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殺人等:三上静男 ホントに凶悪でした(1/3)

【日時】2008/10/15 1000~
【場所】水戸地裁 210号法廷
【罪名】殺人、強要、詐欺

全てやることを終えたので、書きます!

殺人罪などで死刑が確定した後藤良次死刑囚が塀の中から上申書を書きました。
他にもコロシをやってる、という内容です。
それが発端となり、逮捕されたのが、こちらの被告人、三上静男です。
初公判では「私はシロです。命がけで争います」などと全面否認したそうです。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/080801/ibr0808010238001-n1.htm

そして、今回私が傍聴した期日の前には、当の後藤良次が登場しておりまして、それはもう傍聴界は大変な騒ぎでした(と思っています)。
ちなみに寝坊して傍聴はしておりません…
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20081008ddlk08040081000c.html
「先生」と慕っていた被告人を「三上」と呼び捨てにしたそうです。

ここ結構くわしいです
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/kikaku/071/


上申書には数件の殺人が書かれてあったのですが、初公判のニュースによれば、どうも起訴されているのは1件だけのようです。
栗山さんという老人の死亡保険金を狙い、肝硬変&糖尿の栗山さんを軟禁して酒を飲ませ続け、殺害したという事案です。
詳しくは「凶悪」という本に載っております。

法廷は新しい建物・南館にある210号法廷でした。
裁判長は鈴島晋一さん…とっても若い方です。

そして凶悪・三上静男はどんな男かと思っておりましたが、勾留されているのに色黒系、グレーのシャツに黒いズボンを履いている初老の男でした。眉毛がボーボーで田舎風です。
ノートを広げて机の上に置いており、公判の間中、しきりにメモを取ったり、後ろにいる弁護人と、これまでの被告人の中でみたことないくらい大きなひそひそ話をしたりしていました。
争う気が満々のようです。

この日は証人尋問で、午前は沢村証人です。

栗山さんが軟禁されていた被告人所有の家に居候してました。
ちなみにこちらの件で証人は不起訴になっているそうです。
(MEPHISTのキャッシュ参照)
証人は後藤良次らと宇都宮で男女5人を監禁して死亡させたという事件で有罪判決を受けており、現在受刑者です。

検察官から質問がはじまりました。

と言いつつ、本当に申し訳ないですが自分は意識が遠のいたり近づいたりと散々な有様だったので、午前に関してはあまりしっかりした記録が残っておりません。すみません。
ちゃんとメモしている分だけ書かせて頂きます。

証人と被告人が知り合ったのは昭和58年4月くらい、知人の紹介です。
結婚式の時に仲人もお願いしている仲のようです。

そして、平成12年4月、当時商売をしていたヤクザの人とトラブルになり追い込みをかけられ、被告人所有の家に住むようになったとのことでした。

ここで、Kという男と被告人との関係を確認されていましたが、この人間がどういう役割を果たしているのかは分かりませんでした。
http://matsubakaikei.at.webry.info/200701/article_26.html
もしかしてここの図にある工務店経営者でしょうか…?
頻繁に家を訪ねる仲だったと証言していました。

そして、同年7月に、栗山さんが、証人のやっかいになっていた被告人所有の家に来る事になります。
前日か当日かに、家族と一緒に栗山さんが訪ねてきたそうです。
栗山さんが来るということは、事前に被告人から聞かされていたとのことでした。

被告人からお茶を出すように言われて、お茶を出そうとした時、事務室から女性の声で「死んでもらって保険金を…」という内容の話が聞こえてきたそうです。
この件は家族が殺害を依頼してます。
(家族は起訴されてないのでしょうか)
関わっている全員が人間の心を持ってないような事件です。

栗山さんはその日からこの家に住む事になりました。
その日の夜、被告人から、栗山さんには死亡保険金がかけられており、会社も倒産してる、死亡したら6000万円おりることになっており、3000万円を被告人が手に入れることになっているので、そのうち500万円ずつ分けるから、と説明されます。
被告人になぜ保険金が入るかということについては、殺害を依頼されたからだと述べていました。

証人は被告人から、栗山さんの身の回りの世話を言い渡されます。
お金が入るので承諾しました。

栗山さんは来た当初からお酒を飲まされていました。
最初は進んで飲んでいるような様子だったそうです。
酒の席には、被告人、後藤良次、浦田、小野寺、そして証人などが同席していたとのことでした。

「栗山さんは1日どれくらい飲んでいましたか?」
「相当飲んでました」
「酒を飲まない日はあったんですか?」
「いや、記憶にないです」
「毎日飲んでいたんですか?」
「はい」


最終的にはもう飲めないと栗山さんがコップを逆さにしたりというように、酒を拒んでも、またそのコップを元に戻し、被告人と後藤良次が酒を注いでいました。
「オレの酒が飲めないのか」
などと言ったりして、簡単には拒めない雰囲気だったようです。

そのうち栗山さんは「腹が出てきたのと、むくんで」きて、トイレも自分で行けなくなってしまいます。
証人がかかえてトイレに連れて行ったり、そうでなければ、おもらししたりするようになりました。
(かわいそうです…)

7月末に、一度栗山さんは失踪します。
それから、飲ませ方がもっと激しくなり、昼間も酒を飲ませるといった状況だったようです。

「断っても断っても飲ませる…一度寝ちゃって休むんですが、起こしにきて飲ませる…」

地獄です。

「おもらしするようになったので、布団の下にブルーシート敷いたり、布団が乾き切らない状態になりました」

そして話題はいよいよ、後藤から殺害を依頼された時の事に移ります。
(つづく)

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