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殺人:後藤良次 陽気暮らしの確定死刑囚

【被告人名】後藤良次
【日時】2010/02/08 1330~
【場所】東京高裁 622号法廷
【罪名】殺人

 まだまだ記憶に新しい上申書殺人!
http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/13-7956.html
↑こちらは主犯の三上の記録です 結審まで追いかけましたが書いていません…ちなみに後藤の裁判も追いかけましたが書いていません…
 ちなみに水戸での後藤の公判では、法廷で関係者のヤクザらしき男性に話しかけられ、危うく電話番号を教えるハメになりそうでした…。地味なモテない系の私ですがヤクザや元ヤンに好かれてしまうのは何故でしょう、筑豊オーラでも出てるのでしょうか…。

 後藤はすでに別件で死刑が確定していますが、三上が不義理を働いた事に怒って、隠していたこの事件を告発、捜査が始まり逮捕者ぞくぞく…という流れです。(書籍「凶悪」参照)
 一審は水戸地裁、判決は懲役20年です。死刑確定者に懲役20年……。
 別件の、死刑が確定したときの事件はこちらに詳しく載っております。いつもこちらのサイトは愛読しております。
http://shadow9.seesaa.net/article/114844724.html

「暴力団組長後藤良次は、水戸市内で知人である茨城県常陸太田市の人材あっせん業(当時33)に体面を傷つけられたと激怒。
2000年7月30日未明、元暴力団員小野寺宣之被告(無期懲役が確定)と共謀して乗用車に監禁。約1時間後、両手両足を縛ったまま水戸市下大野町の橋上から那珂川に投げ込んで殺害した。
2000年8月20日夜、宇都宮市内の元自動車販売業の知人男性(当時37)が不義理を働いたと憤り、小野寺宣之被告ら5人と共謀して、男性やその友人である同市の飲食店店員(当時24)ら4人を男性宅で監禁。
4人に覚せい剤を注射して店員の女性を急性薬物中毒で死亡させた。他の3人に灯油をかけて部屋に火を付け、さらにこの3人の胸部をハサミで刺し重傷を負わせ、乗用車などを奪った。」

↑アッパーにも程があります

 水戸では傍聴人が数える程しかいなかったんですが、この日の東京高裁は満席でした。こういう事態は多いですね……。

 被告人ですが一審のときと変わらずウインドブレーカーみたいなの上下に、黄色のレンズのメガネ、坊主頭、と、いかにもヤクザでした。
 でもなんか雰囲気がちょっと丸くなったような感じがします。
 こちらの被告人には係の人が4人もついていました!凶悪の名に恥じない警備されっぷりです。しかも、係の人の服が、いつもの警備員みたいな警察みたいな、その服じゃなかったです。確定死刑囚は扱いが何かと違うのでしょうか。

 被告人側が控訴し、理由は事実誤認、量刑不当です。証拠調べでは被告人質問が採用されました。弁護人からです。

「あなた懲役20年の判決受けましたね、それに控訴してる。アナタの方で、一審判決、納得いかないとかそういうことある?」
「……事実、私が関わった事件ですから、自分が上申書出して、公になったわけですが、もうすこし、別の面で、アレしていただきたい。私自身も、被害者に反省見せてるんで」←アレするって…

 あと当時覚せい剤をかなりの量使用していたので責任能力には問題がある、と一審と同じ事を言っていました。

「それから、刑に不服あるようだけど、どういったとこで?」←確定死刑囚なのに懲役刑に不服が…!?
「計画に乗って実行したが、約束された金銭を受け取っていません。被害者の家族からの依頼も受けたわけですから」
「依頼者の家族も有罪判決を受けてますね。でもみんな、アナタより刑軽かった」
「ハイ」
「多少、不満ある?」
「そりゃ、あります」

 と、三上から約束の金を受け取っていない事を未だに不満に思っていることや、依頼者である家族が自分より刑が軽かった、と不満を漏らしていますが、反省はしているようで

「月命日、手をあわせて冥福祈ってます」
「別の事件(宇都宮)の被害者もね?アナタの行為が原因で亡くなった方に手を合わせてるの?」
「ハイ」
「いま、面会来てくれる人いる?」
「弁護士と、あと、許可になってる人、数名いますが、今年入って一回だけ。私の知人ですね」
「他にあなたの方でしてることとかは?」
「ま、私なりに、ま〜、それなりの、モノには残してないですけど、今、自分としてはちょっと、自分の知らない宗派なんですけど、天理教なんかを覚えて、ちょっと……」←なぜだか歯切れが悪いです、照れてるのでしょうか…
「どうして宗教に関心を?」
「というよりも、たまたま本を見たってこともあるし、シャバ…あっ、外にいたとき、天理教しか知らなかった。確定すると、宗教の先生と面接できるから。それで、少しずつ本なんかも借りて…今後は冥福を祈り、罪を償っていきたいです」
「三上は控訴審でも一審と同じことを言ってた。これについては?」
「三上自身は三上自身が償わなきゃですけど、私は私なりに、自分にできる範囲の反省をしていきたい」

 なんと、陽気暮らしの天理教を勉強しているとは。地味に驚きました。

 こちらの裁判は3月17日に判決が言い渡されましたが、あっさり棄却されました。

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