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高見澤勤:群馬の元組長射殺事件

【被告人名】高見澤勤
【日時】2008/07/18 1330~
【場所】東京高裁 429号法廷
【罪名】死体遺棄、殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反、窃盗、火薬類取締法違反

「高崎の元組長射殺:稲川会系総長ら4人逮捕 報復の構図解明へ」
http://gokudousokuhou.blog95.fc2.com/blog-date-200702.html

 群馬県高崎市島野町の「サンピア高崎」で05年10月、山口組系の福本陽一幹部(当時56歳)が射殺された事件で、県警捜査本部により稲川会前橋一家総長の山下真史容疑者(42)ら4人が14日、逮捕された。同事件直前に同会系の渡辺良夫組長(当時61歳)が射殺される事件があり、報復とみられる。今回の逮捕で山口組と稲川会による一連の報復事件は全容解明へ大きく前進した。

 調べなどによると、事件の発端は同年8月。稲川会系組長だったが破門となり山口組に出入りしていた福本幹部の自宅に同会系組長ら数人が襲撃し、金属バットで殴るなどして重傷を負わせた。これに対し、同組系組長の高見沢勤被告(51)=公判中=らは犯人探しを始め、渡辺組長に接触。情報提供や傘下入りを求めた。だが、渡辺組長は拒否し、同年9月4日に安中市の路上で射殺された。翌5日、別の同会系組長が拳銃を持って高見沢被告宅を襲撃。そして10月、福本幹部が射殺される事件が発生した。


と、今週はヤクザ裁判ばかりみていますが、こちらの裁判の控訴審第一回公判を傍聴しました。
傍聴券交付でもないのに、警備法廷になってました。
ギリギリに法廷前について、荷物を全部預けて、列に並びます。
ふ〜つかれた〜

法廷に入ると、傍聴席と裁判官や被告人のエリアの区切りのバーのところに、アクリルみたいな壁がつくられていました。
ヤクザ仕様です。

こちらの裁判は一審が前橋地裁で行われており、死刑判決が言い渡されてます。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080204-316506.html

被告人は上下白いジャージに、坊主頭です。普通のおじさんってかんじです。

この裁判は、被告人側による控訴です。控訴趣意書の読み上げによるとどうも事実誤認の主張のようでした。

実行犯にピストルを渡したのは、殺すことを含んではおらず、あくまでも脅しのために使えという意味で渡したのであって、被告人の冤罪は明らかである、とか、共犯者は真の犯人で、被告人に罪を着せている、など完全に冤罪だという主張をしていました。

でも結局争点が不明確だったので、裁判長(最近よく見る安廣裁判長)が
「争点は…?こちらの裁判、原審では公判前整理手続きが採られて争点は明らかだったはずですが…」
と聞くと

「公判前整理手続き自体が不十分だったと言いたい!」
と原審での公判前整理手続きについて否定し始めました。
なんだかずいぶん遡っちゃってます。
なんで一審でもっとその争点をきちんと明らかにしておかなかったのか、と聞かれると弁護士はまたまた

「こちらにも問題はありましたが、法曹三者の問題でありまして、なぜ、こんなに不十分な状態で整理手続きが終わったのか、三者の問題です!」
と連帯責任を主張しておられました…

そんなかんじで、ごねた結果、被告人質問が行われることになりました。
だいぶ先ですが…

20分くらいで裁判は終わってしまいました。

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