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殺人等:三上静男 この日が来たかな、と(2/2)

更新します!

http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/13-94dd.html
こちらの続きです
ムックの締め切りが終わった開放感につつまれたまま、また間が空いてしまいました
開放感につつまれすぎていました


小野寺は「ゴトウから栗山さんを殺す話をもちかけられたことはないと思う」と言っていました。
「思う」ってのがいささか怪しいです。
「栗山さんに保険がかかっているとは聞いたが、協力したら分け前をやるとは言われていません」
とのことです。
生前、栗山さんは昼間に鳥の世話をしていたそうです。

(豆知識ですが、栗山さん殺害直前の平成12年7月29日~30日に、証人は後藤と殺人事件を起こしています)

また、事務所で後藤が栗山さんに対して行っていたいじめについては、髪の毛を虎刈りにする、眉毛を剃るなどのものだったそうです。相変わらず微妙なイヤガラセをしております。


栗山さん殺害の平成12年8月12日のことについては、以下のように話していました。
「記憶が定かではないですが、暗くなってから事務所を出て三上の自宅に向かいました」
「ついてから、飲み物、あなたは飲まなかったの?」
「飲んだ記憶はあります。ソフトドリンクを飲んだかもしれません」
「栗山さんは酒を飲んでいましたか?」
「その場では飲んでいませんでした」←?
「『線香をあげに家に帰りたい』とは言ってなかった?」
「言葉は聞きませんでした」

そして殺害の瞬間は別の部屋で電話をしていたと言っているので、その辺のことは飛ばされ、殺害後、死体を捨てにいったさらにそのあとのことについて尋ねられていました。
「死体を捨てにいったそのあと、事務所にあった栗山さんの荷物や服を処分しましたか?」
「しました」
「後藤に言われて?」
「そうです」

その後はこの事件が発覚したきっかけとなった新潮45の記事のことに話が移りました。

「今回の裁判、後藤が新潮45という雑誌に記事を掲載したのが発端ですよね。あなた、読みましたか?」
「読みました」
「いつ?」
「しばらくしてから…」
「読んでどう思った?」
「この日がきたかな、と…」

「あなたや浦田のことを舎弟って書いてありませんでした?」
「ありました」
「あなたや浦田が、栗山さんを殺す時に手を貸したって書いてなかった?」
「ありました」
「それ読んで、どう思った?」
「………悔しかった………」←超〜小さな声で
「後藤が意図をもって嘘をついたとは思いました?」
「思いました」
「引き込んで共犯にしているとは?」
「思いました」

この辺は後藤と話が違うようですが、小野寺は無期懲役で服役中で、今度殺人で起訴されたらさらに刑期が延びたりするor死刑になる可能性もあるようで、そういうことを考慮に入れると、この話をどこまで信じたらいいのかは微妙です。


質問の弁護人が代わり、質問は続きます。
こちらの弁護人からは死体を遺棄するときの様子をけっこう聞かれてました。
「遺体を捨てる場所、三上が指示しました。『ここ入ってみようか』という指示の仕方でした。
死体は、できるだけ不自然さがないように捨てました。運ぶ前に、『朝、酔っぱらったまま栗山さんが家を出た』ということにしました。自分で車に乗っていって、そのまま道に迷ってと…現場には酒をまきました」


再び質問者が検察官に戻りました。
こちらの検察官は、車内で後藤が話した殺害計画を証人が聞いていないということについて追求します。
「栗山さんを殺害して保険金を手に入れるという計画ですが、浦田は、栗山さんが事務所に住む前に車内で後藤から聞いたと言ってたんですよ。で、その車に証人も乗っていたと話しているんですが、あなた、本当は聞いてたんじゃないですか?」←そうですよね〜
「…聞いてなかったと思う」←思うって…?
「それは、聞いてないのか、聞いたけど忘れたのか、どちらですか?」←追求が厳しいのは大好きです〜
「…個人としては、浦田は嘘つく人間じゃないので、あったかもしれません。ですが、私の記憶にはありません」←苦しさ満点〜

どうも、殺害計画は聞いている風です。

また、後藤と一緒に証人も栗山さんに虐待行為を行っていたのでは、という質問には「それは、ありました」と答え、具体的には
「スタンガンを押し付けた…三上もやっていたと思います」
と答えていました。

次に男の検察官に交代し、質問は続きます。
「今回の栗山さんが被害者の事件…平成17年の終わりから警察や検察から話を聞かれるようになったんですよね。その中で、警察や検察が、あなたについて、起訴しないから話しなさいと約束された事はありますか?」
「それはないです」

まあ、約束を敢えてしなくたって暗黙の了解とかかもしれませんし…(心底疑い深くてすみません)。


裁判官たちからの質問です。
「後藤は、新潮の記事で嘘をついていると思ったって言ってましたけど、どの部分ですか?」
「まず…私や浦田は舎弟ではないし、死んだ清水も舎弟ではありません。栗山さんにウオツカを無理矢理飲ませてもいませんでした。そういう部分、なんで嘘つくのかなって」
(後藤は清水が死んだ事で、被告人が関係している一連の事件を口外することを決心しました)

「あなたがウオツカ飲ませる場面にいなかったってこと?」
「はい」

証人は大事なところはその場にいないし、肝心なところで言葉を濁すのであんまり信用できません。

右陪席裁判官は、栗山さん殺害時に隣の部屋で電話をしていた証人が、声をきかなかったかということを結構聞いてましたが
「聞こえなかったと思います」
とまた微妙な答え方をしていました。

栗山さんが死んでから、栗山さんに保険金がかかっていることを聞いた、とも言ってました。


裁判長からの質問です。
「栗山さんが一緒に生活するのはどうしてかっていうこと、あなたはどう思ってました?」←ホントに裁判長っていい質問をしますね!
「清水かと同じように、借金整理するため、家にいれないから、こっちで…と…」
「栗山さんを預かったのは早く死なせるためとは思ってなかったんですか?」←最高の質問です
「今は思います。でも、当時はそこまで…」
「借金のためにと?」
「当時はそういう認識でした」

「それにしては毎晩酒を飲ませてますよね。それはどうしてだと思いましたか?」
「当時はそれほど(飲ませている)と思わなかった…」

「8月12日、夜、被告人の家に行く事になったとき、そのとき、エルグランドを持ってくるように指示があったということですね?」
「あったんじゃないかと」
「それで何か感じる事は?」
「いえ、後藤の指示には従ってました」
「勘ぐったんじゃないかと思うんだけど?」←死体を運ぶためにエルグランドに乗っていったということを本人も感づいていたのか確認してます
「そういう気持ちはありませんでした」←嘘くさい!

「栗山さんが酒を飲まされたりとか、飲んだりとか、全然見てないの?」
「12日の夜は、そういうのより、床に正座したまま後藤に頭を下げてたっていう記憶の方が強いです」


こんなかんじでモヤモヤっとして小野寺証人尋問は終わりました。
けっこう、色々隠してるな〜というかんじです。

その後自分はというと、
次回、次々回は証人尋問でしたので、傍聴はしておらず、その次の被告人質問を傍聴しています。
また追って書かせていただきます。

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