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強盗殺人等:清田龍也 遺族の意見陳述(1/2)

【日時】2008/10/27 1315~
【場所】さいたま地裁 301号法廷
【罪名】住居侵入、強盗強姦、窃盗、強盗殺人、強盗未遂

川口で発生した強盗殺人事件です。
コンビニATMで、被害者の服を着て金を下ろそうとする犯人の姿が報じられた事で有名かと思います。
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10058647608.html
過去の公判の様子はカテゴリ「エロ目的」からお探しください。

てか、もうこの裁判は判決が出ています。ホントに書くのが遅くてすみませんが判決は無期懲役、ちなみに同じ日に衣里タンの裁判が東京地裁であったため、傍聴はしておりません。


この日は訳あって朝から埼玉の裁判所に来てました。
なので、いつも遅刻ぎみの清田裁判に遅刻せず並べてしまいました。
抽選でしたが、ハラハラしつつも定員割れで傍聴券をゲットし、法廷に入ります。
被告人はいつものように貧乏そうなヨレヨレの白いシャツに黒いズボンをはいていました。

求刑の予定ですが、まずは遺族の意見陳述です。
遮蔽の申し出があったそうで、パーティションが証言台の周りに置かれました。

渡辺さんの妹さんです。
早口でしたがメモを取れた分だけ…

「今までの裁判で、事件の詳細が語られ、心が張り裂けそうになりました。
私も一人暮らしをしていましたが、想像しただけで恐ろしいです。

犯行は身勝手で残酷で、清田の事を許す事はできません。
テレビで、見覚えのある姉の服に着替えた清田が怖くて忘れられず、今も寝る時は電気をつけっぱなしにしています。
歯磨きをしていても背後が気になります。
この恐怖のトラウマは一生消える事はありません。
お姉ちゃんは被害にあいながらも必死で抵抗していました。最後まで生きたいという意思表示をしていました。正義感のあったお姉ちゃんらしいです。
殺意があったかなんて、どうでもいいです。そんなことをしたら、どうなるか分かるはずです。
事件のとき、私は姉の遺体の身元確認をさせてもらえませんでした。あとから聞いたら、あまりに残酷な姿を見せられなかったとのことです。
人をそんな姿にしてしまう清田は、人間ではありません。
これから姉に与えられるはずの、幸せや笑顔を清田は全て奪ってしまいました。

事件のとき、家にものすごい数の報道がやってきました。マスコミはお姉ちゃんの事を調べ上げ、家族が見た事もない写真がテレビに出ていました。姉は何も悪い事をしていない被害者なのに、なぜ勝手に全国のテレビに流れてしまうんだろうと、窮屈な気分で過ごしました。
マスコミを避けるため、偽名を使い、隠れるようにひっそり火葬しました。

寂しがりのお姉ちゃんのことですので、事件発覚までの2日間、とてもとても寂しくて悲しい気持ちでいたでしょう。
お姉ちゃんとはまだまだ、話したい事がありました。ショッピングとか色々なことを一緒にしたかったです。
お姉ちゃんが好きだった曲を聴いたりすると、涙が出てきます。
誕生日の日はお姉ちゃんが夢に出て来ました。事件が夢なのではないかという錯覚に陥ってしまいます。本当に、これが夢であればと思います。

わたしは、お姉ちゃんに会いたくなると、お墓に行きます。
不安な時も同じです。
お姉ちゃんが好きなタバコやお酒を供え、お姉ちゃんが好きだったガーベラを飾って手を合わせます。

お姉ちゃんの死は、まだ見ぬ被害者を救ったと思います。
清田は、事件が発覚しないと、また同じ事を繰り返したと思うからです。

私はお姉ちゃんの分まで一生懸命生きようと思います。
天国にいるお姉ちゃんに迷惑をかけないようにしたいです。

お姉ちゃんをこんな姿にした清田は、二度と刑務所から出て来てほしくありません。
お姉ちゃんがかえってくるのが一番だけど、それがかなわないなら清田を一番重い刑にしてほしいです」


最前列に座っている、ご両親と思われる方は涙をぬぐっています。


引き続き、渡辺さんのお父さんからの意見陳述が行われました。
こちらは遮蔽はないです。

「…これまでの公判を忘れようとしても、ひとときも頭を離れません。
被告人と弁護士の陳述は、公判という立場上、想定していましたが、弁護内容に驚きました。
身体障害を持つ子供がいるという同情的背景を強く訴えていました。
しかし、遊興に明け暮れる清田は、弱者の女性をターゲットにした犯行を重ねており、もはや人間とは思えません。
精神鑑定、何を根拠にしているのか。
何が殺意の有無だ。

沙織以外の事件については、ある意味、家族のやり切れなさを一層強くさせます。
被告人質問で、新たに憤りを覚えました。
都合の悪い事に反論するその姿に呆れました。言い訳に終始し、弁護士すら戸惑ってしまうような言葉遊びは、空しささえ感じました。
沙織は必死に抵抗したのに、誰も駆けつけ、通報しなかった。
そして無惨に清田に殺されました。
沙織は必死に助けを呼んでいたのに、何もできなかったのが歯がゆい。

公判のたび、遠い田舎から毎回出てくるのは大変で、辛いものがあります。
犯人清田を目にするだけでも苦痛です。だが、沙織のため、見届けようと傍聴を続けています。

どうして、清田を人間と言えるか。
用意周到に犯行を繰り返した事は明らかで、証拠隠滅能力と知恵を十分に持ち合わせていた。
偶発的ではなく、発覚しなければ、清田の犯罪は続いたに違いない。
真面目に働き、親に望みを乗せる人並みの夢を(←ここちょっと不安です)、清田は奪う権利があるのか。
遺品に手をやるとき、テレビを観るとき、沙織と同じ頃の人を見るとき、なんで沙織が…と思いつつ、しっかしりなければと自分を奮い立たせます。

家の掃除をしていると、事件前に私達夫婦が沙織に野菜を送った時の送り状がありました。
あのときの元気な電話でのやり取りを思い出し、夫婦は悔しさの時を過ごしました。
何かはき違えてる事件が多く、見つからなければよいと考えて犯行を犯すことは無視できません。

犯人の清田に言いたい!
どうして娘の命を奪ったのか。どうして、真面目に働いて借金を返そうとしなかったのか。
犯罪者の親を持つ子の気持ちがわからないのか。

沙織を返してほしい。沙織のことを思うと清田を死刑にしてほしい。
そして、沙織と私達が、決して消える事のない傷を背負って前向きに生きて行かなければと切に思います」

被告人はずっとうつむいていました。


ホントに、この被告人は自分の悪い状況ばかりを強調する態度が目立ちましたが、家族や被害者にこれほどの悲しみを与えているということに気付いているのか、と聞いてみたいです。


その後、強盗未遂の被害者の調書が読み上げられ、それらを受けての被告人質問(弁護側から)が少し行われ、被告人は反省を語っていましたが、声が小さくて話になりませんでした。
そして検察官からのご意見が始まります。
(つづく)

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