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殺人等:三上静男 栗山さんの遺体を氷水につけて…(3/3)

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http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/23-709d.html
こちらの続きです

「ウオツカは栗山さんの体内に少し入りましたが、吐き出してむせていました。ソファに戻ってタバコを1本吸うか吸わないかの時間で、またウオツカを…自分はソファに戻りました。
(三上は)2度飲ませていました。左手で起こすようにして右手で瓶を口に入れて…」
「そのときウオツカは栗山さんの体に入りましたか?」
「入ってました。見てたんですが、ウオツカが一気に減ってったかんじで、なくなったんで」
「どのくらい?」
「瓶の半分…テーブルに置いたとき、半分残ってたんで、それくらいかと。
そのあと栗山さんは倒れて、全く動かなくなりました。
13日の午前2時か3時頃だと思います」

その後、被告人と後藤がなにやら話をして、後藤の指示によってメンバーが動き出します。
(清水と沢村は仕事があったらしくこの顛末の途中で家を出ています)
事務所へ向かうため、栗山さんの死体をエルグランドに乗せました。

また、このエルグランドですが、後の小野寺証人の尋問で、死体を運ぶためにこの車で来るよう指示されたというようなことを言っていました。

「私と小野寺と後藤と三上…4人で運びました。栗山さんの状態、もう全く動かなくなってましたが、亡くなってはいませんでした。車に乗って、栗山さんの首筋を見て分かりました」

その後、事務所へ車を走らせている途中、後藤から
「生きてるか死んでるか、見ろ」
と言われ、何度か栗山さんの生死を確認します。

「2回目に言われたときには亡くなっていました。1回目に手首の脈、あと首の脈が見えたんで…プクプクしてました。2回目は手首で、心臓に耳を当てたり、口に耳を当てたりしました。その結果、亡くなってる事が分かったので、後藤に報告しました」

「何て報告したんですか?」
「死んでます、と」

すると助手席に座っていた被告人が後部座席に移動して来て、栗山さんの脈などをはかり、生死を確認したのち
「あー、死んでるよ」
と言いました。

その後、証人は後藤から
「お前もこうなりたくなかったら、これからやることを手伝え」
と言われ、死体の遺棄に手を貸す事になってしまいます。

「事務所について、栗山さんを車から降ろし、裸にして、浴槽に水を張って、その中に氷を入れて、栗山さんの体を冷やしました。後藤の指示でやりました。私と三上でつけました」

「水風呂に入れたのは?」
「死亡推定時刻を遅らせるためだと後藤から聞きました。そのあと後藤は『胃にウオツカがあったらまずい』と言って、ホースを口に突っ込んで、胃を洗っていました」

その後、栗山さんに服を着せて、行き倒れにみせかけるよう、山の中に死体を遺棄しました。

この方法が功を奏したのか、実際、警察は当時、事件だとは思っていなかったようなので、恐ろしい限りです。


引き続き弁護人からの質問になりました。
あまりコレといった質問がなかったので、抜粋というかんじで…

「今回、後藤の上申書から始まったこの事件…記事で読みましたか?」
「刑務所内で読みました。後藤が3件の事件についての上申書を提出したと読みました」
「そのあと、刑事が来て取り調べしたんですか?」
「ハイ」
「最初は何と言ってたんですか?」
「知らない、みたいなかんじで言ってました」

何回目の取り調べで自供したかなど、詳しい点は「覚えていない」と曖昧でした。


続いて左陪席裁判官からの質問です。
「当時、後藤のことはどう思っていましたか?」
「ヤクザもんで、小野寺の上の人間…絶対逆らえない怖い人…」
「頼まれると断れない?」
「全く断れないです」

そんな後藤の写真…MEPHISTのキャッシュしか見あたらないですが、どうぞ!
http://209.85.175.104/search?q=cache:BSZPaqvZ5WMJ:shadow99.blog116.fc2.com/%3Fmode%3Dm%26no%3D125%26photo%3Dtrue+%E5%BE%8C%E8%97%A4%E8%89%AF%E6%AC%A1%E3%80%80%E6%B5%A6%E7%94%B0&hl=ja&ct=clnk&cd=1&client=safari
mac以外で見れるでしょうか…


また報酬については
「報酬、という形ではないです。三上が面会に来て…宇都宮の事件で…合計で30万もらいました」
とのことです。
結局三上が独り占めに近い形だったのでしょうか。

栗山さんにはスタンガンを使ってできた傷、2センチくらいのやけどのような痕がたくさん残っていたそうです。

裁判官の中で、こちらの左陪席裁判官の質問がいちばん輝いていました。


そして、検察官からの補充の質問で、栗山さん殺害前に、後藤から10万円もらっていることが分かりました。
「いつも、やってもらってるから、小遣いだ、って…ジーさんが金を作ってくれたからと」
「あなた、今はそれがどういう風にして得た金か知ってますか?」
「はい、分かります」

栗山さんが生前作らされた借金がこうして消えていったのかと思うと、本当に恐ろしい人間たちだなと思います。。。
こちらの証人も起訴されてません。

そして午前の証人も午後の証人も、反省の言葉は一言もありませんでした。。。
起訴されてないし、質問の範囲が決まってるからしょうがないのかもしれませんが、そのせいか、この裁判がやたら乾いた感じに思えてしまいます。
殺人の手法は地味ですが長期間に渡って殺害計画を敢行するという点で殺意の強さを感じるし、そういう意味で凶悪さは突出しており、さらには被告人や共犯者に葛藤とかが全く感じられないところが怖いというか、もう怖さを超えて、現実感がないというか、そんなかんじです。

反省や葛藤がないというのは本当に恐ろしいですね…


この日の審理はこれで終わりました。
この公判は検察官がゆっくり質問してくれるので非常に聞き取りやすかったです。
次回は小野寺証人です。

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