに何度目かの再会であります
経緯はいろいろ割愛しますが、1年前くらいから、勾留、じゃなくて交流が始まりました〜

最近牧野さんは福岡のTNCっていう局の番組にコメンテーターとして出演されていたり、週刊新潮にコメントを寄せたりもされております

いや〜しかし公判で見ていた人と飲んだりするって不思議だしすごい事だなぁ〜と、毎回つくづく思いますが、本当にありがたい限りです
この日も楽しいお話と美味しい食事で有意義な帰省となりました

福岡はホント、食べ物おいしいですね・・・

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