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殺人等:金田洋子 Kが犯人だと言う前はAが犯人だと言っていた被告人(2/2)

http://tk84.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/12_ce63.html
つづきで〜す

間髪入れず弁護人からの質問が始まりました。
結構長かったんですが、かいつまんで書くとまず被告人よりも先に出頭した共犯とされるKさん(平成18年12月20日出頭。詐欺罪などで起訴されておりすでに裁判は終わっています)が出頭した時に何と言っていたかという質問になり
「同居している被告人が、付き合っている男を殺したようだ。その死体が被害者宅の床下に埋まっているのではないか」という趣旨のことを言っていたと述べていました。
「殺人の告白を受けたと聞いている」とのことです。
それ以前に被害者の家族から捜索願が出ていました。

そして、それに基づいて被害者宅の床下を捜索したところ、実際に死体が出てきたので殺人事件と断定し、捜査を行ったとのことです。
その流れで、出頭したKさんは死体損壊、遺棄には関与してないと判断したとのことです。
その根拠は
「Kの話に一貫性があり、Kの供述に沿って裏付けが取れていった。また遺留品の購入は被告人1人でやっている」など細かい要素が挙げられましたが
「要するに捜査官の勘ということですか?」と聞かれ「はい、そうです!」と元気いっぱいに答えていました。

また、被告人は平成18年9月18日〜19日の間に被害者を殺害し、23日までに死体損壊、遺棄を行ったとして起訴されているが、その間のKのアリバイ調査はおこなったのか、としつこく尋ねられており、ちょっと立腹しながらアリバイはあるというような話をしていました。

引き続き、被害者宅が犯行現場とした根拠は?と聞かれ、天井その他部屋に血痕を発見し、そのDNA鑑定で被害者の血痕であるということが分かったからであると述べていました。

さらに、事件に使われたとされるポリエスタスリング、手斧など主尋問で述べられた道具について、これらは被告人が他のものと一緒にそれぞれ何度かに分けてホームセンターで購入したという裏付けが取れているとも主張していました。

弁護人の交代や休廷をはさみ、引き続き、不当な取り調べを行っていたのではないかなど、否認事件につきものの質問を延々行ったりしていましたが、証人は取り調べ担当の刑事ではないのでそこまで詳しい話は分かりませんでした。

またまた話は移り、共犯のいる否認事件につきものの「Kが被告人に罪をなすり付けていると疑ったことは?」という質問になりましたが、そういった可能性も含めて調べをすすめ、そうではないと判断したと強く言っていました。


質問はかなり長い間つづきましたが、ホームセンターでの凶器の購入についての話題がとっても長かったです。

そして終盤になり、
「被告人の供述に信用性がないと言ったが、調書になってないことで変遷ある供述はありましたか?」
という問いに
「…最初、被告人は犯人について、Aという男が怪しいと言っていました。Aが自分と結婚したがってる。だから、自分と交際しているMさんを殺したんじゃないかということ、言ってました。
しかし、本件当時、Aが入院していると申し向けると、黙り込んだ。
そのあと、Kが、犯人だと言うことを言い出した。(←刑事ならではの断定系でしゃべってました)
自分と問答してると、さらには、犯人はカツラ、女装のKが、後ろからMさんに抱きつき、首を絞めて倒し、ダンベルで頭を叩いて殺し、私はダイニングキッチンの窓の向こうからそれを見ていたといい、変遷した!」
と、被告人の供述の変遷ぶりを生々しく伝えました。

どうも、被告人を犯人だと断定するには証拠が少ないのでしょうか?
この日だけでは何とも言いづらい裁判でした。

被告人はずっと笑っているような不思議な顔をして目を見開いて話を聞いているようでした。

引き続き傍聴していこうと思います。

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