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伊藤塾で裁判官のお話を聞く

いい知らせはいつも今井さんが運んでくる……
ということで、昨日は今井さんからお誘いいただき、
伊藤塾で行われている連続講演会「日本国憲法と裁判官」第6回を聞いてきました
ゲストはなんと、、、虎井寧夫氏・堀内信明氏であります!!!!

虎井さんは以前福岡高裁で北九州連続監禁殺害事件の裁判長を務めていらして、現在は東京簡裁にいらっしゃいます。堀内さんはすでに退官されています。が、一昨年、東京簡裁で行われたリサイクル条例違反の無罪判決を出した方です。(この条例違反で当時、かなりの人数が裁かれており、裁判官も数名、別々の法廷で裁判をやっていたのですが、私は堀内さんが出した無罪判決は傍聴しておらず、別の裁判官が出された有罪判決の方を傍聴していました…)

そんなお二人のお話、イヤハヤとんでもなく貴重なものでありました!
堀内さんは相変わらず、しゃべりが子守唄チックで「あぁそういえば数年前の簡裁ってこういう感じだったよなぁ…」と遠い過去を振り返りながら危うく夢の中へ…というキワドい状況になりかけもしましたが、話の面白さのせいか一睡もせず、今井さんも私もメモを取り続けておりました……。

ブログに書いていいのかちょっと分からないので、詳しい話は差し控えますが(こんなことまで言っていいの?と思うような話もあったりしたので)、私が一番印象に残った話は
「弁護人は証拠上ややムリがあっても自白の任意性がないという主張や無罪の弁論をすることがよくあり、このような経験が重なると無意識的に被告人の主張に対する一般的な評価が下がる」
というものでした。

傍聴してる一般人(自分のような人間)でも、例えば痴漢裁判で、どうにも逃れられないだろうというような状況下でも否認を続けている被告人を見たり、例えば凶悪事件で客観的証拠が揃っているにも関わらず「刑事に脅されて調書を作成した、蹴られたり殴られたりした」などと、必死に調書の任意性がないと主張してきたりする被告人を見たりするにつけ、「これだとマジで無罪を争っている人がいても、発見しづらいよなぁ、ホントにやってない被告人は大変だ」という思いを持っていたのですが、やっぱり専門家もこの点、問題にしているのかぁ、と……。
被告人を弁護する立場である弁護人のテクニックが、逆に、冤罪を生む原因のひとつになっているのか、と皮肉な印象を受けました。
個人的にはけっこうな発見でした。

終了後、「会場までの道すがら、一品299円の激安居酒屋を発見した!」と2人で喜び勇んで、とある居酒屋に駆け込んだのですが、酒も料理も全て量が少なく、ションボリしたといいます……。

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